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音声市場発展のために。オトナルが日本語版ロゴを使わなくなったワケ

メンバーも知らない幻の日本語版オトナルロゴはなぜ使われなくなった?

実は社内メンバーにすらあまり知られていないことですが、株式会社オトナルのロゴには"日本語版"と"英字版"のロゴが存在しています。しかし現在、日本国内においても"日本語版のロゴ"は全く使用していません。

(あまりにも使っていなかったので私自身も存在を忘れていて、最近古いオトナルの名刺に記載されていた日本語版ロゴを見た取引先の企業さんに「日本語のロゴもあるんですね!」と言われて、存在を思い出したぐらいです。)

そこで今日は、なぜ株式会社オトナルの日本語ロゴは使われなくなったのか?という話をしたいと思います。

2018年にウェブメディアから音声メディアへ

株式会社オトナルの前身は、2013年に創業された「京橋ファクトリー」というウェブメディアの会社です。

2018年9月に「京橋ファクトリー」から現在の「オトナル」という名前に社名を変更し、その際にロゴを新しく刷新しました。
会社名を変更した理由は、2018年以前に行っていたウェブメディア事業(つまり活字と視覚のインターネットメディア)から音声関連事業に完全に舵を切るためです。

この時に作られたのが現在使用している"英字表記のロゴ"と、今では使われなくなった"日本語版のロゴ"です。

使われなくなった日本語版ロゴ

日本語版と英字版ロゴはアイコン画像こそ同じですが、フォント部分が異なり、日本語ロゴはカタカナをモチーフにデザインして作成されたものです。

一部では「こっちのほうがカッコええやん」という意見もあったりするこの日本語版ロゴ、使用しなくなったのには理由があります。

デジタル音声広告の国内市場活性化のために必要だった"英字ロゴ"

2018年に音声関連事業に舵を切った株式会社オトナルは、2019年からデジタル音声広告と呼ばれる音声のインターネット広告事業を本格的に開始しました。

この当時のデジタル音声広告、とくにデータを活用した広告配信やトラッキングを得意とする音声広告のプログラマティック広告を取り扱っている企業というのは大手広告代理店の一部の部署に存在するのみで、まだデジタル音声広告自体も非常にニッチな存在でした。
(広告代理店最大手の電通が「Spotifyとradikoでデジタル音声広告プログラマティック広告のプランを始めた」とプレスリリースを出したのが2019年5月。奇しくも我々オトナルがSpotifyのプログラマティック音声広告取り扱い開始の旨をプレスリリース公開したのも同じ月でした。)

デジタル音声広告の市場発展に不可欠だった2つのこと

当時、我々は海外に比べて発展が遅れているこのデジタル音声広告を拡大していくために、この領域で2つの事業を展開しようと考えていました。

それは、①デジタル音声広告の販売(つまり広告主に対する音声広告代理業)、そして、②音声コンテンツを持つパブリッシャーやメディア企業に対しての音声広告実装支援(音声メディアの広告枠開発)、です。

当時まだ未発展だったデジタル音声広告の市場において、我々が感じていた課題感は、1.企業の活用事例の不足による買い手(広告主)の不足と、2.新しい市場・広告フォーマットと呼ぶには音声メディアの選択肢に多様性がないことでした。

先進的事例を取り入れるべく海外へ

この2つの課題を解決し市場を大きく拡大を実現していくためには、先行する市場である海外のテクノロジーや海外の市場動向を多く学び、 海外のパートナーと連携してより先進的な事例や技術、広告手法としての活用手段を取り入れていく必要があると考えました。

そこで、我々は海外企業とのコミュニケーションや海外との情報交換を通じて、この市場に必要な要素や市場拡大のための手法を整えていくことにしたのです。

デジタル音声広告事業開始の3ヶ月後、もっとリアルな情報と手法を求めて我々は海外に出向き、音声コンテンツとデジタル音声広告の動向を探りました。(実際、2019年8月は日本企業との名刺交換よりも、海外企業に名刺を渡す回数のほうが多かったと思います。)

その際に海外企業とのコミュニケーションをより円滑にし、海外からの問い合わせややりとりにも対応できるよう、オトナルでは日本語のロゴを使用するのをやめました。

先行するグローバルマーケットに目を向け、ビジネスを日本国内に絞るのではなく海外の技術、手法を徹底的に取り入れて行くことが日本国内の市場を発展させていくために最重要なことであると考えたためです。

これがオトナルの日本語版ロゴが使われなくなり、英字ロゴが定着した理由です。
(一般的にスタートアップ企業は、"いつか自社サービスが海外に進出するかもしれない日"のために英字でサービス名をつけることが多いですが、我々は、"スピード感を持って海外の企業とコミュニケーションし、先進事例や技術、情報を徹底的に取り入れていく"ために、日本語のロゴを捨てました。)

こうして"日本語版オトナルロゴ"は、国内音声市場の発展のために、あえて使用されない幻のロゴとなったのでした。

オトナルではこれからも世界のマーケットと日本の音声市場をつなげる動きを続けていきます

現在もオトナル社内の業務やりとりでは、海外パートナーとのコミュニケーションが日常的に行われています。

今年に入ってからも、ポッドキャストアトリビューション技術企業の米Podsightsとのパートナーシップや、日本の音声コンテンツの市場状況を世界に伝えるために朝日新聞社と合同で行った調査を海外向けのプレスリリースとして発信するなど、世界市場と日本の音声市場をつなげるコミュニケーションの動きを行っています。

今後もオトナルは日本の音声市場の発展のために、グローバルマーケットとのコミュニケーションや学びを活かし、国内市場の音声市場活性化と拡大に尽力していきます。

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