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最先端の技術を学べる環境──「生涯、エンジニア。」をめざせる派遣という一つの答え

最先端の開発を楽しみ、成長しつづける姿が印象的なH。生涯最前線で働き、自分らしいエンジニア人生を送りたい。ポジティブで意欲的な考え方を持ち、周囲の人と良好な関係を築いているHの背中を追います。

20年以上のキャリアの中で、今の開発が一番おもしろい!

私は現在、大手メーカーの画像処理開発をしている部門にいて、カメラで撮影した画像をAIを使って推論するアプリケーションの開発をしています。

これらのアプリは、小売店で使用されるような顧客人数や属性などのデータ認識カメラや、デジタルサイネージボードの目線感知カメラなど、あらゆる場所で使われています。今後も、どんどん用途が広がっていく最先端の領域です。

この画像処理開発は、成長分野なので市場のシェア獲得競争はかなり激しいのですが、今の就業先の製品は他のメーカーにはない機能を搭載していて、市場の全シェアを獲得しようというミッションを掲げています。

従来は、画像を撮ったデータをクラウドに送信しAI推論もクラウド側で行う仕様でしたが、私が携わっている製品はカメラ自体でAI推論ができる仕様になっています。そのため、クラウド側に送るデータ量が各段に小さく、負担が少ないため処理スピード速いのです。こうした最先端の新規開発に携わることができており、これまでのエンジニア人生の中でも一番楽しい開発ができていると感じています。

所属しているチームには、メーカーの社員さんと他社請負開発の方がいますが、すべてオンラインでコミュニケーションを取っています。請負の方々は遠方にいるので直接会ったのは1度だけですが、週に2回の定例会議では冗談を言ったりもしますし、仲良く仕事ができていると思います。

派遣のフレキシブルさが、「生涯、エンジニア。」を作っていく。

前職は、同じく技術系派遣会社に新卒で入社し、全部で10社ほどの企業で働きました。分野は複合機や金融、通信などで、主に組み込みのソフトウェア開発です。20年ほど勤めましたが、給与アップを希望して転職活動を始め、2020年にオムロンエキスパートエンジニアリング(以下、OEG)に入社しました。

今の仕事もそうですが、派遣会社で働くと最新の技術を学べる可能性が高いと思っています。これから発展する分野には仕事がたくさん舞い込み、人材をたくさん欲しがるため派遣会社にも声がかかりやすいんです。

製品には寿命のサイクルがあるので、同一製品の開発だけをしていると、製品の需要が減速してきた時に技術も形骸化してしまいます。最近は、技術の変遷が早く、形骸化のスピードも速くなっていますから、こうした視点はとくに必要になってきていると思うのです。

また、職場をフレキシブルに変更できることも、派遣の良いところかなと思っています。前に一度だけ、どうしも考え方が合わない人が上司になってしまったことがありました。いろいろとコミュニケーションを図ろうとしましたが、うまくいかず……。その職場では1年ほど働きましたが、会社に相談して別の職場に変更してもらいました。

捉え方によっては少しネガティブに聞こえてしまうかもしれませんが、開発に集中できる環境にいるほうが、エンジニアにとっては絶対良いと思うんです。

自分に合う環境で、常に需要の高い職場で仕事ができる派遣の就業スタイルだからこそ、技術力を高め続けることができると思うのです。不確実性の高い世の中において、長い目で見たらじつは安定した働き方なのではないかな、と思います。

開発PJでのコミュニケーション方法とは?

まだ駆け出しのエンジニアだったころ、携帯電話に搭載するアプリケーション開発の現場でリーダーのようなポジションを任されたことがありました。まだ若く開発経験は浅かったのですが、リリース時期を見ながら周りのメンバーに進捗を確認したり、リリース文書を書いたり、他部門や顧客と調整したりと、必死でプロジェクトを回しました。

残業は月に200時間ほどにのぼり、毎日ホテル住まいで本当に大変だったのですが、振り返ってみたらとても良い経験でした。

上長の方の考えがわかるようになったんですよね。納期の大切さや顧客折衝のやり方など。キャリアの早いうちにこうした経験をしたことで、その後のエンジニア人生がだいぶ変わったと感じています。

私は、20年以上エンジニアをしていますが、とくに開発初期におけるコミュニケーションを重要視しています。というのも、開発現場においては、仕様の内容により、提示された期限では難しそうなケースがたびたび発生します。

このような時は、最初に期限を延ばせるか確認をして交渉したり、仕様で複雑になっている部分があったらシンプルに変更してみたらどうかと提案してみたりと、プロジェクトごとに確かめてから進めるようにしています。

このように、私は決められた期限の中で、より良いものを作ることを大事にしています。その期間内で一番良いものを作るという結果へのこだわりはエンジニアとして絶対的に必要なものだと思っています。

「生涯、エンジニア。」の実現をサポートしてくれる会社


OEGが掲げている「生涯、エンジニア。」というスローガンですが、私は、“生涯にわたってスキルアップしていってほしい”という会社からのメッセージだと捉えています。書籍購入やE-learning、研修などの制度もそうですし、当社は私たちのキャリア志向に沿った就業先を見つけてくれ、道を作ってくれます。そして私たちはその道を進みながら、生涯にわたってスキルアップしていくのだと思っています。

「生涯、エンジニア。」となる道筋を一緒に作ってくれていると実感したのは、今の職場へ配属になった時です。1年前までいた派遣先では既存製品の開発を2年ほど担当していましたが、「新しい知識も身につけたいし、そろそろ別の開発がしたいな……」とOEGの上司にぽろっと話したところ、早々に今の職場を探してきてくれました。

前職では「まあまあ、もうちょっと頑張って」といなされることが多かったので、こんなに動いてくれるんだ、とびっくりしたことを覚えています。本当にエンジニアのキャリアのことを一番に考えてくれているんだな、と実感した瞬間でした。

10年20年後のことはまだよくわかりませんが、今後も新しいことにどんどん挑戦していきたいなと思っています。今の職場ではフーリエ解析を行うので、自学で数学を勉強していますし、技術スキルとしては応用情報処理技術者やエンベデッドシステムスペシャリスト、システムアーキテクトの資格をこれから先、取得していきたいと思っています。

また、これまでは組込開発が多かったのでCやC++を多く使ってきましたが、HTMLやCSS、JavaScriptなどのWebフロントのスキルも伸ばしていき、なんでもできるソフトエンジニアをめざしていきたいと考えています。ベテランですが、まだまだ先は長いです!

※ 記載内容は2024年1月時点のものです

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