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ゲストとスタッフにとって、何が最良なのか?あの頃の経験が私の基礎になっています。【社員インタビュー Ep.8】

プレコー屈指のナチュラルワイン好きとして知られる彼女。柔らかで誰もが虜になる笑顔を持つ姿とは裏腹に、確かな芯と熱い志を持つ阿部に話を聞きました。

ー 経歴

阿部美咲(あべ みさき)  
進学の為、18歳で新潟から上京。大学3年で半年間アメリカへ留学&ホームステイを経験。
大学卒業後は外資系ホテルに新卒入社するも、もっと距離が近い接客がしたいと思うようになり、PLAY&coへ入社。TIME SHARING STAY ASAKUSA→FOCUS KURAMAEと施設支配人を歴任する。
現在は「誰かのために、を日常に。」をコンセプトとする宿泊型複合施設 Cocts Akihabara 支配人を担当しつつ、サービス向上マネージャーとして、「選ばれる宿泊施設」を用意するため、レビュースコア改善にも注力。

宿泊施設で働くことを意識し始めたのはいつ頃ですか?

大学生になった頃からです。旅行が好きになり、ホテル目当てで旅行に出かけるなどする中で、鎌倉のとあるホステルに宿泊したのですが、その施設に大きく影響を受けました。
アメニティや館内着に拘る、鎌倉の地元野菜を使った朝食が出てくる。とても素敵な空間で、自分も将来こんな空間を創り上げたいと考えるようになりました。

ご自身で配属希望を出して、Cocts Akihabaraを担当するようになったと伺いました。

Cocts Akihabara(以下Cocts)は「誰かのために、を日常に。」をコンセプトに掲げ、アメニティや環境配慮の面でもすごくこだわって創られた店舗なんです。それが、上記で言った、最初に感銘を受けた鎌倉のホステルと通ずるものがあって。当時担当していたFOCUS KURAMAE(以下FOCUS)でも後任が育ってきたタイミングだったので、「今だ!」と。
理想とするホステルのイメージにも近いコンセプトなので、自分自身に合っているなと感じます。

でも最初は外資系ホテルで働いていたんですよね?
なんだか鎌倉のホステルやCoctsとは真逆なような気がします。

最初はしっかりと丁寧な接客を学んでみたかったんです。ご宿泊されるゲストの方も様々で多様な接客技術が求められていたので、本当に勉強になりました。得たものは大きかったと思います。でも、大きなホテルだったので従業員の数も多く、自分の意見がほとんど通らずにずっと窮屈な思いを感じていました。
もっとこうしたい、と思っても実行できない。このもどかしさから、このままでは接客自体を嫌いになってしまいそうだと思ってしまう程になり、転職を決断したんです。

確かに、接客の素晴らしさは社内でもよく話題に上がっていますね。
PLAY&coとの出会いや、入社の決め手についても教えてください。

最初は、PLAY&coで行っていた求職者向けのワークショップに参加したことがきっかけでした。
担当者がホステルの内部も見せてくれて、社員がみんなすっごく楽しそうで。ホステルってこんな感じなんだ!とワクワクした気持ちを覚えています。
実はすごく緊張していて、何を話したかはあんまり覚えてないんですが(笑)。

面接では開業間際のTSSにて開業準備の様子や実際の図面を見せてもらいました。オープニングスタッフとして施設を作り上げていくことも魅力的だったし、一緒に働くとしたらどんな働き方をするのか、イメージを持つことができたので入社を決意しました。

実際に働き始めてみて、どんなところに楽しさ・面白さがあると感じていますか?

これまでは与えられた業務を淡々とこなしていくことが多かったのですが、今度は真逆!
研修で勤務していたTIME SHARING STAY ASAKUSA(以下TSS)の初代支配人の八尾さん(https://www.wantedly.com/companies/playandco/post_articles/241939)は、私たちスタッフにも「これどう思う?」と聞きつつ、ゲストとスタッフにとって何が最良か考える時間をくれたんです。
結果、思いついたらまずは提案してみる、という意識で働くことができるし、自分が提案したことがすぐに形になってゲストに届く。施設に貢献しているなと感じる事ばかりでした。私自身が支配人として施設を任されている今、あの頃の経験が基礎となっていることを感じますね。店舗によってもスタッフやゲストのキャラクターが全く異なることも、異なる立地で異なるブランドを展開していることによる面白さだと思っています。

例えばTSSの後に担当したFOCUSでは、ゲストとスタッフの距離がもっと近くて。ホステルではなくゲストハウスと言っても過言ではないくらい、アットホームな空間でした。ゲストがご飯を作ってくれてみんなで食べるといった、また全然違った働き方が出来て、新たな発見になりました。今担当しているCoctsはゲストの年齢がさらに若く、ライトなコミュニケーションを取ることが多くなりました。

(画像)TSS浅草勤務当時。

前職のホテル業から大きく変わったことはどんなことでしょう?

ホテルでは役職ごとに役割が定められているのですが、ホステルは全然違います!
役職としては、以前のホテルと今のホステルとで同じ支配人ですが、実際のところ、ホステルでは何でも屋さんです。先日は電気回路に不具合があったので脚立に登って裏側まで見ましたよ。自転車直したり、ドア直したり、ゲストやスタッフからの困った!の声にバタバタと対応する毎日です(笑)。
でも今は本当に現場を楽しめてるんです。支配人として、ゲストから嬉しいお言葉をもらえるのはとても幸せですね。
今は提案へのハードルが低く、仲間たちが一緒にディスカッションしてくれます。自分が提案したことがすぐに他の社員に伝わっていきます。結果的に自分のアイディアが採用されなかったとしてもフィードバックしてもらえるし、違うことは違うと言ってもらえます。自分の提案にGoサインを貰えたときにはやりがいを感じますよ。
PLAY&coは小さな会社なので、ともかく人との関わりが第一です。大好きな仲間ができて、一緒に仕事が出来ていることが私の財産です。

(画像)Cocts Akihabaraでのスタッフ会。みんな仲が良く、素敵なスタッフ達。

今後の挑戦について教えてください。

担当しているCoctsでは、もっともっと色んなイベントを仕掛けていきたいです。古着のトレードやランゲージエクスチェンジ。施設コンセプトにもある「誰かのために」を軸にして福祉関係のイベントも今後はどんどん進めていきたいですね。

また、地方出身ということもあって地方創生をやりたいという気持ちがとても強いのでPLAY&coとして地方進出をし、そこで新規開業に携わりたいと考えています。
その土地に根付いている文化がある場所で、泊まりに来る人にも、その土地の人にも価値を還元出来るような施設を作るのが目標です。
地下にワインセラーを作って、1階はマルシェで、その土地の人が作った調味料やお酒、野菜を売って。上階は宿泊スペースにして、コミュニティ作りをしたり。自分のできることを伸ばして増やして、会社に恩返しをしていきたいと思っています。

What’s in my bag?

シックで使い心地の良さそうな小物たちが並んでいました。彼女のこだわりが垣間見えます。
「普段使い用にベーシックな革小物を揃えています。結構地味目で使い勝手のいいものが好きですね」

まだまだ成長途中の彼女が進む道の先は、とても眩しく見えますね。
素敵なスタッフ達が一緒に働ける仲間を探しています!
気になる方は、ぜひお話を聞きに来てくださいね。

最新情報はInstagramで発信中!ぜひフォローしてください。⇒ @playandco_hostels

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