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【エンジニアインタビュー】自社開発とオフィスに憧れて入社した本田雄介さんはユーザーを「お客様」と呼ぶ脅威のホスピタリティの持ち主

 新卒入社した会社で数年過ごし「まだまだ転職は無理」と思っている方も、先輩や、他社勤務の同期の話を聞いたりすると「このままでいいのだろうか?」と、感じることは多いですよね。忙しい日々に流され、その思いを誤魔化している方もけして少なくはありません。そんな心のモヤモヤをはっきりさせることが、転職活動ではないでしょうか?例えば、同じエンジニアでも、開発するフィールドが違うだけで、居心地は変わってきます。今回は「どこでも通用し、必要とされる人間になりたい」「自分から提案し、反響がわかる環境に身を置きたい」自分と向き合い、ジョブチェンジという思い切った行動に出たあるエンジニアの青年が登場します。

 このシリーズでは私たち、オズビジョンで働く人たちにフィーチャー。彼らがどんな思いの元、オズビジョンにジョインし、どんな仕事に取り組んでいるのか、リアルな現場をお届けします。
第6弾はポイントサイト「ハピタス」の開発ユニットに所属するエンジニアの本田雄介(ほんだ ゆうすけ)さんです。

本田雄介(ほんだ ゆうすけ)

入社:2024年2月正社員として入社
所属:ハピタス事業部 開発ユニット
担当業務:ポイントサイト「ハピタス」に関わる新規機能開発や、性能改善の施策開発
出身:千葉県

オズビジョンと本田さんの出会い

ーーオズビジョンに入社したのは2024年2月という事で、このインタビューの時点ではまだ9か月目ですね。どんな9か月間でしたか?

 開発の運用チームに所属して、社内でハピタスの管理画面を使うビズサイド(エンジニア以外のセールスやマーケティングなど)の人たちからの依頼を受けて、それをこなしつつ、業務改善プロジェクトに係わっていました。

ーーオズビジョンに入るまではどんな仕事をしていたんですか?

 SES(System Engineering Service)と言われる仕事と、自社で取ってきた案件を社内で開発する仕事をしていました。僕はクライアントワークが多かったですね。

ーーということは毎回、違う企業のお仕事をされていたんですね。その点オズビジョンの仕事は自社開発になりますが、転職してみてどんな所に一番変化を感じましたか?

 クライアントワークでは、毎回案件が変わるたびに会社も、開発する内容も変わります。それを開発して何を達成したいのかというポイントも、クライアントによって変わってくるんですよ。
システムって世の中の何かに影響を与えるためにあるんだと思うんですけど、クライアントのビジョンに共感できない部分を感じながらシステムを作ることもあるんですよね。

ーー確かにクライアントワークって、出資するのは先方だから「こっちの方がいいですよ」「こうしましょう」とは言えないですもんね。

 そうなんです(笑)。その点、今はオズビジョンの思いに共感して入社しているし、サービスもわかっている所が前職と違うポイントですね。開発するにしても、こういうビジョンがあって、これを作ります、その中であなたにはこれをお願いします、っていう明確な僕の役割がある。そこが全然違います。

ーーオズビジョンと本田さんの出会いはどんなタイミングだったんでしょうか?

 僕は転職活動に転職エージェントを使っていたんですけれど、エージェントの方からご紹介いただきました。
ビズサイドとの距離が近いのでコミュニケーションを取りながら開発できること、良かれ悪かれリアクションが伝わる職場環境が良いので、自社開発の環境で仕事がしたいことをエージェントには伝えていましたね。
リアクションがわかることで、自分がどれくらいその開発や企業に貢献できているのか、わかるっていうことに魅力を感じていました。

人の良さと、おしゃれなオフィスで働けることが入社の決定打

ーーそうは言っても、自社開発を行う企業は世の中にたくさんあると思うんですよね。その中からオズビジョンに決めた理由は何だったんでしょう?

 まず働いている人たちが良い人そうだったからですね。それから、オフィスがめっちゃくちゃきれいだったこと(笑)!オフィスにカフェも併設されているし、凄くキラキラした世界で働けそうだなって思って(笑)。

ーーキラキラした世界!大事ですか。

 自分にとってはすごく大事です(笑)!マンションの一室みたいな場所で働いていたこともありましたから。それと僕は人とコミュニケーションを取らないと気持ちが落ち込むタイプなんですよ。リモートワークであまり出勤しない会社に勤務していたこともあったので、ある一定期間はなるべく顔を合わせて対面して仕事をすることに憧れがありました。

独学でエンジニアの基礎を学び、就職で技術を磨く

ーー本田さんがエンジニアになるまでのエピソードを聞かせていただきたいんですが、少年時代は何に憧れていたんでしょうか?

