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採用チームです!今回は社員紹介シリーズ第11弾として、サービス開発部でエンジニアリングマネージャーを務める本多さんをご紹介します。入社までの経緯や、現在の業務内容、開発をするうえで大切にしていることについて聞いてみました!
■Profile
本多健太郎(ほんだ・けんたろう)
サービス開発部 エンジニアリングマネージャー(EM)兼エンジニアリンググループシニアマネージャー。東京工科大学メディア学部卒。IT系ベンチャー企業のフロントエンジニアとしてサイトリニューアルやiPhoneアプリの開発などを担当。2015年にポートへ入社。Web開発部にてサービス全体のシステム開発を行う一方で、プロジェクトやチームのマネジメントも手掛けている。趣味は読書。
「裁量の大きさ」「未知のチャレンジができる」ことが入社の決め手
ーーまず、簡単に経歴を教えてください。
大学でメディア学を専攻したこともあり、学生時代から映像やホームページの制作、アプリの開発などをしていましたね。新卒で映像制作会社に入社し、ディレクション業務に従事していましたが、自分の手でものづくりをしたい気持ちが少しずつ強くなっていき、たまたま知人の縁もあって、大手IT企業に転職しました。
ーー前職ではどのような業務をしていましたか?
当時、その会社はブログサイトやファッション系のアプリ、iOSやAndroidのゲームアプリ開発などを幅広く手がけていたんです。そのなかで、私はアプリのモジュール開発や、フロントエンジニアとしてサイト構築やリニューアルなどに従事していました。
ーー転職を考えるようになったきっかけは?
開発に携わることはできたものの、自分の業務はエンジニアの仕事のほんの一部だということに気づいたんですね。土台を作るサーバーサイドのスキルはもちろん、プロジェクトマネジメントなどもっと幅広いスキルを身につけて、一気通貫でシステムを作れるようになりたいという思いが次第に高まっていきました。
ーーポートへ入社した決め手を教えてください。
転職を考え始めたときに、当時のポートのCTOからポートの話を聞きました。入社の決め手となったポイントは大きく2つあります。1つが個人の裁量が大きく多岐にわたる業務を任せてもらえる会社であることです。当時、私はバックエンドの技術がほとんどない状態だったのですが、それでもチャレンジさせてもらえることは、まさに自分が望む環境であると感じました。
もう1つがこれから成長していく組織である点です。入社当時は未上場で規模も会社全体で100名ほどでした。プロジェクト進行や遂行を担うシニアエンジニアやリーダークラスのエンジニアが不足していた状況だったんです。これから成長する組織で開発環境を整備する部分に携われるところに、率直にやりがいや面白さを感じましたね。
無我夢中でスキルを磨く日々。挫折や苦悩を経てマネージャーへ。
ーー入社してからは、どのような業務に携わってきましたか?
入社して1年ほどは、ウェブ開発部でバックエンドエンジニアとして、キャリアパーク!のリプレイスや新規サービスの立ち上げをしていました。
当時は、今のように社内勉強会や技術取得のためのサポート制度が充実していなかったため、わからないことは業務委託のメンバーやCTOに教えてもらいながら、実務を通してスキルを習得していましたね。
その後、エンジニアとして実務をこなしつつ、スクラムマスターや開発レビューなど少しずつ業務の幅が広がっていきました。ただ、領域を広げたために「どのスキルも全て中途半端なのではないか」と思い悩むようになります。この時期は正直苦しかったですが、今になって振り返ってみると、この経験をしたことで少しずつ全体を俯瞰してみられるようになりましたね。
その後、会社規模の拡大に伴って開発組織を強化するタイミングに。人員の入れ替えや新卒採用を積極的に行うようになり、私の役割もチームビルディングやインフラの領域と、業務内容が変わりました。
ーー現在の業務内容について教えてください。
現在は、サービス開発部でEMを担当しています。具体的には「キャリアパークチーム」「就活会議チーム」「インフラSREチーム」「メディア開発・運用チーム」の4チームを統括しており、業務委託含めてメンバー数は70名ほどです。
ーー仕事でやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
今までは、自分が主体となって開発組織の練度を高めることに面白さを感じていました。昔は1人1人にフィードバックをしてましたが、徐々に組織も大きくなってリソースの限界がみえてきました。今は自分が主導せずとも自律的に業務改善や組織構築などに動く開発メンバーも増えてきました。そういった状況が生まれるのをみると、やりがいを感じますね。
ーーマネージャーになるとプレイヤーとしての時間も減ると思いますが、その不安や葛藤はなかったですか?
