こんにちは、パスクリエイトでクリエイティブディレクターやっていますノジマです。
先日、弊社にてセミナー「印刷物をやってみたい!Webデザイナー向けグラフィックデザイン基礎」を開催しました。
紙媒体は無くならない
今はWebでのデザインが主流になっているとは思いますが、そもそも、紙媒体の歴史は何百年もあり、印刷された情報の信頼性と後に残り続ける良さは無くならないと思いますし、なによりその五感を刺激する質感はネットメディアと比べて得難いものがあります。
ちなみにパスクエイトでは、通販事業での商品用のパンフレットやチラシの作成があって、デザイナーたちは日々、Webと紙とデザインし続けています。お客様が受取り、役目が終わっても素敵だから取っておきたいと思えるデザインができたらいいなと日々考えてます。
そんなところから、印刷のことを紙媒体は無くならない!ことを知ってもらいたくて今回のグラフィックデザインのセミナーを開催することになりました。
印刷物について学ぶ
今回のセミナーは、入稿後の印刷工程を知ることで、制作物の作り方を学ぶ。というものでした。
実際に、入稿ファイルにミスがあると、その都度、手戻りが発生して、余計な仕事が増えるので、「知っているべきこと」を学びました。
私もなんだかんだで20年以上デザイン畑を歩んできたので、もちろん印刷物に関しては知っていることがほとんどでしたが再確認する意味では、とてもためになったと思います。
講師の渡邊さんの説明と(特に)資料が丁寧でわかりやすく、さすがベテラン!といった感じでした。
印刷系は専門用語が・・・
中でも、印刷物は歴史が古いので(言いすぎかもしれませんが、最も古い木版印刷は紀元220年に中国で発見されているそうです)、Webでは使わない聞き慣れない専門用語が多いです。例えば刷版(さっぱんと呼ぶそうです)とか、CMYKのKは墨色(真っ黒ではないグレーっぽい黒)だとか。
当初、対象としていたのはタイトルにもあるとおり、Webデザイナーだったのですがフタを開けると、エンジニアだったりとデザイナーではない方が「紙媒体に関して興味があって参加した」という人が多かったのが意外でした。
デザイナーとして紙媒体はデザインの原点とも言えるので、この続きも開催したいなと思っています。