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Nintで働く人ってどんな人?社員インタビューVol.9:ファイナンス編

こんにちは!Nint採用担当です。Nintのメンバー紹介第9回目は、ファイナンスチームの若きマネージャー、小林修史さんです。日本と中国に事業拠点を持ち、IPOを目指しているNintで、難易度の高いグループファイナンスをリードする小林さんに、これまでとこれからの挑戦についてお聞きしました!

会計士を目指して勉強に励んだ学生時代

ー小林さんは、会計士の資格をお持ちということですが、まずはそのキャリアを選択するきっかけについて教えてください。

中学・高校時代は、バスケやソフトボールの部活に人並みに打ち込み、特に深く将来のことは考えていない、ボーっとした学生でした。笑

それが、高校3年生のとき、先生と進路面談をすることになったのですが、将来のことを何も考えてなかったことで、「親に学費を払ってもらっているのに何も考えてないとはどういうことか!」と結構怒られまして、ようやく将来について真剣に考えるようになりました。そこからいろいろ本を読んで勉強し、ベストセラーになっていた「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」という本を通じて、会計士という仕事に魅力を感じ、簿記の教科書を買って勉強を始めたことがきっかけです。

ー進路面談の先生に、Nintとしても感謝しないといけませんね!!会計士の仕事のどこに魅力を感じたのですか?

会計の数字から、ビジネスを分析するというところが、面白いと感じましたね。あと、特に数学が得意ということもなく、文系の学生だったのですが、簿記の勉強を独学で始めてみたら、簿記3級、そのあと2級も合格することができ、自分の中では、勉強というのはやらないといけないからやる、という感じだったのが、初めて自ら進んで勉強をして結果が出たことで、勉強って面白いなと思って、どんどんのめり込んだというのもあります。

ー高校3年生で簿記の勉強をスタートして、会計士に合格したのは何年後になるのですか?

それから5年後です。本格的に会計士を目指して勉強を始めたのは大学2年生のときで、簿記2-3級は暗記するだけで合格できたものの、簿記1級、そしてその後の会計士の資格試験になると、暗記だけでは全然ダメで、理屈がわかっていないと太刀打ちできないので、大学の図書館で1日10時間くらいは毎日勉強していましたね。会計の勉強が進むにつれて、日経新聞に書いていることでも理解できることが増えてきて、実社会にも役立ちそう、という実感がありました。



小さくても自分の城を持つー30歳目前で個人事務所開業

ー資格に合格した後のキャリアについては、当時どのように考えていたんですか?

親がCD専門のレンタルショップをフランチャイズで開いていた影響で、小さくてもいいので自分だけの城を持ちたい、という漠然とした憧れがあり、会計士の資格を取ったら、いつかは自分の事務所を開きたいと考えていました。親からは、自営業ですごく苦労したという話を聞いていましたが、そのお店の当時の看板が今も実家に大事に保管してありますし、思い入れが深いんだろうなあと、そういう影響を知らず知らず受けていましたね。

ー自分の城ですか~!

そうですね。笑

いつか個人事務所を開きたいと思っていたので、資格試験に合格したあとは、主に個人事業主や中小規模の企業を顧客とする会計事務所に就職して実務経験を積み、そのあと、より大きな会社の会計や税務の実務も身に着けたいと思い、監査法人に転職しました。

監査法人では、企業の監査業務を担当した後、監査法人の中では少し変わった部署でコンサルティング業務を担当する部署があったので、そこに手をあげて参加させてもらいました。そのあと、30歳を目前に、目標としていた個人事務所の開業に至りました。

ー監査法人の勤務から一転、個人事務所を開業、というのは結構珍しいのでは?!

はい。当時の監査法人の先輩や周囲の人からは結構驚かれましたね。笑

ちょうど30歳になる年で、30歳の誕生日が来る2か月前に監査法人を退職し、個人事務所を開業しました。開業後にツテがあったわけでもなく、正直上手くいくか不安ではありましたが、まだ若かったですし、独身だったので、仮にうまくいかなかったとしても取返しはつくだろうし、それはそれでネタになるなと思い、最後は勢いで開業に踏み切りました。

ー30歳目前での目標達成となったんですね!

