こんにちは!
PML(株式会社Purpom Media Lab)の採用広報担当です。
PMLでは、いきなり高額投資してシステム開発をするのではなく、必要最低限の開発でスモールスタートで始める「LEAN QUEST」という手法で、お客様の新サービスや新規事業の立ち上げ、時にはサービスの再構築を支援しています。
その最大のメリットは、要件が固まっていない段階でも共に伴走しながら進める提案力とリリースまでのスピードの速さです。
当記事は、お取引企業様にも取材にご協力いただき、ご利用の経緯・流れ・感想などをお話いただいております。「LEAN QUEST」の素晴らしさをお客様の事例からお伝えできれば幸いです。
▍クライアントプロフィール
▼会社名:Trash Technologies株式会社
▼事業内容:①廃棄物の再資源化事業 ②GHG(温室効果ガス)排出量可視化サービス
▼担当者様:代表 ⽊部 剛様
今回ご協力いただいたお客様は、Trash Technologies株式会社様です。
「電子廃棄物の再資源化を通じて、循環型経済の実現に貢献する」をミッションに、IT化やDX化が進んでいない産業廃棄物業界へ、新たなソリューションを生み出そうと挑戦している会社です。
2023年11月に立ち上げたばかりの前例のない新規事業に対し、システムを作るのではなく、事業成功を目的にシステムを作ることが重要なプロジェクトでした。
そのため、いきなり多額の投資で大きなシステムを作るのではなく、小さく作り、クライアントのニーズを聞きながら、MVP開発で検証と開発を繰り返すプロジェクトです。(現在進行中プロジェクト)
▍具体的な成果
■東京都補助金事業の採択
■資金調達の成功
■デザインファーストのモノづくり
└デザインの試作品を見て振り返り、事業を再考する
■LP を活用したユーザリサーチの開始
▍過去の起業での失敗
ーー代表青木との出会いのきっかけを教えてください。
過去の起業で大規模な開発をいきなりやってしまい、失敗した経験がありました。
その時はシステム開発に5000万円ほど使ったにもかかわらず、上手くいきませんでした。
当時、原因は大きく分けて2つだと考えていました。
1つ目は、顧客の課題を検証しながら、ニーズによってシステムをフェーズごとに変えていく必要があったのですが、ゴールからシステムを作り始めてしまったことです。
2つ目は、エンジニアとうまくコミュニケーションを取ることができず、エンジニアの気持ちが分からないまま経営をしてしまったことです。
そこで、プログラミングを学び、エンジニアの気持ちを知ろうと考え、オンラインでのプログラミングコーチへ依頼し、先生として教えてくれたのが青木さんでした。
先生と生徒という関係でしたが、当時から馬が合うと感じており、新しい事業を始めるとなった際には青木さんの顔が第一想起されました。
▍MVP(Minimum Viable Product)開発を求めて
ーー他社とも比較されたとのことですが具体的にどのように比較し、PMLに決めた理由を教えてください。
過去の失敗の経験を踏まえ、まずは最小限から始めたいと思っていたので、MVP開発をしてくれる会社を探していました。
会社を探すにあたって青木さんのことを思い出し、「青木さん、今何してるかな」と思いfacebookで名前を検索してみたところ、会社を立ち上げていたことを知り、ご連絡したのが始まりです。
①MVPを得意としている
PMLさんのHPを見てみると”MVPを得意としている”と書いてあって、まさに理想通りだと思いました。
②ビジネスアイディアを可視化してくれるスピードと伴走力
他社さんは、どのようなシステムの機能にするか、などのシステムの話が中心の打ち合わせでした。
一方で、PMLさんはビジネス視点も含めて、『どういう顧客に体験してもらうようなシステムを作りたいのか』というカスタマージャーニーを分かりやすく可視化しながら話を進めてくれました。
③事業成功を目標に同じ目線でシステムに向き合ってくれる
新規事業を立ち上げるとなったときに、最終目的としてどこを見てくれているかの違いが明確でした。
共にまだこの世にない新規事業を創るパートナーとして、同じベクトルでシステム開発を通過点として見てくれていると実感し、即決でした。
④デザイン力
また、デザインはデザイン、開発は開発と分業されている会社が多い中で、一貫してやってくれるところは少ないと思います。PMLさんはデザイン志向も強いので、素早くデザインで可視化してくれるのは、エンジニア出身ではない経営者にも分かりやすかったです。
▍MVP開発を一時中断するという異例の決断、その先に見えたものとは
ーープロダクト自体のターゲットや付加価値を明確にするために調査や検証が必要だと判断し、MVP開発を現在は中断していると伺いました。
一度システム開発を中断し、もう少し顧客ニーズの解像度を上げてから、開発を進めようとなったということですが、この異例の提案を受けたとき、どんな印象を受けましたか?
