どうもこんにちは。
代表の佐藤太一です。
起業家なら誰しもが考える
「何のために起業するのか」という永遠の命題について
僕の考えを書きます。
これから起業したい人、すでに起業した人、
スタートアップに興味のあるすべての人に読んでほしい。
ヒトはなぜ起業し僕はなぜ起業したのか?
君は何のために起業したのか?
世界を変えたい
自分と同じ辛い思いをした人を救いたい
ヒトのためになりたい
金持ちになりたい
有名になりたい
サラリーマンが嫌だ
だいたいこんなところだろう。
なにが正義でなにが悪ということはない。
動機の良し悪しで事業が成功するとも限らない。
でも僕の場合は少し違う。
僕の動機は
1.自分にしかできない
2.自分がすべてを捨ててでもやりたい
3.大きな可能性があるマーケットでスタンダードを変えたい
4.自分と大事なヒトを楽しませて最高の思い出を創りたい
この4つが起業の動機だ。
ビジネスとして勝負する上で金も重要だが、
金は理想を実現するための手段に過ぎないと考えている。
人生をかけて挑戦する以上、
特に1の「自分にしかできない」ことが一番大事だと思う。
DXやSaaSやブロックチェーンが盛り上がっているからといって
なんとなくその分野で起業すると
魂を揺さぶられる芯がない。
トレンドは乗るものではなく乗せるものなのだ。
なんでもいい。
まずは絶対に譲れない芯を見つけて、
あらゆるマーケット見渡し、
課題解決がビジネスとして成立するかを見極める
それが自分に最も嘘のない起業だと思う。
その他大勢の起業家に埋もれていいのか?
自分より優秀なヒトはこの世の中に腐るほど存在する。
たとえ、君がその業界で成功しなくても、
だれかがその業界で成功する。
そしてその成功した誰かより
もっと良いものを誰かが創る
まるで「イノベーションのいたちごっこ」だ。
業界から見れば
もっというと消費者や企業からみれば
だれが成功するというのは問題ではない。
誰でもいいのだ。
つまり君は埋もれる。
そんな競争社会で自分の存在価値を創るためには、
なおさら「自分にしかできない」ことを追求するしかない。
誰もやらない、やりたがらない、やる価値がない
そんな分野だからこそ爪痕を残せる余地があるのだ。
そのキャンバスの僅かな空白を自分色に染めることが
スタートアップ起業家としてあるべきではないだろうか。
100歳になった僕が過去を振り返る未来を創る
起業してもうすぐ10年だ。
これまでいろんなことがあったが、
すべて昨日起きたことのように鮮明に覚えている。
DeNA・アクセンチュアで勤めていた時は
断片的な記憶しか残っていないが、
起業してからは成功したことも失敗したことも
今では良い思い出として宝物になっている。
毎日生きている実感を味わいながら
不安と期待の未来を戦う「大人の青春」が味わえるのは
起業で得られる最高のギフトだ。
100歳になったとき、
これまでの挑戦を振り返り、
思わず笑顔になる未来を想像して
毎日を全力で駆け抜けていきたい。
仲間と笑い、戦い、泣いて、最後は勝つ。
未来に向けてかけがえのない過去を創る。