新しい価値を生むためには何が必要なのか?
株式会社ロボケンは、ITや人工知能の力で日本の科学技術の発展に貢献し「最先端技術で新たな価値を創出」ことを理念としています。
「最先端技術で新たな価値を創出」とは一体どんなことをするのか?と思われますよね。
新たな価値を作るためには、新たな事業を展開することだと私は考えています。
新しい事業を始めることは、新しい雇用を生み出し、新しい雇用から新しい出会い、新しい化学反応が生れるかもしれません。
新しい事業というのは、現在株式会社ロボケンが取り組んでいる、研究機関発ベンチャーが持つライセンスや商品の販売サポート、研究機関への寄付金の推進、不動産や資産管理のWebサービスの展開などにあたります。
新しい事業を始めることと、科学技術の発展に貢献する事は関連があるのだろうか?
また別の疑問も感じられることでしょう。
私は新しい事業をスタートさせることで、日本の科学技術や基礎研究力を向上させたいという想いを強く持っています。
そのためにはデータの蓄積と獲得、そしてデータを活用できる人材が重要だとかんがえています。
ビッグデータが低コストで手に入る時代
幸いなことに現代は、SNSを利用してデジタルな場所で企業と消費者が繋がれるケースが爆発的に増えています。
デバイスや商品自体がインターネットを経由しているので自然とユーザーデータが蓄積されるケースもあります。
旧来であれば消費者のデータはグループインタビューやアンケートをハガキで送付するなど手間とコストが掛かかっていました。
しかし、現代なら取得できるデータの量も種類も桁違いです。
スマートウォッチなどがいい例で、身に着けているだけで個人の心拍数や体温が日々溜まっていくんです。これが10数年前に、心拍数のデータを獲得しようとしたら医療機関に行って器具を付けて計測して数値を入力する必要があったんです。
そう考えるとウェアラブル端末やIoTの普及って革命的ですよね。
ビッグデータと簡単にアクセスできるようになった事は我々の様なベンチャーにとってもメリットが多いと感じています。
データ活用技術の向上
データの獲得が容易になったのに比例してデータの活用技術も進化しています。
高度なアルゴリズムも発明されていますし、ビッグデータを短時間で演算できる分散処理の仕組みもレベルが上がっています。
ニーズとシーズとウォンツ
商品開発やマーケティングの分野ではニーズ志向、シーズ志向といった言葉が使われます。
一般的に下記の様な認識をされています。
Needs(消費者視点)
消費者が商品やサービスに求める必要性や欲求
Seeds(技術・生産視点)
生産者、開発者が提供できる商品やサービス、技術、ノウハウなど
ニーズ志向
ニーズは「顧客の潜在的な欲求」であり、ニーズを起点としてサービスや商品開発をおこなうことをニーズ志向と呼んでいます。
ニーズ=現在の消費者の需要と捉えれば、需要が途切れない限り売れる商品やサービスを作りやすいメリットもあります。
ただ競合している商品やサービスが多く、市場を独占するまでには至らないでしょう。
シーズ志向
かたやシーズは元々の言葉の意味は「種」を表しますが、マーケット分野では自社の持つ技術力やリソース、ノウハウ、企画力、アイデア等を指す言葉です。
自社のシーズを活かした商品やサービスの開発や展開をシーズ志向と呼んでいます。
自社の持つ技術を活かして新しい価値を創出する、市場を広げるという意味合いが強くあります。
新しい商品やサービスが上手く消費者のニーズと結びつけば、市場を独占できるメリットや先行者利益を得ることができるのでシーズ志向の企業は多く存在します。
ニーズとシーズのバランス
企業においてはニーズとシーズをバランスよく保ち、消費者のより明確な需要であるウォンツに対するマーケティングを行っていく必要があります。
それでいくと弊社ロボケンはこれまでは「AI開発」に注力しすぎて、シーズ志向に寄り過ぎていたと思います。
元々ロボケンでは「脳型AI」を開発したいという想いから会社ができました。
しかし、現在では一社単独での研究にも限界を感じ、より多くの研究機関と連携するように働きかけています。
以前よりももっとニーズ志向に寄った会社経営を行うために、新規事業の展開を積極的に始めました。
これまでよりも消費者の行動データが獲得できる事業を展開し、獲得したデータを自社のAI技術で商品やサービスに結びつけたいと思っています。
データを獲得してAI技術を向上させることでよりよいサービスや商品の提供が可能になります。そして、ロボケンが目指している「ITや人工知能の力で、日本の科学技術の発展」に貢献ができると考えているのです。
株式会社ロボケンでは幅広く人材を募集しています
新規事業の参入に伴い株式会社ロボケンでは
マーケター、ITエンジニア、AIデータサイエンティスト、デザイナー等々、
様々な職種の人たちを広く募集しております。
興味のある方は一度ざっくばらんにお話ししましょう!
カジュアル面談も行っています
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職種も幅広く募集しています。
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