システム会社からしたら、普通なら利益を優先してそのまま開発し続ける方がいいと思います。
なので、「そんな提案をしてくれるなんて」という驚きと、事業を本気で考えてくれているんだという印象を受けました。
ーーシステム開発を止める決断をするのはすごく勇気が必要なことですよね。
そうですね。このような状況になると、動いているということに自己満足して、このまま突き進みたいと思ってしまう経営者も多いと思います。
投資家に対しても動くものがある方が受けが良いので、ついその方向性に動いてしまいがちですが、それは本来のニーズではなく、想像の中で動いてしまうことになります。
事業成功率を高めるためにも、青木さんは私の考えを汲み取って「今はやめた方がいい」とはっきり言ってくれます。
普通のシステム開発会社ではそういった提案はしてくれないと思うので、ありがたいですね。
ーー実際に止めてみてどのように感じていますか?
システム開発を止めてでも、顧客のニーズ検証から始めて「時間をかけた方がいい」ということが分かりました。
それが遠回りのようで実は近道なのだと実感しています。
▍ プロジェクトの進展を様々な角度から支援する
ーー提案内容や開発スピードについてはどのように評価してくださっていますか?
▼言語化ができていないフェーズからの支援
PMLさんには、ビジネスのことを知っている方が多くいらっしゃるので、成功事例やビジネスモデルの提案からしてくれます。ビジネス視点を踏まえた開発をしてくれるので、新規事業に対し、非常に寄り添ってもらっている感覚があります。
あと私は言語化が苦手なんです。
頭の中にビジネスイメージはあるんですが、うまく言葉にできないタイプで。
初めのうちは特に辛抱強くヒアリングしてデザインに起こしてくれました。
とは言っても、事業の解像度が乖離していたりもありましたが、我慢強くフォローしてくださいました。
デザインに一旦起こしてくれたものを見て、言った趣旨が伝わったのか伝わっていないのかを確認しています。そうすると自分が言語化しきれていない部分が見えてくるので、より言語化が進みました。
小さくいろんな検証を積み重ねていけば失敗してもそんなにダメージはないですし、失敗した数だけ事業の成功率も高まってくると考えています。
▼期待以上のスピード感とクオリティ
スピード感はすごいですよ!
特にFigma上で可視化されるのがとても速いという印象を受けました。
カスタマージャーニーの可視化にかかった期間は1か月ほどで、過去の経験的に2~3か月はかかるかなと思っていたので、予想を上回る速さでした。
他社と比較すると2倍か3倍くらいのスピード感ですよね。
LPも早期に仕上げてもらったのですが、ここで感動したのが「これで決定かな」と思っていたら、次の週にさらに素晴らしいバージョンを追加提案してくれたことです。
普通の会社はそこで終わりですし、言われたら直す程度だと思います。
この時私からは訂正依頼もしていないのに、打ち合わせの中での会話から何かを汲み取り、追加提案をしてくれました。
期待以上のLPにしてくれて、感動しました。
▍お値段以上!なシステム開発会社
ーーお褒めのお言葉をいただきありがとうございます!大変嬉しく思います。
もし他の会社へPMLを紹介するならどう紹介しますか?
クオリティが高くてスピードが速い、お値段以上です、本当に。
私がPMLさんの営業をしていたら相当取ってくる自信があります。笑
他社との差別化がしやすいので営業しやすいだろうなと思います。
事業の立ち上げ時期は、リソースもお金もないので、限られた資金をどこに投下するかを悩んでいる経営者さんがいらっしゃったら、せっかくお金を使うなら『ITはPMLに相談を!』と伝えたいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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興味をもっていただけた方は、ぜひ気軽にご応募ください。
また『PMLらしさ』の裏には代表青木の想いがたくさん詰まっています。もしよろしければ合わせて以下記事もご一読ください。
▍参考URLリンク
取材先企業:Trash Technologies株式会社
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