取材日:2021年12月16日
ソーシャルグッド案件での受賞実績や、「プラップ・サステナビリティ&SDGs ラボ」の立ち上げなど、“サステナブルなPR”を追求しつづけるプラップジャパン。
その中心で活躍する現場社員は、なぜPR会社を選んだのか…? 内定者が聞いてみました!
福島 京 |立命館大学国際関係学部を卒業し、英国ブラッドフォード大学院で紛争解決学を学んだ後、PRの道に進む。その後、途上国発ファッションブランドの広報担当を3年間つとめる。プラップジャパン入社後は、企業の女性支援や再生可能エネルギー導入など、サステナビリティに関連するPR案件を中心に担当。
国連でもNGOでもなく、“情報の届け方”を知りたくて、PR会社へ!
ーーー略歴にある通り、一貫したキャリアを歩まれている印象があるのですが、福島さんが社会課題に興味をもったきっかけはありますか?
私が高校生の時、イギリスに短期留学をしていて、ちょうどそのタイミングでイラク戦争が開戦されたことがきっかけで、社会課題に興味をもつようになりました。ホームステイ先のテレビでは、連日「イラク戦争開戦」のニュースが流れるようになり、語学学校で出会ったイタリア軍人たちは「派兵されるかもしれない」と言って、留学を切りあげて帰っていきました。
しかし当時の私は、「なぜ飢餓が起きているわけでもない、平和な先進国が参戦する必要があるのか?」と疑問でいっぱいでした。
この答えを知りたいと思い、大学・大学院を通じて学ぶうちに、自分自身も社会課題を解決できる人になりたい!という想いが強くなっていきました。
ーーー社会課題の解決に携わるために、なぜPR会社を選ばれたのですか?
学生時代の私は、トップダウンでもボトムアップでもなく、私らしくフラットな目線で、社会課題に向き合える道を模索していました。
そんな時に、『戦争広告代理店』という本を読み、“PR会社”という選択肢に出会いました。その本から、“情報の届け方”ひとつで、国同士の大きな問題でさえも影響を与えることがあると学びました。また私個人の人生を振り返ってみても、たまたまイラク戦争の“情報”を知ったことがきっかけで、その後の私の人生も大きく変えられていることに気づき、“情報の届け方”の重要性を強く感じました。
PRの魅力は、このように個人や国などのレベルの大小に関係なく、あらゆる垣根を超えて、影響を与えられることだと思います。
PR会社で“情報の届け方”を学ぶことができれば、それぞれの分野で頑張る人をサポートすることができると考え、PR会社に入社を決めました。
携わったPRが、世の中ゴトとして注目を集めた!
ーーーどんなお仕事も、社会貢献につながっていると思いますが、特にサステナビリティや社会課題解決につながったと感じる案件があれば、教えてください。
プラップ入社後は、おもに美容ブランドの女性活躍推進プロジェクトなどのソーシャル分野や、再生可能エネルギー事業などの環境分野のPRに携わってきました。現在は、製薬企業のサステナビリティ戦略の構築や、外資系カフェチェーンのコーポレートPRとマーケティングPRの両方に関わっています。また、「プラップ・サステナビリティ&SDGs ラボ」の一員として、社内外に向けた活動もしています。
特にやりがいを感じた案件は、あるグローバル企業の世界的キャンペーンを、日本市場用にローカライズするサポートをしたことです。どんなに重要で意義ある取り組みであっても、共感されなければ伝わりません。PRコンサルタントとして、日本で共感されやすいメッセージに再編集し、訴求していったことで、通常であれば記事にならなかった“情報”が、世の中ゴトとして注目を集められた時は、とても嬉しかったです。
プラップジャパンのクライアントには、グローバルに展開する企業も多いため、世界的なPRプロジェクトに携わるチャンスがあります。このような大きな反響を得るPRに関わるチャンスがあるのは、プラップジャパンの魅力のひとつだと感じています。
PRコンサルタントとしてのこれから
ーーー今後、福島さんが目指す姿を教えてください!
就活生の時も、面接で「どんなPRをしたいですか?」と聞かれたと思いますが、働いて何年経っても、変わらず考え続けることですね。
私自身は、サステナビリティのPR案件だけに偏らず、PRだからこその多様なバリエーションを、これからも勉強していきたいです。
そしてそのバリエーションを活かして、それぞれの分野で頑張る人に、つねに最適な解決方法を提示しつづけ、イラク戦争をきっかけに人生が変わった私のように、誰かの日常に気づきを促すPRパーソンでありたいです。
福島さん、ありがとうございました!
高校生の時に感じた想いを、現在まで持ちつづけ、働かれている姿が印象的でした。福島さんへのインタビューを通じ、個人の想いある挑戦を応援できるプラップジャパンの社風や、PRの魅力・可能性を、改めて実感することができました。
私も、内定者の現段階で抱いている想いを大切に、春からプラップジャパンで挑戦していきたいです!