 子どものころは、仮面ライダーになりたかったです(笑)!小学生の頃から、バスケットを始めて、今度はNBAの選手になりたいと思っていました。

ーー渡米してバスケをするってことですよね。凄い!

 ただですね、そんなにうまくなかったので(笑)夢はどんどん破れていき、小さくなっていったんです。中学生の頃には諦めていました(笑)。

ーーエンジニアに興味を持ったのはいつ頃ですか?

 実は僕、学生の頃はパソコンにあまり触ったことがないくらい興味がありませんでした。ワードくらいしか触ったことがなかったと思います。


ーーえっ?そうなんですか?それでエンジニアにチャレンジするって珍しいですね。

 全くパソコンとは無縁の人生を歩んできて、新卒で入社した会社を辞めるタイミングで「エンジニアが良いかなー?」って思ったことがきっかけです。
新卒で入社した企業が大きな百貨店で総合職配属だったんですよね。
僕がその百貨店に入社しようと決めたきっかけは、グループ会社が10社くらいあって、ジョブローテーションが頻繁に行われていることに魅力を感じたからだったんですけど、実際にそうなると、実はどこも深堀りできないな、と思ったんです。
今後の人生を考えた時に、この会社の中でしか生きられない人間にならないかなあって不安になって。

ーーええ!でもサービス業で接客と言うか、完全に人と向き合う仕事からスタートしたはずが、なぜエンジニアという職人の世界に向かったんでしょう。

 汎用的なスキルがないとこれからの時代生きていけないのかな?って思うところがあって。どんな会社でも求められるような、どんな会社でも使えるようなスキルがないと、生きていけないんじゃいかな?って感じました。
そういう職種って何なんだろう?って自分で自分に案を出してみたんです(笑)。それってエンジニアなのかなって。


ーー社会人になってからエンジニアになるのはかなり大変だったんじゃないですか?

 大変でした(笑)。新卒で入社した会社を退職してから、バイトして食いつなぎながら独学で勉強していました。

ーー凄い根性ですね

 ただ、今になって思うんですけど、未経験でもOKと言う会社で、経験を積んでも良かったかな?って思います。
その後はエンジニア一社目の会社である程度、仕事ができる程度の基本的なことを学びました。その後もう一社挟んで、今、オズビジョンにいるという感じですね。エンジニアになって4年間くらい。

ーーワードしか触ったことがない状態から、独学でスタートして、バリバリ仕事するまでに4年?凄いスピードですね。

 いや、そんなことないです(笑)。

オズビジョンに入社してからこれまでの日々を振り返る

 ここで本田さんに、オズビジョンに入社してから9か月間の仕事について振り返ってもらった。

オズビジョンに入社してやりがいを感じたこと

業務改善プロジェクト参画
内容:ハピタス管理画面の改修
ビズサイドの改善してほしいポイントのリクエストを受け、提案しながら開発

感想:リリースした時に「すごく使いやすくなった」という反応をいただけたことがとても嬉しかった。前職はクライアントワークだったため反響を聞くことができなかった。

オズビジョンに入社して難しいと感じたこと

・ビズサイドとのコミュニケーションを取ることの難しさを実感
 開発側の専門用語をビズサイトにわかるように説明し、逆にビズサイドの要望を開発側にわかるようにすり合わせることが難しかった。今回はディレクションチームが入ってくれたため、円滑に進めることができた

エンジニアとしての今後の夢は?

ーー振り返ってみていただいて、オズビジョンの仕事にも慣れてきたと思うんですけど、それとは別にどんなエンジニアになっていきたいですか?

 技術者として何でもできる人になりたいですね。エンジニアの領域にはバックエンド、フロントエンド、インフラ系とか色々あります。それを全部カバーできるようなエンジニアになりたい。
技術面領域をカバーできるようになった上で、他のオズビジョンのエンジニアの皆さんのように、使う人とコミュニケーションを取りながら、開発していけるようなエンジニアになりたいですね。
直近でやりたいことは、システムのリプレイス。ハピタスにある開発のレガシーな部分をいかにモダンに持って行くか、どんどん挑戦していきたいと自分の中では思っています。実際に今そういう動きが社内でも活発になっていて、そのプロジェクトはまだ完全に立ち上がっていないんですけど、ぜひ挑戦させてほしいです。
それからいつか、新サービスを開発する機会があったら立ち上げから携わってみたいです。

転職者から見たオズビジョンの開発チームとは?

ーーオズビジョンの開発チームはどんなチームだと思いますか?

