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デザインと技術の壁を探求のなかで育まれる「実現力」とは

近年、さらなる進化に向かって、日進月歩の様相を見せるモビリティ業界。技術の革新によって新たなチャンスが生み出され、クリエイターにとってチャレンジしがいのある、とても魅力的な世界です。車載システムの受託開発においても要求される技術レベルがさらに高度化する中、私たちラムズデザインは常に最前線を走り続け、顧客からの信頼を確固たるものにしています。

「誰も見たことのない未来を創る」ラムズデザインの技術力の真価はどこにあるのか。デザインエンジニアリングチームのリーダーである星にその魅力を尋ねます。

ラムズデザインの魅力は理想を実現する熱意と固定概念を覆す突破力

ー 入社のキッカケを教えてください

前職ではデザインモックアップの試作会社で営業職をしており、その時にラムズデザインを知りました。当時、自動車メーカーの映像制作を受託しており、同業かつ競合先でもあったラムズデザインのその熱意に驚愕したことを今でも覚えています。

その当時、私は自動車メーカーが設定した予算が絶対の世界で、「予算内でできるのはここまでですね」という仕事になりがちなことに壁を感じていました。しかし、ラムズデザインのポリシーは、一貫して、「本当にユーザーが求めているものは何か」「ユーザーに感動を与えられるデザインは何か」という視点に立ち、もっとこうするべきではないか?と、いつも一歩踏み込んだものでした。「目の前の仕事をこなす」ことではなく、「クルマの未来を創造していく」ことなんだと、ライバルながらとても感化されたことを覚えています。

営業職をしていると、どうしても売上や数字に捉われてしまうこともありますが、こんな風に「本当に必要とされるもの」や「求められる最高の状態」を臆することなく提案し、実現していくパワーが自分にも必要だと思いました。

ー 入社までの経緯はどのようなものだったのですか?

前職の営業職の前はクリエイターとして映像制作に関わってきました。ですので、クリエイティブには大きな力や可能性が秘められていると信じています。

出会った時からラムズデザインは「挑戦することで、クリエイターたちの大きな実績になる仕事はどんどんとっていきたい」というポリシーを持っていました。業界の発展や社員の成長のために前進しているラムズデザインで自分の根元にあった「人の心に残るものづくり」に注力したいと願う自分に気づいたんです。

ラムズのクリエイターたちの熱意は、諦めや慣れでよどんでいた私の心を明るく塗り替えてくれたように感じ、同じ道を歩みたいと思い、ラムズデザインへのジョインを決めました。

「なぜ?」という気持ちを忘れないこと。それが新しいものを生み出す源泉

ー 現在の業務内容を教えてください

私たちデザインエンジニアリングチームは、自動車開発におけるGUIデザインのプロダクトに組み込むためのデータ作成を担当しています。自分たちが作ったデザインデータがそのまま世の中の車というカタチになるため、面白さとやりがいを感じます。実際のプロダクトとしてのデータ作成は色々な制限があるのですが、ユーザーへ特別な体験を届けるためにナレッジや創意工夫が要求されます。

どんなものを、どうやって作りたいか、といった仕様や予算は決まっていますし、私たちの業務はハードウェアの制限とデザイン原案の表現など、様々な壁に必ずぶつかります。そこが難しく、面白いところでもあります。

実は、仕様書通りにデザインデータを作る仕事と思われるかもしれませんが、実際はそう簡単ではありません。車載ソフトウェアの限られた容量のなかで、デザイン原案の意向を最大限実現するためには、自分達で思考や工夫を重ねる必要があるのです。こういった実装に関する技術や知識は、私たちが本領を発揮する分野ですね。

ー かつて営業職時代に葛藤していたことを、現在は「解決する側」になったということでしょうか?

