【社員インタビュー】入社4年目・Hirataさんが語る クラウド広報・PRツール「PRオートメーション」これからの広報担当者のあり方とは
みなさん、はじめまして!プラップジャパンに2026年新卒入社予定のInagaki、Kikuyama、Suzukiです。
今回はプラップジャパン入社4年目のHirataさんに、プラップジャパンのグループ会社であるプラップノードが開発したDXツール「PRオートメーション」についてお話を伺いました。この記事を通して、PRオートメーションを導入するとどのようなことが可能になるのか、DX化が進む中でPR・広報の担当者は何を大切にするべきかなど、様々な内容をお伝えしていきます。
内定者のプロフィール
Inagaki:大学では社会学部に所属し、メディアを専攻。ゼミでは30分の短編映画を制作し、映画の出演と音楽を担当。趣味はライブ鑑賞とアコースティックギターを弾くこと。
Kikuyama:学生時代のダンスサークルとD2Cメーカーでのマーケティングのインターン経験を通してPRに興味を持つ。趣味は旅行で現在マレーシアに短期留学中。
Suzuki:大学生時代はSNSマーケティングのインターンや服関係の活動に注力。趣味はデザイン、服、アニメ、音楽などサブカル全般が好き。
Hirataさんのプロフィール
2022年に新卒でプラップジャパンに入社。 デベロッパー、電機、地図業界などをクライアントに持ち、企業情報を発信するコーポレートPRを中心に担当。現在はメディア開発室と兼務。趣味はアニメや読書、短歌、ギター(休眠中だそう)。好きなメディアはポッドキャストとReHacQ。
クラウド広報・PRツール「PRオートメーション」とは?
広報業務のあらゆるプロセスを一元管理できるオールインワンツール。 企画立案のための市場調査やトレンド分析から、プレスリリースの作成・配信、メディアデータベース管理、記者へのアプローチ状況や反応の可視化、取材対応管理が可能。
PRオートメーションで実現する情報の属人化解消。新任者でも即戦力になれるデータ基盤
――Hirataさんは、プラップジャパンの中でも「PRオートメーション」をトップレベルに使いこなされているメンバーだと伺いました!そのきっかけを教えてください。
きっかけとなる出来事がこれといってあったわけではなく、入社時から自然と触れる機会が多かったように思います。
入社後に配属された部署は、社長交代やCSR活動など企業ごとを発信するようなコーポレートPRの案件が多い部署でした。コーポレートPRを行う際には、メディア情報の蓄積や管理が重要になるため、PRオートメーションの機能と特に相性が良いんですよね。そのため、もともとPRオートメーションを導入しているクライアントが多かったことは理由としてあると思います。
――Hirataさんが思う、PR会社および事業会社の広報部門における課題や非効率的であると思うことがあれば教えてください。
例として一つ挙げると、「メディアリスト」の管理です。
メディアリストとは、プレスリリースを配信したり、個別の取材やイベントへの参加依頼をする際の連絡先一覧のようなもので、取材に関する情報やイベント参加有無などの情報もまとめておくことが多いです。広報業務において最も重要な資産であり、活動基盤でもあります。
基本的に、PRオートメーションを使っていないクライアントは、これらを全てExcel等で管理しているのが現状です。例えば、メディアの属性や記者の関心テーマ、イベント参加予定・過去の参加履歴、のような基本的な情報から、備考欄には「この記者と面識があるのは広報部の誰々」といった属人的な情報まで、全てを無理くりExcelのファイルで管理しています。
そのため、新任の担当者がこの複雑なファイルを読み解くだけでも大変ですし、プレスリリースごとに「この人には送る、この人には送らない」という判断をこの一覧でするのは大変。日本の広報活動における課題点は他にもありますが、リリースをどのメディアに送るかという基本的な工程で、これだけ複雑な作業を広報担当者がやらないといけないということが、大きな課題点としてあるのではないか、と思います。
――PRオートメーションを使用することでメディアリストをもっと簡単に管理できるようになるということでしょうか?
そうですね。PRオートメーションを使用すれば、メディアの基本的な情報の管理だけではなく、例えば送ったプレスリリースが既読になったかどうかといったことまで分かります。Excel管理ではそれらを手作業で入力・確認する必要がありますが、PRオートメーションなら各案件ごとに、どれくらい開封されたか、文中のリンクがクリックされたりPDFをダウンロードされたかといったデータをまとめて見ることができます。なので、圧倒的にExcelで管理するよりも楽ですね。
そして、PRオートメーションの使い方さえ覚えれば、どの案件やクライアントであっても同じ画面構成で効果を確認してデータに落とし、クライアントと振り返りを行い、また次の戦略や展開を考えるということが出来るようになります。
単なる業務効率化だけではない、広報の「現在地を可視化」することで次なる戦略を描く
――PRオートメーションによって業務が効率化されることで、広報担当者はどういった仕事に時間を使えるようになると思いますか?
昨今、DX化や生成AIが進む中で、「広報は何をすべきか」という問いに多くの方が答えを探していると感じています。PRオートメーションの真の価値は、単なる効率化だけではなく、データを集約して活動基盤を作り、自分たちの「現在地」を可視化することにあると思っています。「今どのようなメディアと関係があるか」「次は何をすべきか」を可視化できることが、このツールの強みだと思っていて、例えば「ビジネス系メディアとのリレーションはあるが、ライフスタイル系メディアとの接点はまだないから次はここへアプローチしよう」といった、新たな広報戦略が描けるようになります。
つまり、単に効率化で余った時間をプランニングなどに使えるという考え方以上に、まずは現状を「見える化」し、次に何をすべきかを戦略的に考えられるようになる、ということが一番のメリットではないかと思います。
――実際に、PRオートメーションを活用することで、クライアントとのコミュニケーションや、支援のあり方に変化はありましたか?
