みなさんこんにちは。oneroots広報部です!
今回お話を伺ったのは、2026年4月1日にonerootsへ入社したデータサイエンティストのU.H.さん。 大学で統計学を専攻し、自ら法人を立ち上げて開発・分析を行っていた経験も持つ、確かな技術力の持ち主です。
そんな彼がなぜ、地元・広島への帰郷と共にonerootsを選んだのか。 「日本倫理・哲学グランプリ」入賞という異色の経歴を持つ彼ならではの視点から語られる、データサイエンスの面白さとonerootsの魅力についてインタビューしました!
■ 大学院での研究と並行し、実務と経営を駆け抜けた学生時代
【広報部】 U.H.さんは在学中の経歴が学生離れしていて驚きました。これまではどのような活動をされていたのですか?
【U.H.】 ありがとうございます。振り返ると、大学院での研究と並行して常に実務の現場に身を置いていました。修士1年目の丸1年間はデータ分析のベンチャー企業で時短勤務を経験し、直近の9ヶ月間は自ら法人を立ち上げて活動していました。そこではAIを組み込んだWebアプリの開発や、データ収集・分析の仕組み作りをワンストップで行っていたんです。
【広報部】 大学院で研究しながら、ベンチャーでの実務、さらには法人経営まで……!なぜそこまで早い段階から、積極的に実務の場へ飛び込んでいこうと思われたのでしょうか。
【U.H.】 統計学は実務との関わりが非常に強い分野だからです。理論としての数学も面白いのですが、究極的には「実際のデータに対してどう役立つか」が重要ですよね。大学の研究だけでは触れることが難しい、企業が持つ大規模な「生きたデータ」を扱い、それをどう社会に実装するかを試行錯誤したいという強い思いがありました。
■ 統計学の「基礎体力」が、複雑な事象を紐解く鍵になる
【広報部】 専門的に学んできた統計学は、今の業務にどう活きていますか?
【U.H.】 正直、大学で学んだ純粋な基礎知識をそのまま使う場面は、意外と少ないかもしれません。現代ではブラックボックス化された機械学習の手法を使うことが多いですからね。
【広報部】 それでも「学んでいてよかった」と思う瞬間は?
【U.H.】 「学術的な基礎体力」と「データへの向き合い方」ですね。例えば、ある要素が売上にどう響くかを考える時、Aが直接効くのではなく、「AがBを高めることで、結果として売上に繋がる」といった複雑なメカニズムを数式ベースで紐解いていくのが好きなんです。新しいモデルが登場した際も、数式で理解できていれば「どこが本質的なアップデートなのか」を判断できます。この体系的な知識は、データサイエンティストとしての確かな武器になっています。
■ 哲学的な視点で捉える、データサイエンスの「限界」と「役割」
【広報部】 U.H.さんのお話しは非常に論理的ですが、でも実は、一番好きな学問は「哲学」だと伺いました。
【U.H.】 はい、学問として最も美しいと感じるのは圧倒的に哲学です。実は高校時代に日本倫理・哲学グランプリに出場し、入賞した経験もあります。
【広報部】 それはすごい実績ですね!一見データサイエンスとは遠い世界のように見えますが。
【U.H.】 根底では繋がっています。データサイエンスは社会を数値化しようとしますが、現実は数式だけで語り尽くせるほど単純ではありません。私は「データだけで完璧に分かることはない」という前提を大切にしています。データと現実の間にあるギャップを、人や社会への洞察を持ってどう丁寧に埋めていけるか。その「不完全さ」を自覚しながら向き合う姿勢は、哲学を愛しているからこそ養われた視点だと思っています。
■ 広島への帰郷、そして「刺激的なプロフェッショナル」が集う環境
【広報部】 そんなU.H.さんが、転職の際に重視したことや新たな仕事環境として求めたことは何でしたか?
【U.H.】 最大のきっかけは「地元・広島に戻りたい」という強い希望でした。広島の豊かな自然環境が自分には合っていて、生活の質を大切にしながら働きたいと考えたんです。 また自身の専門性を存分に発揮できることはもちろんですが、何より「プロ意識が高く、互いに学び合える仲間がいること」を重視していました。自分一人では到達できない視点を与えてくれる環境を探していたんです。
【広報部】 最終的にonerootsに決めた理由は?
【U.H.】 決め手は、メンバーの皆さんの圧倒的な「解像度の高さ」です。カジュアル面談で代表の西口さんとお話しした際、プロジェクトの先に見据えるビジョンに強く共感しました。また、工藤さんをはじめ、卓越したスキルと人間性を兼ね備えた方々と面談でお話させていただいて「このチームなら、自分もさらに高みを目指せる」と確信できたことが大きかったです。
■ AIを駆使した「超効率的読書」と、これからの目標
【広報部】 onerootsで今後、どのような存在になりたいですか?
【U.H.】 「とりあえずU.H.さんに聞けば大丈夫」と思われるような、技術的・学術的に頼れる存在になりたいです。社内では私が一番年下ですが、年齢に関係なく専門性で信頼を勝ち取っていきたいですね。
【広報部】 プライベートでの目標も、やはり「学び」に関係しているとか。
【U.H.】 「読みたい本をすべて読み切って死ぬこと」が人生の目標です(笑)。最近は効率的に知識を吸収するために、読む前にAI(Gemini)を使って専門用語のリストアップや背景知識の解説をさせてから本を開くようにしています。英語やラテン語の文献まで参照してくれるので、非常に効率的な「予習」ができるんですよ。
【広報部】 まさに最新技術を私生活でも使いこなしていますね!広島の穏やかな環境で、さらに専門性を深めていくU.H.さんの活躍が楽しみです。本日はありがとうございました。
専門的なバックグラウンドを持ちながらも、常に「現場でどう役立つか」をフラットに考えるU.H.さん。彼の存在は、onerootsの技術力をさらに強固なものにしてくれると期待しています。
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