みなさん、こんにちは。ラクマ開発グループの坂田です。
サイコパスではないので、パクチーはどちらかというと苦手です。※前々記事参照
さて、隔週でお送りしているWantedlyフィードですが、今週は最近始めた社内勉強会についてご紹介したいと思います。
以前の記事で紹介したとおり、ラクマ事業部では社内LTを定期開催しており、エンジニアやデザイナーといった役職に関係なく、新しい情報や仕事のノウハウを共有する文化が存在します。
そして、同様の文脈で有志メンバーによる社内勉強会も時折開催されています。
僕が覚えている限りでも「アンダースタンディング コンピュテーション」やCouseraの「Algorithms, Part I」を題材としてエンジニアの勉強会をやったり、アプリエンジニアとデザイナー合同で「iOS Human Interface Guidelines」と「Material Design」を使ったアプリデザイン勉強会をしたりと、幅広く勉強会が行われてきました。
そして8月から新たに「徳丸本勉強会」という勉強会を開始しました。
徳丸本ってなんですか?
Web界隈だと有名な一冊なので解説不要かもしれません。御存知の通りSBクリエイティブから出版されている「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版」のことです。著者の徳丸浩氏の名前をとって「徳丸本」と呼ばれる事が多いので、社内でも徳丸本と呼んでいます。
内容はというと、タイトルの通りWebアプリケーションの安全性について書かれている本です。XSS、 SQLインジェクション、 CSRFといった有名な攻撃手法はもちろん、より安全なアプリケーションを開発するために、どういった実装をしていくべきか?という対策まで詳しく書かれています。
その徳丸本ですが、今年の6月に第2版が発売されたということで、第2版を題材に社内勉強会を開くことにしました。
なにせ、元々500ページほどあったものが今回の改訂にあたって200ページ近く増えており、紙で買うとこんな厚さです。
iPhone 5台分の厚さ...
これを一人で全部読もうと思うと、ちょっと気が重い。
てことで、まさに勉強会向きの一冊なわけですね!
勉強会の進め方
本の中身を紹介するわけにはいかないので、今回は勉強会の進め方を紹介したいと思います。 (本の内容はぜひご購入してもらって、中身をご確認ください!)
勉強会の形式としては、トピックスごとに担当者を決めて、担当者が内容をまとめて発表する輪講形式をとっています。まだ2回しか開催してないのですが、1回1時間を週に1回のペースで進める予定です。
最初の2回は言い出しっぺの僕が第3章のHTTPの基礎的な知識についてまとめて発表しました。
こんな感じでQiitaにまとめた内容を説明したり、
ときには、本の内容を参照しつつと臨機応変にやっています。
ちなみに、基本的に発表形式や資料の作り方にはルールを設けていません。
発表を担当してくれるというだけですでにありがたいので、準備のコストが最低限になるように各自やってくれればいいと考えています。
社内勉強会っていいですよね?
というところで、徳丸本勉強会の雰囲気をお伝えしたのですが、そもそも勉強会が自然発生する会社っていいですよね?
今回も社内チャットに勢いで投げたところ、こんな感じで好意的なリアクションがたくさんついたので、
Qiitaにエントリを書いて熱い想いを拡散し、
日程調整して実現にこぎつけました(土日は冗談です)。
てことで、初動をちょっと頑張る必要はありますが、わりとみんな興味持ってくれるので ちょろい 巻き込みやすい組織だと思います。
みんな、意識高くて助かる。
この手の技術書、一人で読破するのはそれはそれですごいのですが、人と一緒に進めたほうが議論を交えて理解を深められるので、個人的にはみんなでやるほうが良いと思っています。
実際僕はネイティブアプリの人間なのでWebの経験は多くありません。ですが勉強会にサーバーエンジニアも参加しているので、経験に基づいた話を聞きつつ実感を持って本を読み進めることができています。
徳丸本がだいぶ分厚いのでこの勉強会がいつ終わるかは未定ですが、なるべく途切れないように次の勉強会企画して継続していきたいなーと思うところです。
まとめ
というわけで、弊事業部の社内勉強会の様子をお伝えしました!
時期未定ですが、無事完走できたらまた報告したいと思います。
もし、社内勉強会のネタとしておすすめの本や教材があればぜひ教えて下さい!
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