一番は、クライアントの担当者の方々と私たちの間で、目線が非常に揃えやすくなったことだと感じています。
そもそも導入されるクライアントは、「Excel管理から脱却しなければ」という問題意識をお持ちです。また、「自分たちの活動はそもそも何のためか」「今のままでいいのか」といった疑問を抱えていらっしゃることも多いです。そこでツールでデータを示すことにより「ここが課題なので、次はこれをやりましょう」という提案がしやすくなりましたし、共通認識を保ちやすくなった実感はあります。
さらに、リリース配信ごとに既読率や記事の露出数といった指標を確認することで、効果測定のあり方も見直すことができます。最近では「今までは広告換算費のみだったけれど、次はSNSのバズにも注目したい」といった、一歩踏み込んだご相談をいただけるようになったのも大きな変化ですね。
目指すは「メディア」の枠を超えた、本来あるべき「パブリック」なリレーション
──これからの広報DXツールに関して、Hirataさんが考える将来的な期待はありますか?
あくまでも一個人としての意見ですが、「メディア・リレーション」に閉じず、本来の意味での「パブリック・リレーションズ」を体現する基盤になることに期待しています。
本来PRとは、メディアだけでなく投資家や消費者といったあらゆるステークホルダーと良い関係を築くことですよね。しかし現状、世の中にある広報ツールは、「メディア・リレーション」を効率化する機能がほとんどです。配信後の既読率やログを追えるという機能自体は、IRでの投資家対応や、インフルエンサー、フリーランスの方々とのやり取りにも十分活用できるはずなんです。今は領域ごとにバラバラのツールで管理されていますが、将来的にはこれらを集約し、メディアリレーションの枠を超えた領域まで拡大していけたらいいですよね。……と、これはあくまでそうなったらいいなという僕の勝手な持論ですけどね(笑)。
DX時代に求められるのは「人間関係を楽しむ力」と「データへの感性」
――今後、PR業界のDX化が進んだ先で重要になること、そしてPRパーソンが担う役割は何だと思いますか?
そうですね...結局は“人間関係”だと思います。Excelですべての情報を管理していた時代も、一元管理できるようになった今も、記者や編集者と広報担当者が人間関係を構築・維持し、その関係を通じて社会に情報を伝えていくという本質は不変です。
結局は「機械と人」ではなく、「人と人」との間にしか生まれない関係値が広報業務には必要不可欠なので、広報担当者が生身で関係性を築いていく。DX化が進んでも、そこは変わらない重要な部分だと思います。
むしろ、DX化によりコミュニケーションの内容がデータとして可視化されることで、これまで以上に人間関係の価値が高まるのではないでしょうか。
したがって、PRパーソンが実際にやるべきこと自体は大きく変わらないと思います。ただ、DX化で行動が可視化されるようになることで、一人ひとりの動きがこれまで以上に厳密に見られるようになるはずです。コミュニケーションひとつでも “データドリブン” な視点が求められるようになるのではないかなと。PRパーソンに限った話ではないかと思いますが、「自分の行動をどう成果につなげていくか」は、今後業務をする上でより重要になると思っています。
――就活生が PR 業界を目指す上で、意識しておくべきことはありますか?
大きく2つあると思っています。
まず1つ目は、人間関係を楽しめるかどうか。「どう記者と向き合うか」「その関係性を楽しめるか」がとても大事だと思いますし、関係を丁寧に築いていける人が向いているのではないかと思います。
2つ目は、メディア対応以外の新しい領域に興味を持てるか・挑戦できるかという点です。まだPR業界の強みになっていないような領域、プラップジャパンとしても、これから強みにできる可能性がある領域はまだあって、そこに興味を持てるかどうかはすごく大きいと思います。
メディア対応だけでなく、テクノロジーやデータ活用など、これまでとは違う分野に対して「面白そう」と思えるかどうか。それがこれからのPRパーソンに求められるポイントではないかと個人的に感じています。
Hirataさん、ありがとうございました! 今回のお話で、PRオートメーションの意義は、単なる業務の効率化ではなく、現状を可視化して、次の行動や成果に繋げることであるということを学ぶことができ、ツールへの見方が大きく変わりました。またDX化が進んでも、結局は「人と人との関わり」が大事だというお話もとても印象的でした。私たちもツールを使いこなしながら、様々なステークホルダーの方々との人間関係を楽しめるように春から頑張ります!
【もっと詳しく知りたい方へ】
今回のインタビューにあたり、私たち内定者は以下の書籍を読んで勉強させていただきました。Hirataさんがお話されていたPRオートメーションや広報活動における現状の可視化、今後の広報のあり方などについてより深く知りたい方は是非チェックしてみてください。
著者:渡辺 幸光(わたなべ ゆきみつ)プラップノード株式会社 代表取締役CEO 『なぜ御社の広報活動は成果が見えないのか? 可視化・数値化・省力化を加速するDXの進め方』 URL:https://lp.pr-automation.jp/book