毎朝出社前にカフェでITの勉強をするぱんちゃん。前職で磨いたプロ意識と熱い執念で、未経験の業界で新しいキャリアを築きます。
この記事の3つのポイント
1、10年間の誇りと、その先に求めた変化
2、後輩への信頼が、新しい挑戦の羅針盤になった
3、『これがいい』を追求する、終わりのないコウドウ
目次
1、ウェディング業界の10年
――まずは前職のお話から伺わせてください。ウェディング業界を目指されたきっかけと仕事のやりがいはなんでしたか?
昔からサプライズを仕掛けたり、人の喜ぶ顔を見たりするのが大好きで、その『好き』を仕事にするならここだと思って飛び込んだのが、ウェディングスタイリストの世界でした。
会社では既に知識を持つ専門卒の同期に囲まれて、私はと言えば、全くの未経験からのスタートでしたが、がむしゃらに知識を吸収して、気づけば10年。数百人の社員の前でプレゼンや教育研修を担当するようになっていました。
仕事のやりがいは、結婚式当日、新郎新婦のお二人が披露宴会場を退場する瞬間に「これまで積み重ねてきた提案に間違いはなかった」と確信する瞬間です。
衣装だけでなく、会場の装花、テーブルクロス、照明……すべてが整った空間でお二人が輝いている姿を見た時、個別の要素がパズルのように組み合わさり、お客様の理想が現実の空間として完成する。
あの時の「よっしゃ!」という達成感は、なにものにも代えがたい感覚でした。
2、10年のキャリアを経て、異業種へ転職

――スタイリストとして第一線で10年間も活躍したあとに、転職を決意したのはなぜですか?
一言で言えば「新しいことに挑戦したかったから」です。
ウェディングスタイリストとしての10年間は、本当に濃密で、文字通り「やり切った」と言えるものでした。でも、プレイヤーとして「やり切った」という感覚が強くなるにつれ、毎日同じことの繰り返しに少しずつ物足りなさを感じるようになりました。
今の自分にできることの延長線上でキャリアを築く道もありましたが、それよりも「全く新しい自分」に出会いたいという想いが、10年積み上げた場所を離れる一番の理由でした。
――ですが、全くの異業種であるIT業界への転職はかなり大きな決断だったのでは?
そうですね。最初は転職エージェントを利用して、これまで培った「接客力」や「提案力」を活かせる仕事を探していましたが、高級時計や鞄の販売職など提案された職業はどれもピンときませんでした。いくつか面接を受ける中で、「これは本当に自分が求めている『新しさ』なのだろうか?」と腑に落ちないでいたんです。
そんな時、前職の後輩だった「まえたん」から声をかけてもらいました。
彼女は職場が同じだった頃から、自分のやりたいことを明確に発信し、周囲を巻き込んでいく推進力のある人で、私はそんな彼女をサポートする立場で一緒に働いていました。
正直なところ、最初に話を聞いた時はノベルワークスの事業内容やITの仕事がどんなものか、完全には理解できていませんでした(笑)。でも、「尊敬するまえたんが誘ってくれる会社なら、きっと間違いはないはずだ」という直感がありました。
仕事内容よりも「誰と働くか」という信頼が私の背中を強く押してくれたんです。
3.プロダクト営業として「レクシンAI」の価値を広める現在
――現在はノベルワークスでどのような業務を担当していますか?
現在はプロダクト営業として、自社製品の「レクシンAI」の普及に努めています。企業様への個別製品説明会や展示会の企画やイベントでの登壇、お客様への導入事例インタビュー、Webアナリティクスの運用などです。他部署と連携しながら、手探りで挑んでいます。
4、IT業界で直面した壁、そして成長へのプロセス

Cybozudaysで積極的に参加者に製品説明をするパンちゃん
――未経験の業界に入って約1年、感じている課題や葛藤はありますか?
一番の壁は、やはり専門知識の差です。
スタイリスト時代は、自分がプロフェッショナルとして培ってきた知識とスキルがあったからこそ、自信を持って提案できていました。
ですが、まだまだITやAI領域を勉強中の私には、お客様が抱えている業務上の課題や悩みを深く掘り起こそうとしても、知識が追いつかずに的確な質問ができないもどかしさを感じることがあります。
「本当はもっとお役に立てるはずなのに、今の自分の実力ではそこまでたどり着けない」という悔しさが、今の自分にとっての大きな課題です。
――その壁を乗り越えるために、どのような取り組みをされているのでしょうか。
とにかくインプットを増やすために、IT、AI、営業などの専門書を片っ端から読んだり、社内の優秀なメンバーを観察して「良いところ」をすべて吸収しようとしています。
また、社内での発信も意識しています。
ノベルワークスは自律して動くことが求められる環境です。私は「指示を待っているだけでは、自分がここにいる意味がない」という危機感を常に持っています。だからこそ、自分の認識が合っているか確認する際も、必ず自分の考えや意見を添えて発信するようにしています。
前職で社員育成を担当していた際、「自分で考え、判断できるようになること」を口を酸っぱくして伝えてきました。それが生きる力に繋がると信じているからです。今の私も、負けず嫌いな性格をエンジンにして、悔しさを成長の糧に変えながら、少しずつITのプロフェッショナルとしての道を歩み始めているところです。
わからないことを放置せず、自分の考えを添えて発信し、納得いくまで向き合えるようになりたい。何より「お客様が喜ぶ姿」を見るために、日々挑戦し、勉強しています。
5、10年のキャリアで磨かれた「汲み取る力」と「伝える力」
――お客様と接するプロダクト営業の仕事は、前職の経験を活かせていますか?
はい、2つの強みが今の自分を支えてくれていると思います。
1つ目は「人前で物怖じせずに話せること」です。スタイリスト時代は、数百人の社員の前で研修やプレゼンを行う機会が多々ありました。実は今でも話すこと自体に苦手意識はあるのですが、当時の経験があるからこそ、セミナーの登壇やお客様への提案も落ち着いてこなせていると思います。
2つ目は「お客様の思いを言語化し、形にする力」です。スタイリストの仕事は、単にドレスを選ぶことではありません。お客様の背景や、言葉にできない「こんな風になりたい」という潜在的な願いを質問を通して引き出し、最適な一着を提案する。
この「相手の背景を汲み取る姿勢」は、今のプロダクト営業でも不可欠な要素だと感じています。
6、妥協しない姿勢が切り拓く、ノベルワークスの未来

入社1年目メンバーへの ”ノベルT”贈呈式👕
――ノベルワークスで今後どのように成長していきたいですか?
ノベルワークスは、「熱い思いを持って妥協せずに課題解決に向き合う会社だ」と日々感じています。
皆が課題に対して「これでいいや」と妥協せず、真剣に意見を出し合う姿に私自身が救われ、誇りに感じているからです。それをもっと社外に広めていきたいです。
プロダクト営業としても、ただ「レクシンAI」を売るのではなく、お客様の業務を根本から変え、本当の意味で喜んでいただける存在になりたいです。
――最後に、仕事をする上で最も大切にしているモットーを教えてください。
「妥協しない、そして諦めない」ことです。
前職の研修で教わった「『これでいいや』ではなく『これがいい』と言わせる」という言葉は、今でも私の根幹にあります。
外見で「ふんわり」とした印象を持たれることも多いのですが、中身は意外と負けず嫌いなんです(笑)。一度決めた目標に対しては、最後まで粘り強くやり抜きたいと思っています。
これからもっと成長して、IT業界という新しいフィールドで、お客様やチームのために「妥協のない提案」を届けていきたいです。
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