今回はピアラの福利厚生制度を利用して、薬事法管理者の資格取得に向けて奮闘する、広告運用部署のメンバーをインタビュー。
向上心が強く勉強家な人が多いピアラ、そしてそのスキルアップを会社として支援する仕組みも整っています。インタビューとあわせて、資格支援制度についてもご紹介するので、ぜひご覧ください!
ピアラの『資格取得支援制度』とは
資格取得支援制度とは、実業務に関連する知見を増やし、その学びを仕事で活かしてもらえるよう資格取得時にかかる費用を会社が負担するというピアラの福利厚生制度の1つです。
この制度の対象となる資格は、現在広告運用部署の3名が取得を目指している『薬事法管理者』以外にもいくつかあります。
BtoBのビジネスを行う上で、どのような形で世の中へ貢献するかを考える人は多いですよね。
ピアラでは、こうした個々の学びを支援する取り組みなどを通して、自身のスキルアップだけではなく、広告を配信する上で適切な表現の実現を可能にしています。
またこうした仕組みやピアラメンバーの姿勢が、クライアント様やエンドユーザーの方々に、安心してショッピングをしてもらえる要因を増やすことにも繋がっていると考えています。
ーー『薬事法管理者』とは?
薬事法管理者とは、営利団体であるLLP薬事法有識者会議が主催する薬事法管理者資格認定試験の合格者に与えられる民間資格です。
広告マーケティングのプロとして求められる、法令を守るための基礎知識と実践的な応用術を学び、一定の知識・スキルを取得したと試験で証明された人に与えられます。
行政による規制の強化や広告運用の厳格化が進む現代、薬事法や景表法に関する正しい知識を身につけることは、広告事業に携わる人にとって必要不可欠です。
今回ピアラでは、そんな広告運用部署のメンバーをまとめるポジションに就く3名が、先人を切って資格取得を目指しました。
資格取得を目指して!自主開催している“勉強会に密着”
【とある金曜日、PM13:00】
資格取得に向けて週に一度開催されている勉強会、(リモートワーク期間の)この日も3人がオンラインで集まりました。
集まって早々、前週の勉強会時に自宅課題としていた予習問題の答え合わせからスタート。
共有画面でチェックテストを表示しながら、1問ずつ自分が考え出した答えと、その回答を選んだ理由を伝え合っていきます。
そして次ページを開き、答え合わせを行っていく。
一つのカテゴリの範囲が終わるまで、こうしてそれぞれが学んだことを復習・共有する時間が続きました。
ときには「この問題の答えは①が正解じゃないですか?」や、「〇〇の事例があるから、その回答は間違っていない?」など、自分の考えや学んだことをアウトプットしていく3名。
普段3名それぞれが、自身がマネジメントを行うチームやメンバーをまとめるポジションに就いているため、日々とても忙しい様子だ。
しかし、『薬事法管理者』の資格取得を目指して、自分自身のレベルアップのために、毎週欠かさず学びを深めたり、アウトプットしたりする勉強会の時間を確保しているという。
薬事法の基礎知識から食品の栄養素・効果など、学習する内容は幅広く、難易度も様々。
3名とも回答に迷う問題もあったが、さくさくとチェックテストを進めていく。その後、過去に解いた問題や、試験内容に関する動画について、自分の認識があっているかなどを確認し合うなど、“勉強会”の時間もフル活用して知識を深めていた。
こうしてあっという間に、1時間の勉強会は終了!
勉強会の時間は、全員ディスカッションを楽しんでいる様子がとても印象的でした。
資格取得支援制度を利用中のメンバーにQuestion!
【今回のインタビュアー】
■右上から、Tさん(以下:T)、Mさん(以下:M)、以下Nさん(以下:N)■
ここでは、『薬事法管理者』の資格取得を目指している皆さんに色々とお話を聞いていきたいと思います!
ーーこの勉強会は、どんなことがきっかけで開催が決まったのでしょうか?
