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NewsTV ディレクターblog_ビデオリリースのつくりかた_第4回「4つタイプの調理法」

こんにちは。NewsTVディレクターの市川と申します。
今回は、前回お話した4タイプごとの動画制作の方針についてご説明していきます。

1、タイプAの攻め方 【情報価値が高い & 内容がわかりやすい】

このカテゴリーに属するネタ(案件)は、勝ちパターンにハマっている、すでに動画化されるだけのポテンシャルが備わっているものです。ポイントはシンプルにやること。この1点に尽きます。

商材・サービスに力があるわけですから、話題性、独自性、時事性のどこに強みがあるかを考え、そこを目立たせること。強みを軸に情報を動画へ落とし込めば、自然と高い視聴率が確保できます。一番避けるべきは、力のあるネタに妙な企画をかぶせて、ポイントをボケさせてしまうことでしょう。

NewsTVの話をすると、案件の5〜6割くらいはタイプAにハマっていると思います。クライアントにも「シンプルにやりましょう」と提案し、実際に良い数値を出すことができています。

2、タイプB・Dの攻め方 【情報価値が高い(低い)& 内容が難しい】

まずそもそも論ですが、タイプDのネタ(案件)は滅多にお目にかかりません。そもそも情報価値が低く、内容が難しい商品やサービスは市場に出てくることが稀だからです。ですので、ここではタイプBについて考えていきます。

タイプBのネタ(案件)は、当たり前のようですが、とにかくわかりやすくすることが戦略です。

前提として、本質的に視聴者は動画に「難しさ」を求めていません。難しい動画は離脱されますので、「難しい部分」を解きほぐす必要があります。タイプBはそもそも情報に価値はあるので、わかりやすくさえなれば、刺さるコンテンツに仕立てることが充分可能です。

そこで情報を整理や補強して、視聴者が楽に理解できる流れに再構築する必要があります。ちなみにクリエイティブは「情報価値が低いもの」を「高くする」のはハイカロリーですが、やり方さえわかっていれば「難しいもの」を「わかりやすく」することは困難ではありません

このあたりは NewsTVが得意とする領域です。クリエイティブをわかりやすくする方法については、いずれお話したいと思います。また内容が難しい商材やサービスを持つクライアントは「多くの情報を見せること」「論理関係を正確に表現すること」、この2点に強いこだわりをお持ちの傾向があるようです。

そこで、動画が「難しいこと、複雑であること」のデメリットを、動画を「わかりやすくすること、単純化すること」のメリットをご理解頂くことを心がけています。

3、タイプCの攻め方 【情報価値が低い & 内容がわかりやすい】

タイプCに属するケースの商材やサービスはその内容の一部・または全部が、既に世の中に知れ渡っているものが多いようです。ですから、内容は非常にわかりやすい。

しかし、例えば新たな機能の追加や改善、キャンペーンやブランドの横展開など、特に新たな情報がない状況にある。しかし今、改めて商品を訴求したい・・・といったケースが頻出のパターンです。つまり、コンテンツ化する上でフックがない状態ですね。

このようなケースでは、シンプルに動画を作るのではなく、何らかの企画を乗せ、情報価値を上積みする必要があります。つまり「PRの視点」が必要になるということです。NewsTVがご提案する企画の中で、定番のものを幾つかご紹介しましょう。

①イベントや体験会を企画し「話題性」を作る

話題性というのは「人の数」のことだと前回申し上げましたが、例えばその商材に関する新たな使い方や、違った楽しみ方などの体験会・勉強会を企画し、人を集めて、そのイベントそのものをニュースコンテンツにしてしまうという方法があります。

②専門家や数字データを使って、「独自性」を作る

商品やサービスの価値や強みを「専門家や評論家」に解説してもらうという切り口があります。商品やサービスに関する「調査」を行い、そのデータによってわかった商品の特長を語ってもらう、また特長の優位性を証明する実験を行うのも効果的です。

こちらは一例で、情報価値を上積みする方法は多岐に渡ります。ただいずれの企画にしろ、話題性、時事性、独自性といったコンテンツ化できる条件に紐付いていることがポイントになります。

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