そうですね。受託側はどうしても「実現できません」と言わざるをえないことが多いですが、ノウハウと工夫によって一見、不可能と思える内容も実現できることがあります。求められていることをしっかり読み解いていくことで、解決方法の模索は、とてもやりがいがありますね。

技術と創意工夫によって、さまざまな難題を解決することは、とても面白い過程です。また、エンドユーザーにとって最適な仕様を追求できるのも、これまで自分とチームが培った技術と知見を活かせるクリエイターとしての力の見せ所だと思います。いくらハードウェア等に制限があったとしても、自分で納得できないものを作るのは嫌ですからね。

ー まるでパズルを解くように解決していくのですね。そういったアイデアはどのように生み出されているのでしょうか?

ラムズデザインのVisionである「誰も見たことのない未来を創る」という言葉は私だけでなくチーム全体でとても大事にしています。そのため、できないと諦めるのではなく、様々な方法を模索し「不可能を可能」にできるようチームで課題を模索し、諦めず根気よく向き合っています。私たちは単なるオペレータではなく、私たちの仕事の先にいる、クルマを運転するエンドユーザーがどのように感じ、どのようなものを求めているかを読み解いていくことで、クルマの未来を切り拓いていく役割を担っているからです。こうした徹底的なユーザー目線がマインドとして刷り込まれています。

デザインエンジニアリングチームは、社内でも特にコミュニケーションが盛んな部署です。ちょっとした雑談から真剣なディスカッションまで、メンバー一人ひとりが自分の意見を発する機会を大事にします。それは、優れたアイデアはいつも活発なディスカッションやコミュニケーションから生まれていることが多いからですね。新しいものを生み出すために、子どものように「なぜ?」という思考に立ち返ることを大切にし、皆でパズルを解いているような気持ちになることもあります。あれこれと相談して、やっとぴったりのピースを見つけ出せた時の喜びはとても大きいです。

反対に、息抜きやストレス発散という意味でもコミュニケーションを大切にしています。気が滅入った時は力を抜いて、ちょっとぶらぶらしてみたり、仕事とは関係ない雑談に花を咲かせたりしています。お互いに責任を分かち合いながら、自分自身を成長させ、より良いものを作っていくことを大切にしています。

どんな挑戦も自分の成長に繋がる。アイディアをより洗練させるために

ー 仕事をする中で楽しさを感じるのはどんな時ですか?

ユーザーにとって運転席は自分の家と同じくらい慣れ親しんだ場所になりますから、私たちが制作しているデータの一つひとつがユーザーの感覚に刻まれていきます。そういった「ずっと残っていくもの」の制作に携われるのは楽しいと感じます。

また、私たちが制作しているのは実装を前提としたデータなので、完成品に近いところにあります。仕様書に従った制作というと、クリエイターの個性が発揮できない仕事と思われがちですが、私たちは個性と個性を思う存分に発揮し合い、シナジー効果を生み出すことでさまざまな難題を解決していきます。そうした過程はとても刺激がありますね。

ー ラムズデザインで働く魅力を教えてください

さまざまな難題をクリアするたび、クリエイティブには無限の方法と可能性があるのだと気づかされます。これはデザインと技術で世界の常識を覆していこうとするラムズデザインにいるからこそ経験できる、貴重な学びだと思っています。

メンバーが意見を出し合う中で優れたアイデアが生まれ、それが全体の技術レベルを押し上げていく。ラムズデザインはそうやって成長してきました。常に新しいことに挑戦しているため、自分が考える何倍もスキルアップしていることを実感しています。きっとこれはチームメンバーも同様だと思いますね。本当に良いものを作るために決して妥協せず、自分のアイデアを絞り出す経験は自信に繋がります。自身とチームの成長と挑戦を楽しみながら、面白い案件に携わることはラムズデザインで働く魅力ですね。

ラムズデザインの技術力は、変化を恐れない心と豊かなコミュニケーションから生まれています。クリエイティブと試行錯誤を追求したい方は一度お話してみませんか?

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