こんにちは、Qrio採用担当のしんとうゆりです。
Qrio Lockの一般販売開始から約半月、おかげさまで売れ行きも好調です!
そこで、今週からは製品開発部のメンバーに焦点を当て、インタビューをお届けします。
第一弾は、Qrio製品開発部リードエンジニア対談!
今回の対談では製品に特化せず、Qrio製品開発部の全体的な特徴などを語ってもらいました。
しんとう:
本日はリードエンジニアの対談ということで、お時間ありがとうございます。
それでは、まずは自己紹介からお願いします!山川さん!
ー自己紹介
山川さん(以下、はじめ):
俺から!?リードエンジニア、あまりリードする気のないリードエンジニア*、主にテクニカルディレクターを生業としています、はじめちゃんです。よろしくお願いします。
*註)気がなくても、しっかりリードしています
深澤さん(以下、深澤):
同じくリードエンジニアの深澤です。Qrioに入ってアプリエンジニアをやっていたのですが、最近は全体の仕様を取りまとめたり、リソースが足りていないところを手伝ったりという動きをしています。
はじめ:
そうだね、俺も最近は足りていないところをやったり、どうしてもピンチになったら隣の事業部を手伝ったりしています。
しんとう:では、早速質問させてください!
ーQrioの現状と他社との違いなどを教えてください。
はじめ:
俺からいっちゃう?いいの?辛辣になるかもしれないけど...
エンジニアに関して言うと、最先端を突っ走ってエンジニア界隈のメディアにどんどん露出する人は少ない。けれど、やっぱりハードウェアが絡むという特殊なことをしている。ハードウェアがあるというのは大きな特徴であり、他のスタートアップとの違いでもある。
ハードウェアを商品にすることは結構難しくて、Qrioはスタートアップなんだけれど、枯れた技術をいかに見せるかというところに落ち着きやすいっていうところがあって。オモテに見せるように技術ブログも書けるんだけど、書いたところで本当に一部の人しか興味がないっていうのはある。
それでも、そういう活動をやりたい人がQrioにいてくれたら良いなと思う。
最終的に製品に落とし込むとき、ハードが関わるからエッジの効いたことはできていないのが現状なので、エッジの効いたことやりたいという人が来ても今はちょっと歯痒いかも。ハード側でエッジを効かせるのは企業的なリスクが高いからね。
しんとう:
Qrioがスタートアップの中でも特殊で、枯れた技術を活用しているってことですか?
はじめ:
そう、枯れた技術というか、色んなチャレンジはしているけれど、製品に落とし込む際にエッジの立ったことはしづらいということ。アプリケーション側は結構頑張っていて、チャレンジするところが多いと思うけど。
深澤:
そうですね、最近は新しい人も入ってきてくれたおかげで、アプリ部分はかなりモダンになってきました。今どきの考え方ができるような人に、これからもどんどん入って来てもらいたいですね。会社としてもそうなっていかないとスタートアップである意味がないと思っています。
はじめ:
これは主観だけど、そういう風にモダンなことがやりたい人が入ってきても、ハードウェアの部分でレガシーに引っ張られるという可能性がゼロではない。
他のスタートアップに比べて、突き抜けてモダンなことはできないけど、その代わり、ハードウェアと絡めたことができる。そこに楽しさがあると思っている人にとっては、Qrioはかなり楽しめる環境なんじゃないかなぁと。
ハードウェアや新しいガジェットに興味ある人にすごく向いていて、プログラムとかwebサービスだけ作りたいですっていう人は向いてない。
深澤:
自分ならこういうものが欲しい。無いなら自分で作っちゃう!くらいの勢いがある人にはすごく合っていますね。
はじめ:そうね、最先端なモダンな開発や思想を身に付けたいというだけの人は違う。
深澤:ただ単にコードを書きたいっていう人は必ずしもうちである必要はないですね。
しんとう:
面白いですね!IoTという新しい文化を作っているにも関わらず、突き抜けてモダンではないという。。
深澤:
今の製品開発部のメンバーを見てもソフトに強い人が多いです。でも、サーバーの人でもファームに入っていって改修して見やすいコードに書き変えたりしています。自分の専門分野にこだわらず、色々なことに挑戦したり、そういうこと楽しめる人ってすごく合っていると思います。IoTは、ハードはもちろんのこと、サーバーやアプリなど全てが揃わないと1つのシステムとして動かないので、1つだけ見ていればいいって訳ではない。
はじめ:
1つでかい軸が増えている感じだね。webサービスだったら、アプリAPIもしくはフロントというところだけ見ていればいいから、そのうち2つくらい知っていればシステムを分かった気になる。でもQrioが今作っているものは、ハードによる制約があるから、やる気を持ってハードを理解する気がないと、ちゃんとしたサービスに落とし込めない。
深澤:だからガジェット好きじゃないと続かないかなって。
しんとう:なるほど。IoT=最先端というイメージしかなかったので、ちょっと意外でした!
はじめ:
逆に、webやアプリなどのソフトから入った人にはハードが絡んでくるから目新しいことしかないので、そういう意味では最先端かもしれない。レガシーな組み込み側をやってきた人にとってもアプリとか真新しいものかも。
でも、この二つにはまだ乖離があって、組み込み側の文化とweb側の文化の高い次元での融合はまだ達していない。さっき言っていたサーバーサイドエンジニアがファームに入っていくとかそういうことの積み重ねが大事。現時点では既存のテクノロジーをうまく馴染ませる、いいとこ取りをしていく段階で、本当の意味での融合と最先端はこれから。
深澤:
今はそのための体制づくりをしている感じですね。
うまくできるようになったら、次のステップとして最先端を目指すというか。
はじめ:
そうね、そういうことに興味を持つ人が入るべき会社かな。変えたるわって人!!
今のQrioではソフトウェアとハードウェアの関係が切っても切れない関係で、まだその関係は発展途上。そこに面白みを持ってもらえると、かなりやりがいがある環境だと話を聞いて分かりました。
実はこのインタビューかなり盛り上がり、まだまだあります!
すでに盛り沢山なので、次回へ続きます!!