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「本物」のウエディングを実現するノバレーゼの教育担当が語る誇りとやりがい

その土地の文化を活かした結婚式の仕組み作り

〜『天神モノリス 』外観〜

ちょうど入社3年目の年に、福岡地区にある『天神モノリス』のオープニングスタッフとして異動しました。熊本出身である私にとって、初の九州出店がとても嬉しかったことを今でも覚えています。

そこではウエディングプランナーとして、結婚式の仕組み作りにも携わらせていただきました。

まずはヘアメイク担当者や司会者をはじめとするパートナー企業の選定。そこで、各企業の皆さまが大切にしていることとノバレーゼが大切にしていることを伝え合いながらひとつの仲間になっていき、 唯一無二の結婚式を創り上げていくことの重要性を再認識させていただきました。

〜『天神モノリス 』内観〜

一番面白かったのは、福岡県の文化をどうノバレーゼと融合させていくのかという部分です。実際、ご招待される親族さまの人数が多かったり、お酒をたくさん飲まれる方が多かったりなど、福岡県の結婚式ならではの特徴もいくつかありました。そういったことも頭に入れながら、結婚式のマニュアルをいちから作り上げていきました。

「山笠(やまかさ)」と呼ばれる有名な博多のお祭りがあるのですが、その時期になると法被(はっぴ)が結婚式の正装になります。地元民にとって重要なお祭りである「山笠」を理解することは、結婚式を創り上げていく上では本当に大切なことです。文化を理解していなければ、それを活かした演出を提案することも、新郎新婦さまや親族さまの想いを汲み取ることも出来ません。

新人教育の体系を作っていく必要性

〜プランナー時代の前田さん〜

2017年には株式会社ノバレーゼの営業本部にエキスパートプランナーという職種ができ、社内では初めてのスタッフとして就任させていただきました。

一般的なウエディングプランナーは、エリア(さいたま地区、千葉地区など)に所属するのですが、エキスパートプランナーはエリアを問わずお客さまの結婚式を担当したり、各店を臨店しながら店舗スタッフの新人教育を行ったりします。

そのようにして時間を過ごす中で、新人教育の体系を作っていく必要性を感じました。細かな接客マニュアルなどを統一化することで、どの店舗もレベルアップしていける仕組みを作ることが出来るのではないかと考え、勉強会を運営するなどをして指導を行いました。

目の前の人に誰よりも誠実で忠実であること


ウエディングプランナーを教育していくにあたり、最も大事にしていたことは“人の想い”です。テクニックも大事ですが、その瞬間に心からの想いが込もっていなければ、それもお客さまに必ず伝わります。

私たちウエディングプランナーは、ゲストやお客さまに一生忘れられない時間と空間をお届けする仕事をしています。

ともすれば、「ムービーを作りませんか?」「こんな演出しませんか?」「こんなケーキ作りませんか?」と言うだけの発注屋にもなれます。

しかし、結婚式という素晴らしい文化が日本にある以上、伝統や両家の結びつきなど、大切にするべき物事がたくさんあります。「なぜその人が結婚式を挙げるのか」を理解して、お客さまにしっかり向き合えるようなウエディングプランナーだけが素晴らしい結婚式を創り上げることができるのです。

私たちは日々、何組もの結婚式を見ていますが、お客さまにとっては一生に一度の瞬間であることを忘れないこと。目の前の人に誰よりも誠実で忠実であることが最も重要です。

半歩先を考えた研修スタイルの構築

現在は教育研修部で新卒研修や社内研修の企画を任されています。

ノバレーゼは社内研修を全て内製化していて、ただビジネススキルやマナーを教えるのではなく「なぜこうするのか」という物事の原点を学べるようにカリキュラムを組んでいます。

それは“世の中に元気を与え続ける会社でありたい”というノバレーゼの理念と、“これまで培ってきた文化を大事にしたい”という代表の想いがあるからこそ。

新人研修やマネージャー研修など、その等級ごとに、スタッフ一人ひとりのキャリアステップに合った研修が受けられるので、ノバレーゼが大事にしている物事を再確認するとともに、常にステップアップ出来る環境を整えています。

今後の課題としては、スタッフ数も店舗数も増えた現在、半歩先を考えた研修のスタイルを構築していかなければなりません。「ひたすら頑張る」のが主流だったベンチャー企業時代から、現在はママさんや時短勤務の方も増え、多様な働き方や考え方に対して様々なアプローチを考える必要があります。

どんな家庭の事情があったとしても、時短勤務という限られた時間の中で働くとしても、ノバレーゼに入社した全ての社員が活躍できる環境、教育研修の場作りをこれからも実施してていきたいです。

新人の成長を見るのが一番のやりがい

〜社内イベント時の1枚〜

今年の4月に担当させていただいた新卒研修では、学生から社会人になったばかりのスタッフたちを担当しました。

全員が少し前まで学生だったので、まだ右も左も分からない状態です。その中で、一緒に楽しんだり喜んだり、時には怒ったり、真正面から向き合って指導を進めていく中で信頼関係を深めていきました。

それから半年が経って、自分の指導したスタッフたちもお客さまを担当するようになりました。久しぶりに顔を合わせると、初めて出会った頃とは全く顔つきが変わっているスタッフばかりです。結婚式を創り上げていく責任感と、お客さまを絶対に喜ばせたいという想いが人を大きく成長させるのだと思います。

成長し、大人になり、ウエディングプランナーとして成長していく新人スタッフたちを見ていることが今の私の1番のやりがいです。

この立場になって初めて、自分が新人だった頃、先輩や上司がどれだけ自分のことをよく見ていてくれていたか分かりました。

ノバレーゼは、向上し続けたいという想いのあるスタッフにたくさんのチャンスを与えてくれる会社です。私を教育研修部に導いてくださったのも、私自身を理解してチャンスを与えてくれた上司がいたからこそ。次はどんなチャンスに挑むことが出来るのか、今から楽しみでしょうがないです。

「結婚式に携わる」という仕事は私の誇り


私はウエディングプランナーという仕事を心から誇りに思っています。だからこそ、現場で頑張っているスタッフの力になれるように、私には何ができるのかを模索しながら日々の業務を全うしています。

大学で心理学の勉強をしていましたが、今になってその時の勉強が現在の仕事に繋がっていることに気づきました。心理学の知識が研修作りに役立つ日が来るとは、大学在学中には思いもしなかったことです。

日々私たちが行っていることは、ちゃんと未来に繋がっていきます。それを信じて、目の前の物事に一生懸命取り組むことが自分を成長させる一番の近道です。

ぜひご一緒に、世の中に元気を与え続け、素晴らしい結婚式を創り上げていきましょう!皆さまとお会いできますことを、心より楽しみにお待ちしております。

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