こんにちは、総務のtamuraです。
今年4月の第1回開催から半年。 大泉工場のWAREHOUSE(倉庫)にて、 2回目となる「COMMONs EYE(コモンズ・アイ)」を開催しました。
「COMMONs EYE」は、徳島県上勝町の「くるくるショップ」の精神をベースに、大泉工場らしい「循環」と「創造性」を融合させた実験的なマーケットです。 ここでは、単にお金を払って不用品を買い取るのではありません。
出品者は「このモノを買ったときの思い出や愛着」を絵馬(タグ)の表面に書き、譲り受ける人は「これからどう使っていくか」という新しい価値を裏面に書き込みます。
お金ではなく、自分自身の「審美眼」と「言葉」を対価にして、モノの価値を再定義する場所です。
2026年10月11日(日)COMMONs MARKET内、「COMMONs EYE」
広がる共感と、深まるストーリー
今回の第2回開催では、前回以上に多くの大泉工場の社員が私物を出品してくれました。 会場では、「こんなに素敵な取り組みがあるなんて!」と感心してくださるお客様の声がたくさん聞こえてきました。
さらに嬉しかったのは、前回の開催を知ってくださっていた方が、初めて訪れた周りのお客様に対して「これはね、こうやって想いを繋ぐ仕組みなんだよ」と自発的に説明してくださっていた場面に出会えたことです。
私たちが蒔いた「循環と再定義」の種が、参加してくださる皆さんの中に少しずつ根づき、共感の輪として広がっていることを実感した瞬間でした。
お家にある食器と同じブランドのコップを偶然見つけて、お気に入りの仲間入りに
受け継がれていく、モノと想い
今回も、会場のあちこちでたくさんのドラマが生まれました。 実は私自身も、娘が小さかった頃に『魔女の宅急便』のキキの仮装に合わせて「ジジ」に見立てて肩に乗せていた、想い出の黒猫のぬいぐるみを出品していました。
その黒猫を手に取ってくれたのは、同じようにハロウィンの仮装用に黒猫を探していたお母さまと、猫が大好きな女の子でした。
猫の上に猫乗ってます(笑)
かつて我が家の宝物だった黒猫が、時代を超えてまた別の誰かの特別な仮装や宝物として大切に引き継がれていく。個人的にも胸が熱くなる瞬間でした。
また、別の場所では、柴犬のぬいぐるみを出品した大泉工場の社員と、それを嬉しそうに受け取った女の子が笑顔で言葉を交わす姿も見られました。
出品者と新たな持ち主が直接出会い、笑顔で想いを交わし合う。ただのモノの移動ではない、温かいコミュニケーションが生まれる光景に、この場所を作って本当に良かったと心から思いました。
私が描く、これからの夢
しばいぬもさっそく大事に抱っこされてうれしそう。
今回のCOMMONs EYEでは、31件の新しい物語と循環が生まれました。
お金という統一された物差しを一度手放してみると、そこには人の温かい記憶や、未来への想像力が溢れています。
私の夢は、この「COMMONs EYE」をいつかイベントとしてだけでなく、 大泉工場の中に常設することです。
徳島県上勝町のくるくるショップのように、地域の人や社員がいつでもふらっと立ち寄り、誰かの想いと出会い、自分の審美眼で新しい価値を紡いでいける。そんな日常的な巡りのスポットにしていくことが、私の目指す未来です。
今回関わってくださったすべての皆様、そして大切なモノと想いを託してくれた皆様、本当にありがとうございました。
これからも大泉工場らしい循環と創造性を大切に、一歩ずつ夢に向かって歩んでいきます。 また次回のCOMMONs EYEで、皆さんの審美眼とお会いできるのを楽しみにしています。
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