【レッドハット社員インタビュー vol.5】Solutions Architect レッドハットで働くとは・・・?社員のインタビューを通じて、様々な角度からレッドハットについてお伝えしていきます!
【レッドハット社員インタビュー vol.5】レッドハットで働くとは・・・?社員のインタビューを通じて、様々な角度からレッドハットについてお伝えしていきます!
第5弾の今回は、Cloud Solution Architectとして活躍するIさんです!
ユーザー企業からの転身でプリセールス未経験からレッドハットに入社し1年、これまでのキャリアや現在の仕事についてお話を伺いました。
ユーザー企業からの転身。レッドハットへのキャリアストーリー
レッドハットには2018年4月に入社しました。現在3社目になりますが、これまでの2社はいずれも、ユーザー系企業です。
「ユーザーに近い所でインターネットの世界に携わって行けること」ということを自分のキャリアの軸に持っており、新卒でインターネットサービス企業に就職しました。この会社はインターネットを主軸とした事業では国内で最大級の事業規模を誇っており、担当したITインフラの業務では、社会的に見てもとても大きな仕事ができたと思っています。
ただ、入社後8年ほど経った時、IoTやスマホのような新しいテクノロジーが台頭してきて、インターネットとの関わりはPCを前提としたものではなくなってきました。
そこで、”よりユーザーに近い所”という自分の中の軸に従って、流通小売系のデジタルビジネス企業に転職しました。
ここでは官公庁がリードする社会のインフラを変えていくような大きなプロジェクトに参入させてもらうことができましたが、2025年頃に最終形になるような大規模なプロジェクトだったので、将来を考えた時に、キャリアとしてのスピード感が足りないのではと感じたのが次のステップを考え出すきっかけとなりました。
そして自分自身に「今」必要なことを考えた時、自社だけではなく、世の中のユーザー企業がITを活用している場面を知ること、より広い視点でITの移り変わりを学ぶ必要があると感じ、レッドハットに入社することを決めました。
ユーザー企業とベンダーの立場の違いから見るレッドハット
まず第一に、ITの観点ではお客様のビジネスとの距離感はそこまで大きく変わらないということがわかりました。
私の今のレッドハットでの仕事は、お客様やその先のエンドユーザーが日常的に行なっている業務と、そのユーザー体験を変えていける可能性のある製品について提案や技術支援をしています。
当然、使う人のことを考えて話をしていかなければいけないので、そこに入り込んで詳細に議論していく必要があるんです。そうすると結局のところあまり変わらないのかなという印象ですね。
レッドハットは、お客様に寄り添ってオープンソースソフトウェアとの付き合い方を伝授したり、ナレッジを共有して、お客様が自分たちで走れるようにしていく、自立を促すようなスタイルだからこのように感じるのかもしれません。
自立を促すスタイルは、ある意味ベンダーとしてはスパルタ系と言えるかもしれませんが(笑)、それがレッドハットの特徴的なところであり、オープンソースをベースにしている特性上、ユーザーであろうがベンダー側であろうが、持ち得る情報量の差は大きくないのです。
プロプライエタリ製品だと、この情報量の差という意味ではお客様やパートナー企業などとの上下関係が出てきてしまうこともあると思いますが、一方で、オープンソースソフトウェアの世界だとそれが成り立たないのでフラットな関係で話をすることができます。
お互いにシェアしたり、前向きな話がしやすいというところが特徴的だし良いところですね。
現在のお仕事はどうですか?
現在は、まず自分が大事だと思っていることをやれているのと、仕事を自分で作るようなやり方もできています。元々の希望として持っていた、色々な業界や会社のことを知ることができているのもとても良いですね。
また、レッドハットでは世界中に優秀なエンジニアがいて技術情報を持っていて、そのプラクティスを発信していくという文化があります。製品開発の人たちが何を考えているのかダイレクトにリーチできてしまう。そういうことができる環境は、エンジニアを続けて行きたい私個人にとって最高に面白いです。
以前よりも、技術を深く掘り下げる時間を作れているのも嬉しい点です。ユーザー企業とベンダー企業のそれぞれの時間の使い方の違いなので、良し悪しの話ではないのですが、自分が今この環境で仕事をできていることは大きな変化の一つです。
一方、ユーザーかベンダーかという立場の違いもありますが、製造や流通、金融といった各業種のユーザー向けカンファレンスなどにはあまり行けていないなと感じています。
前職では、海外のユーザー会などにも積極的に参加して、情報を取りに行ったり発信することを頻繁にしていましたし、現にお客様はみんな勉強していて、スキルも身につけていると思います。
だから我々レッドハットも本来はそういう場に出て行って、お客様について、またお客様が見ている方向性について学び、同じ目線に立っていくべきではないかなと感じています。
今の立場になってみて改めて、ユーザーがどこで情報を仕入れているかを知ることが重要だと思いますし、それに気がつけることがユーザー企業出身だからこその視点であり、価値なんだなと思います。
最近ではユーザー企業からレッドハットに入社している人も増えてきているので、入社を検討している方々には、そういうキャリアだからこそインフルエンスを起こせることがあるということは自信に思っていただきたいですね。
レッドハットでの1年間の気づきと、今後のキャリアの展望
レッドハットに入る前は、ベンダーサイドに行くと、現場の運用に携わり手を動かすわけではないし、頭に知識をつけただけの人になっていくのかという不安が少しだけありました。
実際にベンダーサイドになってわかってきたのは、ユーザーとしてきちんと積み上げたことがあれば、その感覚がさびれる事はないということ、仮に将来ユーザーサイドに戻ったとしても、それはそれで地続きの経験になるし全く問題ないということです。
コンピュータの世界の核は大きく変わっていっているわけではないと思うので、過去の経験から組み立てることができ、年月を経てそれが無になるわけではないと考えています。技術が変わりゆく中で、今はベンダーサイドとしてお客様と一緒にやっていく、作り上げていくという感覚です。
もちろん、テクノロジーを活用する側、つまりユーザー側の最前線の感覚は忘れずにやっていきたいですね。
これまで、その時々「今はこういうことをした方がいい」という考えで様々な経験をしてきましたが、ユーザーからベンダーサイドに変わってみて、立ち位置を変えないと見えないものもあるという事を体感しました。
以前と比べて立場や考えが違う人と多く接することができるので、アイディアや発想を広げる絶好の機会をもらっていると感じています。
今は沢山の人の話を聞いて、知見を広げていく、そして自分からも発信していくような活動をどんどんやっていきたいと思っています。
レッドハットでは、ソリューションアーキテクト(プリセールス), 営業, コンサルタント, エンジニアなど様々な職種で採用を行なっております!
Vol.1 営業として活躍する社員のインタビューはこちら
Vol.2 Solution Architectとして活躍する社員のインタビューはこちら
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Vol.4 営業として活躍する社員のインタビューはこちら