みなさん、こんにちは!弊社運営ビジネスメディア「SELECK」で編集長を務める山本です。採用広報も兼務しております。
先日、弊社のメンバーがこんなnoteを公開しました。
ただの社員インタビューはつまらないからやめてええ
はい、でもやっちゃいます、なぜならおもしろいから(笑)
記念すべき第1回は、弊社メンバーを「母」のような愛情で包み込む、コーポレートメンバーの関口 真弓さん(通称:ぐっさん)。演劇の劇団員から始まり、スナック、区役所の職員、サイバーエージェントetc…これまで30以上の職場を渡り歩いてきたという異色の経歴の持ち主です。
そんなぐっさんが、今なぜRELATIONSで働いているのか…?そこには、独特のキャリア観がありました。
演劇からのスタート。「人を楽しませたい」が根底に
私は短大生の頃に演劇を始め、就職活動をせずに養成所に入りました。そこでお芝居を続けながら、お弁当屋さんのアルバイトで生計を立てる日々を8年ほど続けていました。
お弁当をスピーディーに作ることが特技で、今でも2、3台のレジを同時に扱えます(笑)
それはさておき、アルバイトを続けながら、2年にわたる養成所での稽古を経て劇団に入りました。そこで3年ほど経験を積んだ後、フリーの俳優になりました。
その後も色々な仕事に携わってきましたが、いつも「演劇」が私のそばにあって。
というのも、自分が出ている作品をお客さんが見て笑ってくれることが、すごく嬉しいんですよね。人前で演じる緊張感や、みんなでひとつのものを作り上げるところも面白くって。
何より「人を楽しませたい」という気持ちが、たぶん私の根底にあるんです。昨年は、社内の人には内緒で「キングオブコント」の予選にも出場しました(笑)
結果は1回戦で敗退してしまいましたが、めちゃくちゃ楽しかったですね。今年も、また挑戦しようかなと思っています。
30以上の職場を経験。「天職」だと思った仕事とは?
今まで、派遣やアルバイトなどの就労形態も含めると、実は30以上の職場経験があります。治験データの管理会社やデパートの販売員、スナックなど、様々な職場を転々としてきました。
その中でも、区役所の職員の仕事は、自分でも「天職かな」と思っていましたね(笑)地域のまちづくりを担当することになったのですが、それがもう本当に楽しかったんです。
例えば、ひとり暮らしをされている高齢者の方々とのコミュニケーションや、区の情報共有を目的として、週に一度、一緒にお昼ご飯を食べる会があったんですね。そこで私、たくさん食べるので、すごく喜んでくださるんですよ。
その笑顔が嬉しくて、ひとりで2人前も食べちゃったりして(笑)孫のように可愛がってもらいました。
また、毎年開催される地域の運動会では、町会の一員として参加させてもらいました。最初に参加したリレーでは、必死に走って、転びながらバトンをつないだんです(笑)
とにかく貢献したいと思って一生懸命やっていたら、地域のみなさんが喜んでくださり、「来年も出てね」と言ってくれて。地域の方々と一緒になって何かをしたり、喜びを分かち合ったりするのが楽しくて、本当に充実していましたね。
未経験から、Webディレクターへ!熱意で切り拓いた道
ですが、準公務員だったので雇用契約が最長で5年だったんですね。再試験を受けて継続することもできたのですが、また新しいことにチャレンジしたいなと思うようになってきて。
そこで次に選んだ道が、ITでした。当時はWebページの制作もまだ先進的なことだったので、純粋に「できたらカッコいいな」と思っていて(笑)デジタルハリウッド専門スクールに1年ほど通い、HTMLやCSSなどを学んで、実際にWebページ制作ができるくらいにはなりました。
その卒業制作でカレンダーを作った時に、区役所時代の経験が活きたんですよね。「日本の四季」をモチーフにしたデザインにして、手ぬぐいカレンダーを作りました。
また、Webページ制作の卒業課題では、Flashを多用した英会話教室のホームページを作成しました。それが優秀作品に選ばれて、企業のリクルーターも来場するクリエイターズオーディションに出ることができたんです。
結果、2社からスカウトをいただいたものの、選考には落ちてしまいました。そんな中、ITに特化した派遣会社のエージェントさんから、サイバーエージェントの求人があると聞いて。
