くよくよ考えてしまって、気持ちは後ろ向き。どうにも足が動かない。そんな人はどうしたらよいでしょうか?
「悩みの解決法は悩まないことだ」と言うのは、あるトップ営業パーソンです。
そんなことできるならとっくの昔にやっているよ・・・と思われるかもしれません。でも、積極的に「考えない」努力をしてみる、「考えない」ための何か仕掛けを考えてみることに意味はあるようです。
前出のトップ営業パーソンは言います。
「ずっと考えないと言うことは難しいかもしれません。でも、例えば時間や数値目標を定めてそこまでは考えないにする、というのだったらできるのではないでしょうか?私の場合は、自分が担当するお客さまが100名に到達するまでは、ただひたすら人に会うことだけに没頭しながら、『考えない』努力をしていました」
悩む前に足を動かす。悩んでいるヒマがあれば、とにかく誰かに会う。とりあえず決めた期限までは「悩む」という思考を積極的に停止してみる。
「人に会うこと---営業パーソンの道は人に会うことで自ずと開けるんです」と彼は言います。
具体的成果に結びついてもつかなくても、とりあえず人に会い続けて、何かお役に立てることがないかお伺いしてみる。そうすれば様々な気づきを得られて、提案に生かせる。そうしてお役に立てれば、感謝もされ、やりがいを感じることができ、顧客の輪もが広っていく・・・そしていつしか悩んでいたことを乗り越えている自分に気付くのです。
止まって悩んでいても新しい情報は入ってきません。まずは一歩を踏み出してみては?