CLUB ARIAKE
有明エリアマネジメント連絡会によって運営される、有明南エリアで働く・学ぶみなさまのためのプラットフォーム・CLUB ARIAKE。いつもの有明で過ごす時間がさらに素敵なものになるよう、「有明の魅力発見」と「人との出会い」のきっかけを創ります。
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クオルで働く社員を紹介する「クオルメンバーBLOG!」。第3弾は、クオル待望の新入社員!!つい2週間前に入社したばかりの新人・平出将之です!
入社早々、メンバーを驚かすロジカルさや洞察力を発揮し、若手ホープと言われる彼の今までの経歴や入社してみてのクオルへのイメージを聞いてみました。
いままでの経験や転職のきっかけを教えてください
新卒でIT系の企業に入社し、サーバーサイドエンジニアとして自社が展開する様々なサービスの開発に携わりました。実はそれまでプログラミングをしたことはほとんど無かったのですが、猛勉強を重ね、最終的には既存サービスのクラウド移行など、それなりに専門性や計画性、調整力が必要な業務まで担えるようになりました。
一方で、プライベートではひょんなご縁から渋谷で開催されるまちなか音楽祭(渋谷ズンチャカ!)の企画運営に携わることになり、市民ボランティアチームのキャプテンとして活動するようにもなりました。自分たち市民ボランティア然り、参加してくれるお客さんや演奏してくれる出演者の方々など、様々な人がこの音楽祭を通してまちへの誇りや愛着を強めていく姿に触れ、そのような形で人やまちの役に立ちたいという想いが強くなり、ご縁があってクオルに入社しました。
▲「渋谷ズンチャカ!」は、“みんなでつくる、まちの音楽祭”。昨年に引き続き今年もボランティアスタッフをまとめるキャプテンとして参加します。
どんな学生時代を過ごしていましたか?
当時は音楽ばかりやっていましたね。バンドを組んで、オリジナルの曲をやって、ライブして。曲は自分で書いていました。60年代から80年代前半くらいまでの英米日の音楽が主でしたが、特にR&Bやソウル系の曲を好んで聴くことが多かったです。余談ですが、最近はジャズにも傾倒していてコントラバスを弾き始めたりしています。普通のカフェ等で演奏する機会が多かったりするのですが、音楽目当てではないお客さんの反応が面白かったり。また、生演奏だと場の雰囲気も変わるので新鮮ですね。
肝心の勉学の方ですが、都市研究系のゼミナールに所属していました。そこを選んだ理由は、指導教員と音楽の趣味が合うから(笑)。元々都市計画を研究していた方だったのですが、芸術系の学校で写真や映像についても教鞭を取っていらっしゃいました。その"都市"と"メディア"を掛け合わせたのが、自分が所属していたゼミ。なかなか一言で説明するのが難しいですが、まちを様々な角度から見つめ直し、あらゆるメディアを活用して世に伝える、といったことをしていました。本当に多くを学ばさせていただきましたし、そこでの経験が"まち"に対して興味を持つキッカケにもなりました。
▲社会人になってから始めたコントラバス。週末はカフェなどで演奏しています。
入社してみてのクオルやメンバーの印象は?
前職は比較的規模も大きく、業務が縦割りで進むことも多かったのですが、クオルは規模が小さい分各メンバーが自分ごとで業務に取り組んでいると感じています。また、いわゆる"まちづくり"系の会社だと経歴も建築や不動産系の方が多いのかなと思っていたのですが、クオルの場合は多種多様なバックグラウンドを持った人たちが集まっていて、ミーティング一つをとっても色々な角度からアイディアが出るので、刺激になります。
また、前職では既にいくつもサービスがある状態だったので、形あるものを如何に育てていくかを考えることがほとんどでしたが、クオルではまだ形になっていないものをどう形にしていくか、形にした後はどう展開させていくかまでをトータルで考えていくので、前職との対比がとても面白いですし、自分ごとで取り組みやすいと感じています。あとは当たり前ですが、"まち"や"暮らし"に興味を持ったメンバーが多いので、まち時事ネタなど情報交換も活発です。
これからどんなことに挑戦したいですか、目標は?
まずは前職の経歴を活かして、WEBの仕組みを利用してITの面から"エリアマネジメント"を盛り上げたいきたいです。クオルでは、請け負っているエリアごとに内部向けのWEBサイトを展開しているのですが、そこの部分をもう少し拡充させていきたいです。サイトの利用者も運用者もより使い勝手が良くなるようにしていきたいですし、いずれはエリアごとのクローズドなコミュニティサービスとして機能させて、エリア内での交流を深められるような仕組みにも出来たらなと勝手に妄想しています。
それと、先の話になるかもしれませんが、ゆくゆくは、自分が今まで音楽にのめり込んできたこともあり、また音楽祭の企画運営を経験したことも加わって、音楽やいわゆる"アート"と呼ばれるような分野を通して、まちに対する誇りや愛着が持てるような仕事が出来たらと思っています。国内の有名な事例ですと、例えば瀬戸内国際芸術祭でしたり、徳島県神山町のアーティストインレジデンスの取り組みであったり。そこまで大きいことをやるかは分からないですが、小さくても良いので少しずつ継続的に、何らかの形で実現していきたいと思っています。
クオルが展開するウェブサイト例
▲有明南エリアの就業者や学生に向けてイベントや有明に関する様々なニュースを発信中
▲クオルが運営するエリマネなどまちづくりに関する情報を定期的に届けるポータルサイト。