M:「薬事法管理者の資格を取得しようとなった際、合格率が50%程の試験を受けるにあたって、『しっかりと勉強しないと合格は厳しいね』や『(難易度の高い内容に)一人で勉強するのは結構大変なんじゃないか』となったのがきっかけで、勉強会を開催することになりました。」
ーーそれぞれが考える勉強会を行うメリットを教えてください
T:「自分では分からない問題があったときに、(この会で)2人に聞くことで、理解できるようになったケースが何度もあります。」
N:「(うなずきながら)僕より二人の方が薬事法について詳しいので、分からないところを質問して、理解を深めることは多々ありますね。」
M:「試験内容ももちろん難しいのですが、項目ごとに問題に記載されている説明がイラスト画像だけだったり、一つの法律が書かれているだけだったりして…
一人で勉強しようとすると、どうしても分からない点や解釈があっているかが不安な内容が出てきてしまうんです。
なので、単純に『この解釈で合っているんだっけ?』という確認ができる点は、勉強会を行うメリットだと思います。」
T:「そうですね。あと、毎週決まった量を予習してくるというルールを設けているので、日々忙しい中でも頑張れるというメリットもあります。
一人で勉強していると、怠けてしまう部分や甘えが出てきてしまうことってありますよね。それがお二人がいるお陰で、『ちゃんとやろう!』ってなるんです。」
M:「確かに…!それが一番のメリットかもしれない!」
N:「木曜日の夜から金曜日の勉強会の時間までに、焦って予習をすることもありますけどね!笑」
ーー『薬事法管理者』の資格を取得しようと考えた理由を教えてください
T:「う〜ん…そうですね。運用業務を行う上で、『薬事法管理者の資格を取っておいた方がいいな』と思ったからというのが大きいですね。
資格取得を目指すきっかけは割とさらっとしていますが、実際に試験に向けて勉強を始めてみたらすごく大変だ…!ってなりました。
お二人もそんな感じですか?」
M:「うんうん、『薬事法管理者の資格を持っている人がチェックしたクリエイティブは、審査が通ります』となっていた媒体が過去にあったりするくらい、影響力のある資格だしね。
それを広告の運用や制作に携わる我々が取得できれば、(例えば)営業の人が『うちには薬事法管理者の資格を持つ者がいます』とアピールできたり、社内外の人たちの信頼や安心を得ることができたりする。
私自身、クリエイティブの責任者として前から取りたいと思っていた資格なので、社内で『制度を利用して薬事法管理者の資格を取得しませんか』という声掛けがあったときに立候補しました。」
N:「さすがMさん!いおうと思っていたことを全て代弁してくださいました。」
M:「笑!では、代表してしゃべると…
本来ならうちの部署だけではなく、フロント側の部署も含めたピアラ全体で、薬事法などの法律の知識を、(このご時世ですし)持っていた方がいいんじゃないかなって思います。
プロモーションにしても、広告にしてもできること、できないことって多々ありますからね。
やっぱり、法律を制する者が世の中を制するんですよ。」
T:「『法律を制する者が世の中を制する』、明言が出ましたね!」
ーー制度を利用して資格取得を目指す上で、大変だと思うことはありますか?
N:「いやぁ大変なことだらけですよね。」
M・T:「(うんうん)」
M:「制度を利用させていただいている分プレッシャーもありますし、リアルな話受験料も安くはないので、『落ちれないな…!』という焦りはあります。」
ーー日々の業務を行いながらの勉強だと、時間の確保も大変じゃないですか?
M:「一人だったら、大変だったと思います。
さっきTさんがいっていたことと少し似ているんですが、一人だとどうしても自習を後回しにしてしまったりするじゃないですか。
それが週に一度、勉強会という形で決まった時間を確保できている。それに、勉強会に向けて『予習もちゃんとしておこう』ってなるし、自習の時間も作ることができるんです。」
N:「この会(勉強会)があるお陰で、変に『やらなきゃ!やらなきゃ』って大変な思いをすることはないですよね。
一人だと『あ〜勉強できてないからやらなきゃ』とか、『勉強時間をちゃんと確保しなきゃ』ってなりがちじゃないですか。
こんなふうに自分で自分にプレッシャーをかけてしまうことってありがちですが、一週間ごとに終わらせておくべきことが決まっているので、気持ち的にそこまで追い込まれたりはしません。
メリットの話に戻ってしまいますが、これもメリットですね!」
ーー『資格取得支援制度』について、周知の仕方や仕組みで、改善した方がいいと思うことはありますか?
T:「ピアラのメンバーの殆どが、こうした制度があることを知っているんじゃないですかね?」
M:「皆知っていると思いますよ。通販エキスパートの資格を私含め、多くのピアラメンバーがこの制度(資格取得支援制度)を利用して受けていると思うので…!」
ーー今回のように、同じ資格取得を目指す人を集めて勉強会を開催するケースは少ないんですか?
M:「そうですね!ピアラの中でも、まだあまりないケースだと思います。
これまでは、この制度を利用して、それぞれが個々に資格取得を目指していたので。」
ーーなるほど、では今後も同じ資格取得を目指す人同士で集まって、勉強会などを開いた方がいいと思いますか?
T:「実質的に一人では効率の悪いことや、できなさそうだと思うことは、こうして集まって解決した方がいいと思います。」
N:「僕もそう思います!」
M:「そうですね…!よく新卒入社して間もない子たちが、個人目標で『〇〇の資格取得』って掲げることがあるんですが、そういうメンバーこそ同じ資格取得を目指す者同士で集まって学んだ方がいいと思います。
私は今まで、入社したばかりの頃に資格取得を目標に掲げることを、あまりおすすめしてはいませんでした。これを目標に掲げる子たちって、結構な割合で未達で期限を迎え、そのまま資格を取得できずにいることが多いので…。
『一緒に頑張ろう』って思える仲間がいることで、大きな意味で強制感というか、自発的に『やろう!』ってなるのは、私も今回の経験を通していいなと思いました。」