Resilyで活躍するメンバーにフォーカスを当てたインタビュー。今回は、デザイナーからエンジニアになり、様々な制作をする中で、顧客に良質なUIUXを提供する事に熱い想いを持つエンジニアの後藤に、デザインとエンジニアリングを両立する彼がなぜResilyに入社したのか。その背景を語ってもらいます。
▼プロフィール文章
2013年にWeb業界へ興味を持ち、デザイン、Web制作の勉強を独学で始める。
その後、デザイナーとして就職し、自社やクライアントの様々なWebサイトやUI、パンフレットなどのデザイン業務に従事。
2018年にエンジニアへ転職し、SES、受託開発、自社サービスの開発など開発案件を経験。
2022年にResilyへジョイン。現在はプロダクトの機能改善、デザイナーと協力し、デザインシステムの構築に関わる。
デザイナーとしての経験がエンジニアの重要性を気づくキッカケになった。
これまでの後藤さんの経歴を教えて下さい。
約5年ほどWebデザイナーをした後、エンジニアに転職しバックエンドを中心に開発をしてきました。
1社目でアルバイトからWebデザイナーを始め、2社目にてWeb制作会社に派遣社員を経由して就職しました。受託制作にて様々なWebサイトのデザイン経験をしたのち、児童福祉施設向けのシステムを開発する事業部の立ち上げメンバーに加わりました。デザイナーとして、システムのUIと販促活動を支えるために必要なデザインはなんでもやっていました。
施設運営システムのUIをデザインしていく過程でいくつか他社のUIもデザインしてきたのですが、開発のことが分かるようになることで得られる視点があると感じました。そこでデザインからシステムまで一貫して作れるようになりたい、もっと使いやすいUIを考えるためにもエンジニアリングを身につけたいと思うようになり、エンジニアに転職しました。
エンジニアに転職した後は2社ほど経験しました。
1社目はSIerでクレジットカード会社や電力会社のシステム部門にエンジニアとして常駐し、クレジットカード会社ではメール配信システムの運用や電力会社では基幹システム・料金明細システム(Java/Seasar2)の開発していました。開発をするために転職したのですが、あまり開発を経験することができなかったことや選択肢の幅が狭く、もっと様々な開発経験を積みたいと思うようになり、転職しました。
2社目はSES、受託開発、自社サービス等をやっている会社で自社サービスの人材紹介サービスのリプレース・新規サービスの開発(PHP/Laravel)を経験しました。
その後、大手IT企業に常駐してコーポレートサイトの検索システム、防災コンテンツの模擬試験アプリケーション、募金システムのバッチ処理の設計・開発・保守(TypeScript/Node.js)などのプロジェクトに携わりました。ここでTwelve Factor Appの考え、マイクロサービスアーキテクチャ、スクラム開発、ドメイン駆動設計などに触れました。
技術や方法論に囚われる事なく、愚直に顧客が使いやすいプロダクトを提供する事ができるエンジニアを目指したい。
後藤さんはこれからどんなエンジニアになりたいと考えられてるのでしょうか?
デザイナーをしていた時の経験も活かして、デザイン領域にも踏み込み、デザイナーと議論しながらエンジニアとしての観点も盛り込め、良質なUXや優れたUIをプロダクトに落とし込めるようなエンジニアを目指しています。
元々、この業界に入ったキッカケが色々なWebサイトやWebサービス・アプリケーションを使っていて、自分も作れるようになりたいな、作れたら楽しそうだなといった興味から勉強を始めました。勉強を始めたときは特にデザイナーやエンジニアといった特定の職種を意識しておらず、デザインとエンジニアリングのどちらもやりたいなと思っていました。なので、デザイナーやエンジニアとしての得意分野はありつつも、最低限プロダクトを作っていく上で求められる技術は全て身につけたいと考えています。
そのためにも、まずはエンジニアとして自分ひとりでも要件定義や技術選定〜フロントエンド・バックエンド開発、環境構築やCI/CDパイプライン等インフラ周りのことなど、フルスタックエンジニアとして一通りできるようになることを目標にしています。
その後は使いやすいプロダクトを作ることを軸に特定の領域に限定せず、プロダクトに適したアプローチが取れるエンジニアとして成長したいと考えています。
ユーザーに良質な体験を届ける為にできる事は全てやる。業務の境界線をなくしたかった。
このタイミングで転職をしようと思ったのはなぜですか?