 一番感じていることは、人間関係が良好だということ。
ハピタスにいるエンジニアはみんな「ただ作るだけのエンジニア」ではないと感じています。複数の部署の方たちとコミュニケーションを取りながら開発できる能力がある方ばかりなので、そこに対して凄く憧れがありますね。僕もそうなりたいと思っています。

ーーリスペクトできる先輩たちと仕事ができるのは嬉しいことですよね?

 そうですねー。コミュニケーションが取れる方々って言うのは、色々な場面で良いことが多いんですよね。
僕はまだ若手でわからないことがたくさんあるんですけれど、ベテランのエンジニアの方にすぐ相談できるし、しかも嫌な顔せずきちんと時間を取っていただける。だから聞きやすいし、自分から「こういう感じにしたいんですけど」というような提案もできます。

ーー前社はクライアントに言われた通り、と言うお仕事だったようですけど、提案をすると、ある程度自分で責任を持たないといけないですよね。それは好きな方ですか?

 僕はエンジニアとして、実際に使っている人がどう思うか、と言うのを大切にしています。使いやすくなる提案をしていくのは好きですし、凄く楽しいですね。
それに、ハピタスってBtoCのサービスじゃないですか。お客様は一般の方で、ポイントと言う形ですがお金に関係しています。
万が一、システムがダウンすることがあれば、お客様の損失に繋がるようなこともあるという責任を感じながら、開発していくものだと思っています。責任と言う意味では、そういう意味での責任感が持てる人じゃないと、ハピタスの開発は難しいかもしれないですね。

ーー話していて「お客様」というワードが出てくるんですけれど、百貨店の総合職と言う接客の第一線にいた影響が大きいのでしょうね。

 そうかもしれません(爆笑)。何だか恥ずかしい(笑)

ーーでもハピタスは、ユーザーあってのサービスなので「お客様」という目線や、過去の経験はとても大切なのかもしれませんね。

未来の仲間へ

ーーこのインタビューを読んで、入社してくる後輩に、本田さんからメッセージをお願いします。

 飲みに行きましょう(笑)!
お酒が大好きなんですよ。父親が大の酒好きだったこともあり二十歳過ぎてからずっと付き合ってきた影響もあるんでしょうかね。特にウィスキーが大好きなので、美味しいウイスキーを一緒に飲みたいです。

オズビジョンのエンジニアにはどんな人が向いている?

 オズビジョンのエンジニアの先輩が憧れだという本田さん。そんな彼が考える、オズビジョンのエンジニアに向いている人とはズバリどんな人なのでしょうか。

①自社開発できる環境で働きたい方には絶対におすすめ
 SESで毎回派遣先が変わることにストレスを感じている方や、クライアントワークのプロジェクトでは提案することができず、つまらないと感じている人には絶対おすすめです。
自社開発にしっかりと身を入れて取り組めます。

②全部できる必要はないけれど、いつか上流工程に携わりたいと考えている人

 自分で提案したり、いつか上流工程から携わってみたいな、という気持ちがある人。むしろ流れ作業だけで良い、と言う人は入社してもあまりメリットを感じないかもしれません。
ただ、それは全部できなければいけない完璧な人という意味ではありません。
ハピタスのエンジニア全体で行うチームワークなので、向き不向きを見ながら適材適所の仕事を担当させてくれます。

③おしゃれなオフィスで働きたい!仲間とコミュニケーションを取りたい

 原宿にある、カフェ併設のおしゃれなオフィスです。おしゃれなオフィスに憧れている人にもおすすめ。それから、メンバーや社内の方と「ご飯でも食べて帰ろうよ」的なコミュニケーションを取りたい人はぜひ。

自他部署ともにコミュニケーションが取りやすいオズビジョン

――――
 自分のはたらいている環境が、BtoCのサービスを扱っていても、実際にユーザーと接しない職種の場合、目の前の仕事に追われてそれを忘れてしまう場面もありますよね?
しかしエンジニアである本田さんが、ユーザーを「お客様」と口にしたことで、ハッとさせられました。
毎日のその仕事は、その先にある誰のために行っているのか、考えながら仕事をすることの大切さを再認識させていただいたような気がします。
新卒入社の企業の職種に疑問を抱き、独学でエンジニアになった彼ですが、最初の社会経験が彼自身の武器となり、今の職場に活かされているに違いありません。
だから転職は面白い。
本田さんが心から尊敬するオズビジョンの開発チームのエンジニアと一緒に働きたいという方は、オズビジョンの採用面接を受けてみては?

https://hrmos.co/pages/oz-vision/jobs?jobType=FULL

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