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ピースウィンズでYoutube作成を担当!カメラマンにどんな仕事か聞いてみた【動画クリエイター】

ピースワンコのカメラマンに聞く ―

保護犬たちの今と未来を伝えるということ

ピースウィンズ・ジャパンでコンテンツ制作を担う森田滉己さん。日々現場を駆け回りながら、

写真や映像を通して「命をつなぐ」仕事をされています。

今回はそんな森田さんに、活動のきっかけから撮影時の心構え、そして今後の目標までを伺いました。


Q1:まずは自己紹介をお願いします。カメラを始めたきっかけや、これまでのキャリアについて教えてください。


ピースウィンズ・ジャパンでコンテンツ制作マネージャーをしております森田滉己と申します。

 子どもの頃からYouTubeが大好きで、思い切ってミラーレスカメラを購入したことをきっかけに、動画制作のキャリアがスタートしました。

前職は映像制作とは無縁の仕事でしたが、「やっぱり動画制作がしたい」と思い切って退職し、

フリーランスとして活動を始めました。その後、MCN(マルチチャンネルネットワーク)に加入し、

規模は小さいながらもインフルエンサー活動をしていました。

「どうすれば再生数が伸びるか」「なぜ“いいね”がつくのか」といった分析を繰り返す中で、

その時に戦略的にコンテンツを作る力が身についたと思います。

主にピースワンコの動画制作とディレクション、SNSマーケティングなどを担当しています


Q2:ピースウィンズでカメラマンとして活動するようになった経緯を教えてください。どんな思いでこの団体に関わるようになったのですか?

当初は、長く制作活動を続けるつもりはなく、転職活動をしていました。そんなとき、

実家に届いたピースワンコの広報資料をたまたま目にしたのが、関心を持つきっかけでした。

これまで培ってきたスキルは主に自分のために使ってきましたが、

「もしそれが社会や誰かのために活かせるなら」と思い、ピースウィンズに応募しました。

現在は、ピースワンコのYouTubeコンテンツ制作やSNSマーケティング運用を中心に担当しています。

また、災害が発生した際には、国内外を問わず現地に赴き、広報のための撮影を行うこともあります。


Q3:撮影する上で大切にしていることや、心掛けていることはありますか?特に保護犬たちの撮影では、どんなことに気を配っていますか?


ピースワンコが保護する犬たちは、いわゆる血統書付きの犬ではありません。

 多頭飼育崩壊、飼い主による遺棄、そして山で生まれ山で暮らしてきた野犬などが中心です。

こうした犬たちは、愛護センターに収容されても飼い主が見つからないケースが多く、

強い人間不信を抱えていることがほとんどです。

そんな犬たちの前に、見慣れない大きなレンズのカメラを向けると、当然驚いてしまいます。

だからこそ、犬たちが怖がらないように細心の注意を払って撮影します。

また「人に慣れていない」「収容スペースがない」といった理由で

殺処分されている犬が多い現状を変えたいという想いがあります。

 カメラマンとして「慣れていない犬はいない」「必ず幸せになれる」ことを伝えるため、

ただ「今の姿」を撮るのではなく、「どうすれば多くの人に届くか」を意識して撮影しています。


Q4:撮影におけるやりがいや、難しさを感じる瞬間はありますか?

やりがいを感じるのは、自分の撮影した写真や動画が、実際に犬たちの譲渡につながったり、

支援に結びついたときです。

 「この子に会いたい」と言ってくれたり、寄付が増えたりした瞬間は、「やってて良かった」

と心から思います。

一方で難しさもあって、特に野犬の撮影は思い通りにいきません。

でも、時間をかけて撮影したものが形になり成果を残せた時はとてもやりがいを感じます



Q5:カメラマンとしての活動が、保護犬たちの命や未来にどう影響を与えていると感じますか?

ピースワンコの活動には国からの助成金がなく、自分たちで広報して寄付を集めなければ、

犬たちを守り続けることができません。

だからこそ、制作チームがどれだけ「伝えられるか」が活動の規模を左右します。

 全国の犬を助けるためには、単に撮るだけでなく「届ける力」が求められます。

神石高原町で元気に暮らすワンコたちの姿を目にすると、

自分の仕事がその命の一端を支えていることを実感できます。


Q6:現場で感じる「チームとしての魅力」や、「この環境でこそ得られるやりがい」があれば教えてください。


制作チームが生み出すコンテンツが、直接的に犬たちの命を救うことにつながる環境って、なかなかないと思います。

 「社会貢献がしたい」「自分のスキルで世界を変えたい」と思っている人には、とてもやりがいのある職場だと感じています。

チーム全体で「どう伝えるか」「どう届けるか」を本気で考えているので、刺激も多く、成長の場でもあります。


Q7:今後、カメラマンとしてピースワンコでどんなことをしていきたいですか?夢や目標があれば教えてください。

現在、ピースワンコのYouTubeチャンネルは登録者数20万人を超え、Instagramでは10万人を突破。
すべてのSNSを合わせると、約50万人近い方々に活動を届けることができており、

数字の面でも、社会にインパクトを与えられるフェーズに入ってきたと感じています。

特にYouTubeにおいては登録者100万人を超えるNPOのチャンネルを見たことがありません。
だからこそ、「もしピースワンコのチャンネルが100万人を突破すれば、きっと世の中が変わる」

と本気で思っています。
それが、今の自分にとって最も大きな目標です。

「話を聞きに行きたい」をクリックして、ぜひお気軽にお声がけください。


あなたのクリエイティブな力が、保護犬たちの未来を変える大きな原動力になります。
また、社会にインパクトを与える映像制作の現場に関わる経験は、きっとこれからのキャリアにも大きな意味をもたらすはずです。
少しでも興味を持っていただけた方とお会いできるのを、心から楽しみにしています。

参考動画


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