お客様のカーライフ全体をサポートし、もっと便利な暮らしをつくりたい。
そういった想いから、PAS株式会社ではカーマーケット分野に特化したサービスを提供しています。

PAS株式会社 取締役 加藤さんよりお話しをお伺いしました。

－PASの具体的な業務内容を教えてください。
札幌市内にて整備工場・鈑金塗装工場の２店舗を運営しています。
整備工場では、故障した自動車の修理や自動車の健康診断とも呼ばれる車検対応を行い、
鈑金塗装工場では、事故などによる車体のヘコみや塗装剥がれ等の修理を行っています。
2018年10月には、PASの１号店として稼働していた整備工場を拡張移転し、オリジナルブランドである「FIX MAN」としてリニューアルオープンいたしました。

▽開所式（レポートはこちらのブログから！）

また、整備事業の他に自動車仕入れサポートも行っています。プレミアファイナンシャルサービス（以下、PFS）の加盟店である自動車販売店に対して、新車の卸売を行うビジネスです。

このように、PASでは整備などのアフターサービスだけに留まらず、自動車に関する多角的なサポートを行っています。

－PASの整備工場の強みは何ですか？
ビジネスチャンスが豊富なことです。
通常の整備工場は、一般のお客様が相手です。広告や宣伝を用いて、自社で集客を行います。その他には自動車ディーラーと提携し、ディーラーが受注した案件を引き受ける形でもビジネスを行っています。
PASでは、その２つにプラスして、PFSでワランティ（自動車保証）に加入されているお客様の修理対応と、PFS加盟店の整備案件の対応も行っています。
通常の集客チャネルとPAS独自のチャネルの売上割合は５：５。
単純に考えて、一般の整備工場の倍の案件を対応することができると考えられます。

－PASの独自チャネルについて詳しく教えてください。
まず、PFSのワランティに加入されているお客様の修理対応についてですが、
ワランティとは、保証に加入していただいたお客様の車が故障などで壊れてしまった時に修理が無償で受けられるサービスです。その修理をPASが対応しています。
従来は、故障が起きてしまった際、PFSが外部の整備工場に費用を支払い、修理の委託をしていましたが、PASで修理を対応することにより、保証契約～修理サービスまですべてプレミアグループの中で完結できるようになりました。

また、加盟店の整備案件についてですが、
車が故障したり車検を受けたりする際、普通は購入した販売店に相談に行きますよね？
しかし、実は整備工場を併設している自動車販売店は多くありません。そこで、整備工場を持たない加盟店に代わり、PASが整備案件を担当しています。

－オリジナルブランドのFIX MANはどのようにして立ち上がったのですか？
プレミアグループのグループ会社で、タイで展開しているEPS（Eastern Premium Services）では既にFIX MANブランドの整備工場が４店舗オープンしています。
タイに続き、日本でもこのFIX MANを広げていくため今回のオープンに至りました。
今、国内では整備や鈑金職人の人手不足が深刻化しつつあります。しかし、タイでは整備鈑金を志す若者が数多くいます。また、タイで走っている車の大半は日本車です。つまり、現地で学んだ日本車の整備ノウハウがそのまま通用します。
PASでもタイの研修生を受け入れ、日々技術の取得に励んでいただいていますが、タイと一緒にFIX MANを展開していけることは、人財の交流・育成にも繋がるものと考えています。

▽タイのFIX MAN店舗

－売上が拡大している背景は何ですか？
取締役の私も、PASの社長も実はPFSでクレジット業務を担当してきました。特に営業の拠点長として、チームを成長させていく経験を積んできています。
それと同じことをしている、という点が大きいかもしれません。
チームを成長させるためには、個人プレーに走ってはいけません。クレジットと整備では仕事内容はまったく違いますが、チーム目線を大切にする考え方を続けていった結果が顕著に表れていると思います。

－今後の目標を教えてください！
整備工場では日々新事業へのチャレンジを行っています。
今、取り組んでいるのが「カーケア」の分野です。いつまでもお客様の車が綺麗に保てるような技術に磨きをかけて事業化を目指しています。
また、国内でのFIX MANの存在感を大きくさせていくことも目標です。まずは国内10店舗。その後も全国に展開するブランドになるよう成長させていきたいと思っています！

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