そこで、選考を受けさせていただいたのですが、そこからはもう「とにかく入りたいんです。御社にしか入るつもりがなくて、受けに来ました」みたいな感じで、本当にもう熱意押し(笑)
正直、私くらいの技術レベルであれば他にいくらでもいるだろうなというのはわかっていたので、「必ず戦力になります」と話して。その熱意を評価していただき、デザイナーとして働き始めました。
派遣社員として入社し、正直、デザインは全然だめだったのですが、部署の上司が「コミュニケーション能力が高いから、ディレクターやってみたら」と言ってくれて。そして、3ヶ月目から社員になったんです。それから、ゲームのイラスト制作に関する進行管理のディレクションを3年ほど担当していました。
全くの未経験からプログラミングを始めて、ITベンチャーに入り、運良く社員になってディレクターを経験できて。新しい世界が拓けたような、そんな感覚でしたね。
RELATIONSへ。毎日「楽しい」が積み重なっていった
その後、別のITベンチャーをはさみ、リファラル経由でRELATIONS(以下、リレーションズ)に2016年5月に入社しました。現在は、労務を中心に、コーポレート業務全般を担当しています。
入社して半年ほどは、毎日「楽しい」が積み重なっていくような感じが続いていて。わくわくして仕事に集中できない、みたいな感覚でした(笑)
それはたぶん、仕事が楽しかったという以上に、「人」が楽しかったというか。よく覚えているのが、ある時、クライアント先のリモコンを間違えて持ち帰ってきたメンバーがいて(笑)そういう人とか、予想だにしない出来事が起こるので、ただただ楽しかったですね。
もうすぐ、リレーションズに勤めて丸3年になるのですが、今までの経歴の中ではわりと長い方です。なんで続いてるのかなって改めて考えてみると、人の魅力の他にも、「年長者だからできる」ことがある気がしていて。
それは、過去に無理をして体を壊した経験もあるので、みんなが健康で、笑顔でイキイキと働けることだったりするんですね。なんというか「母性」に近い感覚ですかね(笑)
みんながイキイキと働ける環境を作るために
昨年からは、有志のメンバーを募り、「チームヘルシー」という組織横断型のプロジェクトチームを立ち上げました。きっかけは衛生委員会の設置対応でしたが、今では定例ミーティングだけでなく、活動の幅を広げています。
例えば、Slackのデータを基にしたヘルシーシステムでの健康状態の監視や、健康おやつの導入、全社運動会の企画など、産業医さんやメンバーの意見を取り入れながら、様々なことに取り組んでいますね。
この3年間、組織としてかなり変化してきた中で、「大変なことも含めて楽しい」というのはすごく感じていて。
というのも、外部の研修に参加した時に紹介されている取り組みって、大抵のことはうちでも既に取り組んでいて。それを見ると、わりと最先端のことをしているんだなと思うんですよね。
未知なことに取り組んでいるからこそ、上手くいかないこともたくさんあるし、実際、課題だらけだったりします(笑)でも、「これが解決したらどんな会社になっていくんだろう」と想像するとワクワクして、それが面白いんです。
今後は、チームヘルシーの活動をもっと高めて、みんなの健康に関する悩みを社内で解決できるくらいになりたいなと思っていて。個人としても、マッサージ師やパーソナルトレーナーの資格も取りたいし、心理カウンセラーや医師免許だって取りたいくらい。やりたいことだらけです(笑)
母のような温かさで、みんながヘルシーに働けるような環境をこれからもつくっていきたいですね。
▼チームヘルシーで新設した保健室(血圧計も完備)
いかがでしたでしょうか? ぐっさんとは中途同期なのですが、インタビューを通じて知らないエピソードがたくさん出てきました。本当に、いつも母のように見守ってくれてありがとうございます。
RELATIONSには多様なバックグラウンドをもったメンバーが働いているので、今後も少しずつご紹介できたらなと思っております!次回は誰にしようかな。そして、いつにしようかな(笑)不定期ですが、お楽しみに!
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