画像はスターバックスサイト(http://www.starbucks.co.jp/cafe/kaga_bohojicha/?nid=tbn_01_pc)より
日経の記事にこんなものがありました。
あなたはお茶派?コーヒー派?
「コーヒー苦手」取り込む ゴンチャ、年間30〜40店舗。
「エスプレッソでほろ苦」大人のフラペチーノ スタバ、コーヒー入門にも」
ゴンチャ(http://www.gongcha.co.jp)は台湾ティー専門店で、弊社リフレクトのある原宿に、約3年ほど前に1号店をオープン以来、次々と店舗を出してきており、非常に人気だ。
スターバックスは言わずもがな、世界的に今でも人気のコーヒーショップ。
一時期からフラペチーノ人気が高まり、現在出ているのは「加賀 棒ほうじ茶フラペチーノ」
僕は、ここ最近、スタバのフラペチーノにハマっている。この前は記事にもある大人のフラペチーノ「エスプレッソアフォガートフラペチーノ」苦味と香ばしさがあるのが好みでこの2つは個人的ヒット。
その前は「マンゴー パッション ティー フラペチーノ」と「ストロベリーマッチフラペチーノ」甘酸っぱい果実シリーズだった。昨年の夏はメロンが売れていた。
今回の「ストロベリーマッチフラペチーノ」は過去最高売上だそう。
なぜ僕がスタバに今更ハマったか
自宅では豆を挽いたり、必ずドリップコーヒーを淹れたり、ドリップする際は必ず蒸らしの時間を入れたりと、一応多少なりともコーヒーは好きな方ではある。
もちろんスターバックスは昔からよく利用したし、フラペチーノも好きだった。
しかし、ここ最近は本当に行く機会が増えた。
それには理由がある。
2016年から提供されているスターバックスアプリだ。
スターバックスアプリは、最新情報や店舗情報など、今まであった所謂「ファンサイト」の機能だけではなく、「スターバックスカード」のバーコード決済が利用出来る。
スターバックスアプリ画面
モバイル決済は生活を変える
米国のモバイル決済事情で驚くデータがあった。
https://japan.cnet.com/article/35119641/
GoogleやAppleを抜き、利用率1位とのこと。
2010年からすでに始まっていたStarbucksのモバイル決済。早くから導入している事が要因かもしれない。
実際、僕自身、このアプリ(決済)のおかげで足を運ぶ機会が増えた。
ApplePayのようにスマホをかざして払いたいが、それでもアプリのバーコードを見せるだけで済むので非常に楽。財布を出して小銭を探す。この行為がApplePayに慣れた身体には非常にストレスに感じてしまうようなっていた。
更に現在、同社は「モバイルオーダー&ペイ」というシステムも導入している(日本未提供)
https://mobilelaby.com/blog-entry-starbucks-mobile-order-and-pay-not-coming-to-japan.html
これは、事前に注文・決済までアプリ上で済ませておき、受け取りにだけ店舗へ行くという流れ。
「モバイルオーダー&ペイ」はサービス開始から1年で600店舗でピークタイム時の利用率が20%超えるなど、1年間で3倍の伸びを記録。
との事。
ログインする理由
アプリはインストールし一度のログイン、設定でほぼ後はアプリの立ち上げだけなので楽だが、反面、インストールのハードルは高い。
逆にWebサイトやブラウザでのみ動くサービスサイトの場合はアクセスさえできればすぐログインして利用出来る。が、頻繁にログインする手間がある。
スターバックスのサイトは、一応登録はしていたが、ほぼ見たことがなかった。
メルマガも登録していたが、それでもやはり、めったに内容を読む事はなかった。
しかし現在、このモバイル決済のおかげで、アプリを立ち上げるだけでなく、普段使用する事も無いだろう機能「チェックイン」や「お気に入りの一杯」なんて機能も使ってみたりしている。もちろん、Webサイトからログインし「次はどんなフラペチーノが出るのかな?」と、所謂ファンサイトの機能も楽しんでいる。
初期設定やログインがやはり手間だが、この辺りはユーザー側の工夫で楽に出来る。
要は、「手間」に対して得られる「体験」が上回ってしまえば、こういったハードルは大した問題では無い。
「この情報は会員限定にしたい」
こういったシステムを考える際には是非、「手間」と「体験」を天秤にかけ、「ログインする理由」をどこかしらに仕込んでおきたい。