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スタッフインタビューVol.3 「1人ひとりに寄り添える場づくりを」

プログラムチーム所属、主催ワークショップコーディネーターのなべちゃん(渡邉貴大)にコーディネーターの仕事についての話を聞きました。

美味しそう!なワークショップを

 僕はプロジェクトアドベンチャージャパンで主催ワークショップのコーディネーターをしています。具体的には日程や場所、ファシリテーターなどの調整業務と、ワークショップの企画やデザインなどのクリエイティブな部分の両方を担っています。

主催のワークショップの企画は、いま社会はどうなっているのか、社会に内包するニーズがどこにあるかということをリサーチしたうえでつくっていきます。くっていくうえで必要なものが自分たちのリソースにない場合は、どんな人とどんな風にやれば実現できるかを考えていきます。

 料理に例えれば、まずはレシピ(誰に向けたどんな狙いのワークショップか)をつくります。レシピはPAJが積み重ねてきたものが豊富にあります。そして、見え方(興味を持てるテーマになっているか)も大切です。レシピがよくても美味しそうにみえなければ誰にも食べてもらえないので・・。そして見た目が美味しそうなだけではなくて、その料理(ワークショップ)自体にどんなストーリーがあるか、その料理がその人の暮らしにどう寄り添えるのかを描いて広報していきたいです。

やりたいことを自分たちでつくる

 いま、一番楽しみなワークショップは2018年1月に初めて行われる「Design for Being」です。いろいろな人と話していても、それぞれが自分のあり方を探している感じがします。あり方とは、別の言い方では、居場所、立ち位置という言葉になると思うのですが、プロジェクトアドベンチャーのプログラムはこの「あり方ーBeing」を試せる場だと思っています。でも今まで直接的に体現している場がなかったんですね。これは機会損失だな、自分たちの持つリソースを最大限に生かせていないと思ったことからこのワークショップが生まれました。主催ワークショップには自分たちのやりたいことを自分たちでつくるという面白さがあります。

プロジェクトアドベンチャーと出会って

 「あり方ーBeing」と「フルバリュー(お互いを最大限に尊重する)」という考え方に出会ったのは自分にとって大きかったですね。「フルバリュー」とは、自分自身の価値を最大化することでもあるし、その中で自分と他者がせめぎあい、互いが互いを内包するということから社会が形成されていくということだと思うんです。

そういうつながりで考えられるようになったのは、プロジェクトアドベンチャーに出会って得たことです。

 自分がこうしたいという思いに対して素直に生きていくというあり方が一番いいなと思っていて、それを実現するための基本的な考え方が、フルバリューになるのではないかと思ってます。個人のレベルではそれぞれが「自分がこうしたい」ということを実現していって、そういう個人が集まって形成していく社会は今よりもっと動的になって、大きい変化をポジティブに受け止めて、みんながあるべき未来を目指しながら歩いていけるのではと思います。これからもそういう気づきが生まれる場づくりをしていきたいです。

(20171101)

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