転職しようと思ったきっかけは、バックエンドだけではなく、フロントエンドもインフラもできるフルスタックエンジニアとして開発していけるようになりたいと思ったからです。元々、Webの世界自体に興味があってデザイナーを始めたのでデザインと開発に境界線のようなものを持っておらず、プロダクトを開発してユーザーに提供する上で必要なことは全てできるようになりたいという想いがありました。
本当はエンジニアになるときにバックエンド以外のこともやるつもりで転職したはずだったのですが、実際はバックエンドの経験ばかりが得られる一方でした。そろそろバックエンド以外の領域もやりたいと思い、転職活動をスタートしました。
デザイナーとして施設運営システムを開発する事業部の立ち上げに関わっていたときの記憶が強く残っており、プロダクトを使う人たちであったり、その人たちの業務の理解を深めることで良質なUXや優れたUIを提供できるようになると感じました。デザイナーをしていた時代より技術も圧倒的に進化した今、次はエンジニア側の視点で似たような体験がしたいと考えていました。
そこで新しく事業を作ろうとしていてそこに注力している・これから事業を大きくしようとしている会社で特定の技術領域に限定されず、一人ひとりの業務の幅が広そうなフルスタックエンジニアを募集している会社を中心に探しました。
CTO西方の魅力に一目惚れ。自分の理想像を見つけて入社を決めた。
なぜResilyにジョインしたかを教えて頂けますか?
Resilyとはマッチングするような形で知り、募集要項を見て、プロダクトを持っており、フルスタックエンジニアとして働けそうだと思い、面談をさせていただきました。
面談はCTOの西方にしていただいたのですが、知識の深さも技術の幅も広くフロントエンド、バックエンド、インフラと本当に全部やっていて、まさに自分の思い描くフルスタックエンジニア像でした。
OKRについては面談で初めて知り、会社の目標を明確にして、その上でチームや自分の目標とやることを決めていく。だから自分のやることがちゃんと会社が成長するための成果になるという話を聞いたときにとても理にかなっていると感じましたし、それをOKRを軸にプロダクトを開発して課題解決に取り組んでいると聞いた時はすごくワクワクしました。
面談後、すぐにOKRの本を買って週末に読み切ってしまったほど興味が湧きました。このような方法で組織の課題を解決することができるなら会社も成長でき、所属する個人としてもモチベーション高く働けそうだと感じた点で事業に魅力を感じました。
西方(CTO)の下で働くことができたらプロダクトを作るエンジニアとして更に成長できそうだと思ったこと、OKRを軸に組織の課題を解決しようとしている事業に興味を惹かれ、面接に進みました。
面接でCEOの堀江と話した中で近い将来のビジョンだけでなく、Resilyがさらに大きくなった先にどのような組織課題を解決できるようになっているのか、HR領域の中でどんなポジションになっているのかなど何手も先のことまで教えていただいて、まるですでにPMFを迎えているのではないかと錯覚するほど先が見据えられていると感じました。
他にも今までの失敗体験など、良いところばかりでなく今までの反省点なども語っていただけたことで経営者としての苦悩や人となりも垣間見えました。この人なら信頼もでき、尊敬できそうだという印象を受け、一緒に働いてみたいと思うようになりました。
技術スキルの幅も広く、経験豊富な西方(CTO)と組織課題という抽象度の高い課題に対してOKRへの深い理解であったり、今までの経験から基づく課題へのアプローチと考察力を持っていてプロダクトオーナーもやっている堀江(CEO)がいるResilyで働くことができたら、プロダクトを作るエンジニアとして、さらに成長できるだろうと確信しました。
これから会社が大きくなろうとしている今しか、こんなに近くで働くことは体験できないと思い、入社を決意しました。
こんなにすぐにフルスタックに開発できるとは思わなかった。
具体的に入社された後に今やってる事を教えて頂けますか?
