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ティール組織化を行います

Photo by Meritt Thomas on Unsplash

プラチナエッグでは、DAO化、ブロックチェーンゲーム作成などを行っているのですが、今後社内ではティール組織化を目指すことにします。

現在進行形で組織改革中です。


ティール組織とは?

社員が自律的に動く事を前提とした自律分散型組織です。

自律分散型の組織形態にはホロクラシーなどいくつかあるのですが、その中で最もメジャーな形態です。

会社の会計情報、社員の給与などを内部では全て公開し、社員の相互評価により自分たちで給与も決めます。

「自分たちで」全てを行う事により責任感や、業績のアップ、問題点の迅速な解決などを行います。

全員に責任と自由が与えられる、かなり柔軟な組織です。

なぜティール組織化を行うのか?

今回の「ティール組織化」は、プラチナエッグの現状の課題を改善するために最適だと判断したためです。現在、株式会社プラチナエッグの行っているブロックチェーンゲーム・ブロックチェーンエンターテインメントの領域はかなり成長が続いています。そのためプラチナエッグの業務もかなり伸びてきています。

現在組織内の特定の少数の人間に業務の負荷がかなりかかるようになってきています。

竹村自身も以前300人規模の会社のCTOまで行っていたので、このあと通常のピラミッド型の組織を構築した場合にどのような難易度かがある程度想定できました。

具体的に言うと、このまま会社が100人規模を目指すためには中堅・管理職が4,5人程度は欲しいし、各パートのリーダーもかなり強力なメンバーを揃えていかないとならないと思います。

ただ、これは竹村が目指すべき方針なのかを考えると、どうしてもそうでは無いと思います。

プラチナエッグを成長させて、300人, 500人, 1000人となったときに、結局代表取締役である竹村は「決断・決済を連続で行うマン」みたいになるのが間違いないと思えたので,, これは何か違うなぁと...

正直、竹村はかなり労働時間が長いタイプですが、気が向いたら旅行にも行きたいし、今の業務以外のことも自由に行って、そこからさらに会社が飛躍するようなタイプの行動の方が自分でも向いていると思います。(そもそもプラチナエッグの業績が大きく伸びる時期は、かなり無茶な事をやった後、というのがほとんどだったし)

あとは、竹村と経営の話をしたことがある人は知っていると思うのですが「ボトルネック」にフォーカスした経営を意識しています。TOCとか制約条件理論みたいなやつです。

結局ピラミッド型の組織を作った場合に竹村がボトルネックになるんじゃないのか?という疑問が解決できないと思います。

ブロックチェーンをやっているとDAOや分散型という文化にかなり親しむことが増えます。

もうちょっと分散型でなんとかできないか、という事で色々調べて、「とりあえずティール組織が一番近いのかな」と判断して行動することにしました。

現在どこまで進行できているか?

現在進行形で、会社の会計情報の公開と、自分で決断する文化の浸透を行っています。

また、週に一度、ティール組織化について、社員を集めて、話をし、疑問点や問題点の解消を進めています。

「給与を自分たちで決める事」や「全ての会計情報を公開すること」などは社員には驚かれますが、長期的には会社の問題点の解消を迅速に進められるために業務効率は大分上がるだろうと予想しています。

竹村が想像するより、社員の能力は高いと信じていますし、皆のパフォーマンスが上がって良いサイクルが回り始めそう、という空気を感じます。

今後どうなりそうか?

DAOや様々な形式の労働形態を認める多様性の高い組織を目指し、おそらく実際に実現できると思います。

現在地方のリモートワークだけで無く、海外のリモートワークの人間も雇用して働いてもらっているのですが、これらはティールをはじめとする自律分散制御型の組織の方がうまく運用できると感じています。

社長として正直今まで「果たしてまじめな労働時間が長い人と、大きい売上を出している人とどちらを評価するべきか」など様々なことを悩んでいたのですが、社員の集合知でそこが決まることで、竹村自身のリソースも解放されることが自覚できています。(ボトルネックになっていた竹村のキャパシティが上がっているのだから会社の売上は上がるに決まっている)

あと何年かしたらティール組織はもっとメジャーな組織形態になると信じています。

最後に

プラチナエッグでは、新しい形態の組織で働くことに興味がある人を募集しています。

ブロックチェーンや、NFT, ゲーム等に興味がある人も是非ご応募ください。

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