1
/
5

All posts

国際会議ACL 2018にてCTO山田が研究成果を発表しました

7月に開催された自然言語処理・計算言語学の分野での世界最大の国際学会の一つであるACL 2018(Annual Meeting of the Association for Computational Linguistics)にて弊社の山田が研究成果の発表を行いました。今回の発表は、Wikipediaなどの知識ベースからテキストやエンティティ(固有名詞や専門用語等の知識ベースに存在するエントリ)の意味をベクトル表現として獲得する研究に関するものです。実験においては、獲得したベクトル表現を用いて、文の意味のモデル化や質問応答、エンティティリンキングなどの自然言語処理において重要な3つのタス...

開発した早押しクイズAIが人間のチームと対戦して勝利しました @ NIPS 2017

カリフォルニアのロングビーチで行われた人工知能やニューラルネットに関する世界最高峰の国際会議の一つであるNIPS 2017で、弊社の開発した早押しクイズAIとクイズのエキスパート6人で構成される人間のチームの対戦が行われ、弊社のAIが人間のチームに二倍以上のスコアの差(465対200)をつけて勝利しました!この対戦は、NIPSのコンペティショントラックの一つとして開催されている「Human-Computer Question Answering Competition」の中で行われました。 このコンペティションでは、参加者はクイズボウルと呼ばれる、クイズ対戦ゲームを解くAIを開発すること...

弊社で開発に用いているライブラリやフレームワークをご紹介頂きました

弊社で開発に用いているライブラリやフレームワークを下記の記事でご紹介頂きました。弊社ではPythonを用いて開発を行っています。一部の実装は、Cythonを用いてCに変換して高速化するなどして、Pythonの速度的なボトルネックを解消しています。開発においては、PyTorch, scikit-learn, Gensim, Hyperoptなどのオープンソースライブラリを積極的に活用しています。また、プロダクションに用いている一部のPython実装については、オープンソースでPyPIに公開しています。・高速なPython RPCサーバ「mprpc」https://github.com/st...

自然言語処理の国際的な論文誌、TACLに弊社の論文が採録されました

自然言語処理における世界最高峰の論文誌「Transactions of the Association for Computational Linguistics (TACL)」に、弊社が提案した新しいディープラーニングのモデルである「Learning Distributed Representations of Texts and Entities from Knowledge Base(知識ベースからのテキストとエンティティの分散表現の学習)」が採録されました。この論文では、Wikipediaにある文やパラグラフを順に与えていって、テキスト中に含まれるリンクが指すエンティティ(固有名...

NLP若手の会 (YANS) シンポジウムにてCTOの山田がポスター発表を行いました

9月3日〜5日わたって沖縄で行われたNLP若手の会 (YANS) 第12回シンポジウムにスポンサーさせていただき、CTOの山田が「知識ベースを活用した自然言語処理の技術開発とその応用」というタイトルでポスター発表を行いました。弊社で行っている最新の研究開発の内容を紹介しています。詳細は、ポスター画像を拡大してご覧ください。