はい、一応目標は達成できたわけですが、どうやって仕事を採っていこうかということで頭がいっぱいで、あまり達成感とかそういうものはなかったです。

1社目で個人の会計事務所に就職したので、一通りの実務は経験してきたつもりでしたが、やはり自分で開業するとなると、経験したことのないことばかりでした。レンタルサーバーとWordPressを契約して自分でホームページを作ってみたり、銀行から融資を受けるために創業計画書を作ったり、経営者の人が集まる交流会に参加して名刺を300枚交換したり、普通に会社にいるだけでは経験できないことができました。その経験があるので、新しいことにチャレンジするときは、「まずやってみる」のが重要だと実感しています。

IPOを実現し、Nintの価値を世の中に伝えていきたい

ー念願の個人事務所開業から、Nintへジョインされた経緯を教えてください。

Nintにジョインしたのは、CFOの小牧さんからのお誘いがきっかけです。最初は業務委託で、決算業務や監査対応のお手伝いをしていたのですが、上場に向けて準備を始めたタイミングで、決算や開示の業務を自分で一から構築していけるところや、SaaSのビジネスモデルは会計の視点からも近年トピックの論点なので、そこに実務で関与できるところに魅力を感じていて、業務委託という形ではなく、社員としてフルコミットして業務に関わりたいと思うようになりました。

そして、Nintのメンバーが皆さん個性的で魅力的なことが入社の一番の決め手になりました。皆さん、高い成長意欲と仕事への高いモチベーションがあり、そのうえで、各自の仕事を尊重する風土もあって、居心地の良さを感じました。

ーいま、Nintでどんな業務、チャレンジをされているのですか?

Nintは現在、上場を目指しているので、主に経理財務面で、上場企業になるために必要な管理体制の整備を進めています。具体的には、決算開示体制の整備、予算管理や中期経営計画の策定、資金管理などに関与しています。当社は中国にも子会社がありますので、現地とのコミュニケーションや法規制へのキャッチアップには難しさもありますが、新しいチャレンジでもあるので、やりがいもあります。今までは監査法人や会計事務所の立場で、会社の外から決算体制整備の支援や助言をしてきましたが、今は会社の中から、実際に自分たちで業務を進めていくという立場になり、これまで以上に強く当事者意識を持つようになりました。

ー小林さんの今後の目標を教えてください!

まずは上場を達成して、Nintの価値をもっと多くの人に知ってもらうことを目指しています。入社して2年近くたちますが、Nintのサービス内容とそれを支えるクローリングや推計の技術はすごい技術だなと日々思います。誰でも閲覧できる膨大なWebデータから、誰も真似できないような精緻な分析データをサービスとして提供できるというのは革新的だと思いますし、コロナ禍で生活様式が変容し、人々がどういった消費活動を行っているのかといったデータは需要の高いものだと思います。その需要に応えられるのが当社のサービスだと思いますので、上場を通してより広く多くの方にNintを知ってもらうべく、私にできることを精一杯やっていきたいです。

ー最後に、どんな人と一緒に働きたいか、そして小林さんから見たNintのオススメポイントも教えてください。

当事者意識を持っている人、業務をしっかり前に進めようとすることができる人と働きたいです。経理という仕事は数字の間違いは許されないので、正確に業務を行うことはもちろん重要ではありますが、正確性にこだわりすぎて何も進まないというのもダメなので、必要な検討はしながらも、物事を前に進めていき、課題は走りながら見つけて解決するという意識を持っている人がいいと思います。また、Nintは非常にフラットな組織で、社長ともフラットに議論ができる環境です。逆に言えばそれだけ責任感も伴いますので、当事者意識のある方と日々仕事をしたいと思います。

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IPOを目指し、多忙なファイナンス業務を日々リードする小林さんですが、プライベートでは、新婚ホヤホヤということで、休日にはご家族で野球観戦をするのが楽しみだということです!Nintでは、小林さんのように、新しいチャレンジに臆せず、当事者意識を以て、事業を前に進めていける方を募集しています!

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