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繋がるコミュニティ。1日だけのコーヒーショップ。

弊社の熱血漢、中川。本業はPLAY&coのジェネラルマネージャーではありますが、休日にはすぐに旅行に飛んでいき、と思えば唐突に村を作っちゃったりして。みんなで植えたお米を食べたり、キャンプしたり。そんな中川の元には、いつも素敵で面白い仲間が集まっています。

「何かやりたいな、って常連のゲストと話してたんです。みんなが集まりやすくて楽しめる場所。同じような志を持っているスタッフが多く在籍している施設の子達も巻き込んで、カフェならすぐに出来るかもって」

&AND HOSTEL KAPPABASHIの立ち上げ支配人として従事していたこともあり、現場を離れた今でも親交は深い。
カフェのオープンを決めると、すぐにスタッフに相談したそう。

「ちょうど将来コーヒーショップをやりたいって子と、ドーナツショップをやりたい子がいて。じゃあ一緒にやろうよって声をかけたんです」

話を聞いていた周りのスタッフからも「やりたい!」と声が上がり
ついに1日だけのカフェ「coffee stand 2050」の企画がスタートしました。

コンセプトは”2050年もコーヒーが飲めるように・・・”ということで
環境、身体に配慮した食材の提供を心がけました。

販売するコーヒーは海ノ向こうコーヒー(@uminomuko_coffee)さんの
『ミャンマーの農家さんが庭先で作ったサステナブルなミャンマーコーヒー』。
近年コーヒーの産地として注目を浴びるミャンマーでは、
農家の皆さんがご自宅の庭先で無農薬でコーヒー栽培をしているそう。事業規模が大きくなることで雇用創出にも繋がる、注目のコーヒーブランドです。


将来ドーナツ屋をオープンしたいというスタッフの飯田さんを中心に連日何度も試作を繰り返し、どのような形でお客様を迎え入れるのか、全員で何度も話し合いました。
「明日、誰も来なかったらどうしよう・・・」なんて不安な声が聞こえたことも。

そして2月23日(木)
念願のオープン日です。

スタッフの川村さんとご友人の大橋さんがデザインしたロゴが入ったTシャツを全員で着用し、準備は万端です。
川村さんは空間デザインのお仕事に興味を持って宿直として入社し、&AND HOSTEL KAPPABASHIの空間作りにも大きく貢献をしています。
今回もロゴのデザインからTシャツ発注、ステッカーやテイクアウト用のコーヒーカップまで全て担当しました。

場所はホステルから徒歩3分ほどにある『Hitoma コーヒーとお酒』。
こちらも元は川村さんとの繋がりで、施設にショップカードを置いたことから始まり、
中川、ゲストとも繋がって快くお店を貸し出していただきました。

11:00~のオープンでは早速スタッフの友人たちが入店します。
社員の黒岩も家族連れで伺いました。

コーヒーを淹れてくれたのはゲストの梶谷さん。
普段は講師として働かれているそうで、&AND HOSTEL KAPPABASHIの常連です。
今日はこの日のために大阪から来られました。

コーヒーは優しい香りで口当たりが良く、紅茶のような風味を感じます。
ドーナツはヴィーガンの方でも食べられるよう、卵、牛乳不使用の豆乳ドーナツでした。
豆乳ドーナツと聞くと、柔らかいようなイメージをしていたのですが、ザクザクとした食感で子供も大喜び。甘すぎず、シナモンとお砂糖のバランスも最高です。コーヒーとの相性が抜群ですぐに食べ切ってしまいそうな程でした。

ドーナツを揚げる油の温度が上がりきらない!とバタバタと施設間を往復している姿も見られましたが
そんなハプニングも良い思い出になるだろうなと微笑ましく思えます。

美味しいね、と話していると次々にお客さんがやってきます。
「来てくれたの?」「ありがとう!」と声が飛び交い、笑顔が溢れる空間となりました。

一時は列が出来るまでの大盛況となり、多くのゲストや友人、通りすがりの方もいらっしゃったそう。16:00の終了前にはドーナツも売り切れとなり、たった1日のコーヒーショップは幕を閉じました。

終了後の中川に少しインタビューをしてみました。

ー今日はいかがでしたか?
本当に忙しかったですね!(笑)想像していたよりもたくさんのお客様にお越しいただいて、本当に有り難かったです。久しぶりに会うことができた方も多く、嬉しかったですね。スタッフの子たちも、いい経験が出来た、この経験を今後も生かしたいと言ってくれて、思い切ってやって良かったです。
僕たちが目指すホステルの役割を全う出来たなという達成感もありますね。ゲスト、スタッフ、まちを繋ぐコミュニティとしてのホステルを今回体現出来たというのは自分としても良い経験になったと感じています。

ー次回はどんなイベントを考えていますか?
今回をきっかけに、次は一緒にやりたいって声を掛けてくれた方がとても多かったんです。なので次回はカフェにこだわらず、一緒に運営する仲間とアイデアを出し合って決めようかなと。ナチュラルワインの販売もやりたいと、阿部さん(https://www.wantedly.com/companies/playandco/post_articles/418166)とも話していたんです。
その次は僕の故郷でもある関西、その次はフィリピンとか、海外でもやってみたいですね!誰かのやりたいことをサポートするチームのような形で、経験を提供出来れば嬉しいです。

ーPLAY&coへの入社を考えられている方に一言!
今回のイベントは、PLAY&coが無ければ絶対に実現できませんでした。PLAY&coの中での出会いから生まれたコミュニティです。ホステル運営にこだわらず、こういったコミュニティや場づくりが好きな方もぜひご応募いただきたいですね。熱意さえあれば、自分のやりたいことが実現できる環境です。

社員、スタッフ、ゲストという垣根を超え、
“挑戦したい”という気持ちを大切にし続けることが、地域に根差したコミュニティ形成への第一歩になります。
ホステルの中で生まれた繋がりが、垣根を超えてホステル以外の場所でもコミュニティを生み出す。
私たちの目指す”世界を変える出会いをつくる”というビジョンが形になったように感じました。

ホステルで働いているからこそ出来る、ホステル以外のコミュニティをPLAY&coは今後も大事にしていきます。

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