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株式RAKUDOはなぜエンターテイメントとエンタープライズの二兎を追うのか(答え:未来のUI/UXのため)

お客様と話していると時々、「実際RAKUDOって何の会社なんですか?」と聞かれてしまうことがある。

「なんかいろいろしているなあ、とは思うんですけど」

お客様から見ると、「何でも屋」に見えてしまうことがあるのだという。

実際RAKUDOが現在関わっている案件は、AR/VRなどのXR、画像認識などのAI、WebRTCなど、さまざまな技術を使う。

また技術の使われ方から見ても、 VR JAPAN THEATER のようなエンターテイメント方面の自社アプリを作っているかと思えば、さまざまな業界の会社様向けの社内エンタープライズソフトウェアも作っている。

我々のような大きくない会社が生き残っていくためには、「会社の売り」をはっきりさせ、そこに注力する必要がある。逆に言えば「会社の売り」ではないところに不必要に注力すれば、貴重なリソースを無駄にしてしまうことになりかねない。

なので、他社様から見てRAKUDOが「何でも屋」に見えているとしたら、これは大きな問題である(営業的にも、そして開発的にも)。

実は我々としては、答えはWebページに書いてありますよ、と言いたい気持ちもある。

「未来のインターフェイスを作る会社ですよ」

しかし、それでは言葉があまりにも足りない。そこで今社内では、どうやって我々の想いを世界に発信していけばいいか模索中なのだ。

現在開催中の Nishiki-2 SDGs 映画祭 において、明日と明後日(2021/11/18日~2021/11/19)開催される トークイベント に参加する理由の一つもそこだ。

我々が何をする会社なのか。その質問にはいくつもの答え方がある。トークイベントで語られるのもその答えの一つだ。それとは別の答えを、このストーリーのタイトルよりはもう少し詳しく今から書いてしまおう。

我々は、コンピュータを本当に人々を「エンパワーメント(元気にさせる)」するものにしたい。使いにくいソフトウェアや面白くないアプリは、人々を「ディスパワーメント(しょんぼり)」させてしまう。

RAKUDOは「楽働」であり、人々が楽しく働けるための技術を開発するために生まれた。そのためにはコンピュータをもっと使いやすくしなくてはいけない。

我々は今のパソコンやスマホのUI/UX(操作の方法、使い心地)が最高のものだとは考えていない。もっと他の方法もあるはずだと模索している。

しかし、エンタープライズ業界の業務ソフトウェアにおいて、他のアプリと違うUI/UXを試すことには強い抵抗がある。そしてこれは正しい抵抗でもある。たとえ多少の問題があっても現状使えていて、しかもすでに慣れてしまっている以上、改悪のリスクを負ってまで他のUI/UXを試す意味は、それらの会社様から見たらあまりない。

だが我々UI/UXを作る側としては、どこかで新しいUI/UXの実験をしなくてはいけない。その場所としてエンターテイメント業界があるのだ。たとえばゲームなら、見慣れない操作方でも試してみてくれる可能性が高い。そこで使いやすさを感じてくれれば成功だ。また、難しい操作もゲーム性の一部にすればたくさんの人が試してみてくれる。

「楽しく働く」ことと「楽しく遊ぶ」ことにはもちろん大きな違いがあるが、それを実現するためのUI/UX技術には大きな共通部分もあると我々は考えている。

しかも今は、VR/AR、AI、WebRTCなどの新しい技術がどんどん広がっている過渡期である。それらの操作法に慣れている人があまりいない今ほど、新しいUI/UXを試すのに好都合な時期もない。

そして、そこで新しいUI/UXが受け入れられたら、Webやデスクトップやスマホなど、すでに定番のUI/UXが出来てしまっている分野にも新しいUI/UXを導入する余地ができるのでは、と考えている。そのために我々は現在、OpenAPIを利用して、ブラウザ & スマホ & Google Glass & HoloLensというマルチデバイス & マルチプログラミング言語のシステム開発のフレームワークを急ピッチで洗練化させている。

現在RAKUDOでは上記のミッションを実現させるため、開発と営業の両方から変革がなされている。

開発者、デザイナー、営業、ディレクター、いろいろな職種が足りていない(ちなみに、大雑把な職種は別れているが、現在RAKUDOでは、全ての人が全てに関わる、一丸体制で仕事を行っている)。

もしご興味があれば、wantedlyからでもいいし、RAKUDOのwebページ からでもいいので声をかけてほしい。

Nishiki-2 SDGs 映画祭トークイベント もよろしく。

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