マネジメント業務をすると、自身の開発スキルを高める時間を確保することが難しくなるので葛藤はありました。ただ、マネジメント業務をすることで、より幅広い開発知識やビジネスサイドからみた開発組織のあり方など、以前よりも多角的に物事をみられるようになりましたね。ただ、いまだに自分が把握できていないことが増えていく状況には慣れません(笑)。
チームメンバーと目線を合わせながら、丁寧にコミュニケーションがとれる方と働きたい
ーーポートならではのカルチャーとは?
ポートの特徴的なカルチャーでいえば、KPIなどの数値を追うビジネスサイドの状況を理解し、開発としての役割を超えて事業に貢献しているところですね。ポートには5Values※という⾏動指針がありますが、まさに「高い解像度」や「ディテールコミット」という部分が反映されている一例といえるかもしれません。サービスを利用するユーザーのことも考えるけど、それと同じくらい自社の売上や事業貢献という観点も重要視しています。これは、プロダクトオーナーやプランナーといった役職だけでなく、プレイヤーであるエンジニアもチームメンバーとして、どのような手段が最適なのか共に考え、その目標を遂行する責任も求められます。
※当社が、パーパスの実現に向け、社員一人一人の⾏動指針、⼤切な価値観として定めたもの。「アンインストール」「パートナー思考」「高い解像度」「ディテールコミット」「挑戦のアタリマエ化」の5つの項目に分かれています。詳細はこちらをご覧ください。https://www.theport.jp/purpose
ーー今後の展望について教えてください。
目下の課題は開発組織の強化ですね。そのために、まず行うことの1つがチームビルディングです。例えば、コミュニケーションコストをかけずに適切に自分の意見を相手に伝えるテキストコミュニケーションの技術や、ゴールに対する認識合わせ、周囲を巻き込んで問題解決するスキルなど、チームで働くうえで欠かせない基礎力を作り込みたいと思っています。ポートはジュニアクラスのメンバーが多く、かつメンバーの数も増えてきたからこそ、基礎を徹底することが重要になります。
もう1つが自律的な組織を作ることですね。そのためには、まずみんなが同じ目線を向けられるようなカルチャーや考え方を構築する必要があります。目指す方向が定まっていないと、「自分に求められていることがよくわからない」「どこまで指摘するのがポートにとって良いのかわからない」と考えるメンバーが増えてしまうと思っています。今後は、リーダーシップがとれる人を自然に生み出せるような状況をチームの中で作っていきたいですね。
ーーどんな人と一緒に働きたいですか?
何事にもリーダーシップを発揮し、周りのチームメンバーに影響を与える人にぜひ来てもらいたいですね。もう少し具体的に説明すると、トップダウンで進めるよりは、チームメンバーと目線を合わせながら合意形成を図れる方です。というのも当社は若手メンバーが多く、中途の方に入社していただく場合、教えたりフィードバックしたりする場面が出てきます。
当社のメンバーは意思はあって思慮深いけど、性格的にやさしい人が多いんですよ。そのため、強引に物事を押し通すのではなく、フラットに建設的な議論ができる人や丁寧にコミュニケーションが取れる人が理想かなと思います。
ーー最後にポートで働くことに迷っている方へメッセージをお願いします!
当社のエンジニアは大きな責任範囲と裁量をもっています。例えば、企画サイドと一緒に成果を出すための方法を考えられるし、サーバーサイドやフロントエンドといった担当職種を超えてインフラなどの職種にチャレンジすることもできます。また、レビューの体制変更、タスクの進め方の改善、ペアプロやモブプロの導入など開発生産性を高めるための施策にも関与できます。
また、当社は開発スキル向上のサポートがとても充実しており、学ぼうという気持ちがあれば成長できる環境だと思います。また、先程述べたとおり当社は裁量が大きいので、開発環境の整備のみならず、希望があれば勉強会の企画や運営などにも携わることができます。さまざまなことに貪欲にチャレンジしていきたいという方は、ぜひご応募お待ちしております!