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段取り八分の気持ちが引き算の余裕を生むという話

段取り八分とは本当によく言ったものでそれができているのといないのでは物事の成果や結果に大きな差がでることを何度か体験しています。会社の会議でもやることを事前に決めてそれをアジェンダにして、席次を決めて、リモートであれば通信環境を整えていざ本番、ということだとしっかりと進行しますし、参加者にもストレスなくディスカッションも活発になりその後のやるべきこともしっかりと決まってくるような気がします。その逆でいきあたりばったりでNO準備で挑むと時間ばかりかかり結論にも達せず、なんの会議?という疑問や徒労感だけが残ります。当たり前ですね。

よく足し算とか引き算という言葉をビジネスシーンに放ってくる人がいます。最初は算数を持ち込み意味がわからずにわかったふりしてふーんなどと相槌を打っていましたが、この会議エピソードでも感じることがあります。例えば急に振られてコメントを発することになった人が適当に話し始めると後からいろいろ思い出しあれもこれもと話し始めて当初振られたこととあまり関係のない場所に着地してしまうケースなど。着地もしっかりできないで心の捻挫をしている人もまれ~に見かけます。

これが足し算の仕事でしょうか。

逆に話すことをある程度イメージしておける人はそこから必要なことを話す、不要なことは差し引いてシンプル&コンパクトにまとめることができる引き算コメントができます。このことだけでも「できるビジネスマン」に見えますね。

大きな段取りや心のなかの段取り(心構え)がいつも大事で、そのような段取り八分仕事ができる人はコンピテンシー(高業績者の行動特性)を持ち合わせており良い業績や良い成果を出す可能性が高いのではないでしょうか。また準備万端となった中で引き算を考える余裕も生まれるのではないでしょうか。

今日も自分のことは神棚にまつり上げてビジネススキルについて云々と話しました。

【参考文献:仕事の便利術(日本監督士協会)】

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