ONPA JAPANは2009年に設立以来、時勢を意識して柔軟に業態を変化させながら成長してきました。
そのなかでも2020年2月にローンチした、自社サービス「ONPAMALL」の展開は当社にとって大きな転機と言えます。
今回は、2017年7月にONPA JAPANのCTOとしてジョインし、「ONPAMALL」をゼロから立ち上げた中城についてご紹介させて頂きます。
▼プロフィール
中城 亮祐(Ryosuke Nakashiro) 取締役/CTO
大学4年時にプログラミングに興味をもち、次第にのめり込んでいったという。
九州大学大学院卒。ソフトウェア工学専攻、工学修士。
2012年経済産業省が行う未踏事業(未踏IT人材発掘・育成事業)で「スーパークリエータ」として認定される。大学院在学中に起業し、2017年7月ONPA JAPAN入社。
『ONPA JAPANに入社した理由とは』
2012年度の未踏事業に採択され「スーパークリエータ」認定、在学中に起業やサービスリリースを果たした中城。
数々のWebサービス開発を経験した中城がONPA JAPANに入社した理由を聞いてみた。
『自分とは違う強みを持った人と事業開発できたら、おもしろそう!』
中城:在学中から自社サービス開発やベンチャー企業との協業などを行っていたため、様々な技術分野に触れることができたり、優秀なエンジニアの方々と仕事ができる機会には恵まれていたと思います。
その中で、たくさんのユーザーに届けるサービスを展開するため、自分にはない強みを持った人と仕事がしたいと感じるようになっていました。代表の恩地は、まさに自分とは全く違ったスキルや事業経験を持っていて、一緒に仕事したらおもしろそうだと思いました。
実際に、入社した2017年のONPA JAPANには、社内にエンジニアがいない状況でした。
当時は10代・20代の若者に特化したデジタルマーケティング事業を主軸に展開していましたが、大きく事業転換し、IT分野で自社サービスを展開する会社にしていきたいと恩地は考えていました。
そこで「すばらしいサービス開発ができる会社を組織する」ことをミッションに、ONPA JAPANにジョインしました。
『社内エンジニア1人。苦労したこと』
中城:"次世代をリードするベンチャー企業、世界基準のサービスを展開するグローバルカンパニー"を目指し、恩地と共にどうやってグローバルで戦えるテックカンパニーにしていくか、社内体制を考えたり、事業アイディアを出し合うところから始まりました。
到達直近のライブコマース市場で『ONPAMALL』の展開を決めた際は、自分自身もライブ関連の技術を扱うのは初めてだったので、1人で検証や実践をしたところは苦労した覚えがあります。
また、プロジェクト開始時は、見せるモノはなく企画もまだ空想という中で、優秀な仲間を探すのにも時間がかかりました。
サービスは作って終わりではなく、いかに改善を継続できるかが重要だと考えているので、サービスに対するマインドやその経験から培われたスキルセットは重要視しています。
現在は、約10名のデザイナー/エンジニアチームができてきており、みなそれぞれのプロダクトで重要な役割を持ち、サービスをおもしろくするために活発に動いています。
プロダクトの成長にともなって興味を持っていただけるエンジニアの方も増えているので、今後のチームの成長が楽しみです。
『ONPAMALLを展開するCTOはどんな仕事をするのか』
中城:『ONPAMALL』はライブ配信を活用して、すぐ簡単に販売ができる、ブランドにとってのライブコマースのプラットフォームです。
モールとしてのサービスであるため、Web/iOS/Androidの展開に加え、専用の配信アプリや店舗様向けの管理アプリケーションなど、開発規模が大きいプロジェクトとなっています。
サービスの設計を始めたときから、どうやったらこのサービスがおもしろく便利なものになるのか考え、チームを組織してきました。
プロジェクトを通して、各プロダクトのUI設計や実装までの統括や、ライブコマースをおもしろくしていくサービス企画・設計の改善を行っています。
実装における現在のメイン言語は、Python, Go, Java, Swift, Kotlin, TypeScriptとなっています。
『とにかく "いいサービスにしたい" 』
いいサービスを作っていくと同時に、「いかに成長性が高いチームでいるか、いかに市場価値を持つ技術を選んでいるか」も重要視しています。
現在、私たちはONPAMALLに注力していますが、1つのプロジェクトにドメスティックになりすぎず、次のサービス開発にも活かせるような能力開発もしていきたいと考えています。
結果として「エンジニアの市場価値を高める環境」としても、いいプロジェクトでありたいと思います。
『CTOから見るONPA JAPANの魅力と今後の展望』
中城:目標は同じ方向を見つつも、メンバーは多様性に溢れているのもONPA JAPANの魅力のひとつです。それぞれの分野のエキスパートがいて、みんなでサービスを作る。
切磋琢磨し個々が成長することで、サービスも成長させていると実感することがあります。
エンジニアにとっては、これから変遷していくことがわかっている事業分野と技術分野でスキルをつけることができ、サービス開発の議論もできる環境が魅力ではないかと思います。
今採用している技術に固執することもなく、新しくよりよいものは採用できるのも良いところです。
将来の展望としては、ライブ技術に留まらず、VR/AR/MR、AI関連の技術も取り入れ、サービスを進化させていきたいです。
現在は『ONPAMALL』をリリースしたばかりですが、今後はONPAMALLに限らず、様々なサービスを作っていける集団にしていきたいと考えています。
ONPAMALLは、まだまだサービス展開の初期フェーズです。共に事業開発、サービス開発をしていける方を求めています。
少しでも弊社サービスにご興味いただけましたら、一度お話してみませんか?