直近ではフロントエンド、バックエンド、メール配信に至るまでのそこそこ大きな粒度の機能の開発を担当しています。
正直、すぐにバックエンド以外の業務に携われているとは思っていませんでしたが、西方(CTO)始め、様々なエンジニアの方に支援いただきながらフロントエンドの開発にも取り組んでいます。
他にはUX改善にも興味があるという話をしたところ、デザイナーと協力してデザインシステムの構築にも関わらさせていただいています。
デザイナーから今に至るまでのキャリアは自分の中では延長線上にあるので、エンジニアの仕事をしつつも、デザインにも関わりたいなと思っていたのですが経験上、デザイナーとの距離が遠かったり、デザインがいらないバックエンド開発が多かったのでデザインとの距離が近く、協力しながら働くことのできる今の環境がすごく楽しくワクワクしています。
なんでもチャレンジできる環境と、それを支えてくれる伴走の2軸が揃っている。
実際にResilyに入社して感じた事はありますか?
1つ目に事業、プロダクト、OKR、自分たちのいる市場だったりと今後開発に取り組んでいく上で事前に知っておいたほうが良い業務知識であったり、周辺の知識を身につけるためのオンボーディングがとても充実していました。
正直スタートアップということもあり、もっと何も用意されていないところに放り込まれて開発をしながらも悪戦苦闘しながらちょっとずつ身につけていかなければいけないものだと思っていたので驚いたと同時にすごくありがたかったです。
2つ目に定期的な1on1を実施していただいたり、業務中にも分からないことはないか、困っていることがないかなどの声がけをよくしていただけ、相談しやすい雰囲気があります。
バックエンド以外の経験がなかったり、Resilyで使っている技術が今まで経験したことがないものばかりで自分の能力でついていけるのか不安がありますし、今でも不安や焦りを覚えることはありますが、安心して相談したり、質問させていただいています。
3つ目に自分の想像していた以上に仕事の選択肢が広かったことです。
エンジニアになってから、今までデザイナーのバックグラウンドを活かせたことがあまりなかったのですが、Resilyではエンジニアとデザイナーの距離がとても近いと思います。
Resilyのデザインはデザイナーだけで完結しておらず、プロダクトオーナーもエンジニアもCSも全員で取り組んでいると感じます。
だからこそ、もっと使いやすくてユーザーに寄り添えるアプリケーションにするために自分もエンジニアという枠に囚われずに関わっていきたいと思うようになりました。
提供価値を高める為にプロダクトやユーザーと真摯に向き合いたい。そんな人が向いている。
今後の意気込みとResilyに興味をもっている人へのメッセージをお願いします。
Resilyに入社してから特にエンジニアでもデザイナーと密にコミュニケーションを取ることでデザインであったり、UX改善に関わることができると感じます。
デザイナーが作ったデザインを元に実際に動く形にするエンジニアだからこそ気付ける視点が多々あって、両方がうまく組み合わさったときに本当に使いやすいものが出来上がるのではないかと思っています。
そのためにもOKRや組織が抱える課題について深くまで理解し、フロントエンド、バックエンド、インフラと全ての領域で質の高いアウトプットを出せるように成長したいです。
その先にはデザイナーの話している内容をエンジニアが分かりやすい形に落とし込んだり、デザイナーとのコミュニケーションを密に取ることでResilyのアプリケーションをより使いやすく、UX体験の向上をリードしていけるエンジニアを目指していきたいと考えています。
Resilyには純粋に開発するだけではなく、自分たちが開発したものがユーザーにどのように届いて使われるのか、もっとプロダクト価値を高めるためにユーザーやプロダクトと真摯に向き合いたいと考えている人が合うのではないかと思います。
実際に入社してみると本当に優秀なメンバーばかりで、とことん追求して深い知識を身につけて業務に取り組んでいる方が多いです。西方(CTO)との距離も近く、知識や経験を惜しみなく提供していただけて、幅広い業務に取り組むことができるので確実に成長できる環境だなと実感しています。
エンジニアとしての探究心とプロダクトを自分たちの手でより良くしていきたいという熱い想いがあれば、きっと活躍できると思います
OKRや業界特有の知識についてはオンボーディングがあり、Resilyで使っている技術に関しては西方(CTO)を始め、色々なエンジニアの方に支えられながら開発に取り組んでいくことで必ず身につくと思います。
OKRの知識がない、エンジニアとしての経験はあるけどResilyの技術とマッチしていないという方でも、Resilyの事業に興味がある方はぜひご連絡いただけると嬉しいです。