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こんにちは。Nexil採用広報の白井です。
今回はNexil 代表取締役の鈴木社長にお話を伺い、これまでの経歴や創業に至った経緯などについてインタビューしてみました!
Nexilの選考に取り組んでいる方や応募を検討している方の手助けになれば幸いです。
まず初めにこれまでの経歴について教えてください。
大学中退後、過酷な就職活動を乗り越え、韓国LGグループへ入社しました。国際ロジスティクス事業部に配属され、主に貿易業務や大手企業の新規開拓営業に従事。中国や韓国といったアジア諸国からのLG製品の輸入や輸出、税関の手続きなどを行う。
2社目、オランダ本社の貿易SaaS企業に入社し日本支社の立ち上げに一から従事しました。中国や韓国、シンガポールやインドのメンバーから構成されるグローバルチームで、国内システムの設計やオペレーションの改善に奔走。
3社目に、創業1年目の人材ベンチャーに入社。新規営業やキャリアアドバイザーを経験し、入社半年で売上実績トップを獲得。その後人材業界で独立を志し、株式会社Nexilを立ち上げた。
『人の可能性を最大化する』
人材業界に参入した理由はなんでしょうか。
起業当初から事業を通じて「人の可能性を最大化したい」という想いがあり、人材業界に参入しました。私自身、実は高校を中退してしまっていたりと履歴書上の経歴が綺麗だとは言えず、自信の持てなかった過去がございます。そんな自分でしたが、社会人として働き始めてからは少しずつ成功体験や実績を積み重ね、今のポジションを築けるようになりました。
このような原体験から過去の経歴にかかわらず、環境ときっかけさえあれば人生は変えていけるものだと確信しております。過去の自分のようにキャリア悩んでいる方々に少しでも力になりたいと想い、人材業を選択しました。
どのような環境でなら人は成長することができますか。
同じ志を持った仲間たちと切磋琢磨していける環境が重要。
過去を振り返ってみると、同じビジョンを目指した仲間たちと仕事に熱中していた時期が一番成長したと思います。具体的に仕事に対する考え方や成果を出すためのマインドセットなど広い視点で物事を考えることができるようになっていきました。結果として、今まで挑戦していなかったことに挑戦してみたり、異なる視点で物事が見えるようになり、プライベートの生活や考え方まで大きく変わりました。
高校中退から外資系企業へ
なぜ高校を中退したのでしょうか。
正直に言うと、自分自身がかなりやんちゃしていたというのが理由です。 将来の目標もなく、学校の中でやりたいこともなかったため高校に入学してわずか3ヶ月で中退を決意しました。高校を中退してからはフリーターとして生活しており、毎晩のように遊び歩く日々が続いていました。周りの仲間も自分と同じような境遇の人間が多く、お互いに切磋琢磨するというよりかは、お互いに足を引っ張り合うような関係でした。ただ、この時のどん底があるからこそ今があると思っています。
堕落した生活からの脱却
激しい焦りを感じたのを鮮明に覚えています。高校3年の時にある友人と再会しました。中学時代の親友で同じように堕落した生活を送っているはずの人でした。いざ再会してみると彼はスウェーデンの高校に通っており、そこで積極的に活動しているというのです。つい数年前までお互いに足を引っ張り合っていた友人と自分の現状に大きなギャップを感じ、自分への怒りがこみ上げてきました。とても悔しかったです。
その日から私はこれまでの日々を取り戻せるように必死で勉強に励みました。高校を中退していたため高卒認定試験を受けることを決意し、高校3年の夏に無事高卒認定を取得することができました。高卒認定試験の勉強をしているうちに「大学に行きたい」という想いが芽生え、勢いそのままに大学入試の勉強も行い大学に進学することもできました。
「井の中の蛙」から外資企業への挑戦
大学生ということもあり様々な人と関わる機会が増えました。その結果、今までの自分の経歴や経験に劣等感を感じるようになりました。「井の中の蛙」というやつでしょうか。広い世界を知らなかったんだと思います。一種の孤独感に似ていると思います。何かしなければ淘汰されると考え、ゼロから英語の勉強をはじめることにしました。ホテルでの接客などもはじめ劣等感を引きはがすために努力をつづけました。結果としてTOEIC840点まで伸ばすことができました。それから就活の時期が訪れました。身に着けた英語力を生かしグローバルに活躍したいと思っていたので、外資系企業や国際ビジネスを行う企業を志望していました。しかし現実はそんなに甘くなく、自分の実力不足もあり100社程選考の見送りを受けてしまいました。もはや満身創痍でしたが、110社目程で受けたLGグループに内定をいただくことができました。この時内定通知のメールを移動中の電車で受信し思わず電車の中で涙したことは今でも覚えています。高校中退した時の状況を考えると夢のような出来事で、辛い中頑張り続けてよかったなと思いました。
それからはビジネスマンとして活躍していこうと決意しました。これまで劣等感を幾度となく感じ続けていたせいか、下を見ることはなく上だけを目指して歩いている自分がいました。
行動力の根源
私は幾度となく劣等感を感じてきた人生です。しかし、こんな私でも申し分ない実績のあるキャリアを歩んでいくことができました。人はきっかけと環境があれば変わることができる。これは現代の若者にも言えることだと思います。悔しい気持ちを持っていた時を思い出すとこんな気持ちになる人はできるだけ少なくていいと毎回考えています。
Nexilに託した想い、
私はあの時親友に会っていなかったらここまで来れていなかったと思います。人にはきっかけがなければいけない。自分が友人にきっかけをもらい、人生を変えてもらったので、今度は自分が誰かの人生を変える存在になるために日々活動しています。人生を変える存在になるためにNexilがあると思います。