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ワーママ転職のリアル、時短ですが育休明けで転職しました(育休ママがインターン!そして復帰先に選んだ新天地~後編~)

9月28日、アカウントマネジャー香山がママボラン主催のイベントに登壇、ワーママ転職の経験談を語りました。好評により急遽午前午後の2部構成となったイベント、多くのワーママのみなさんが興味を持ってくださって大変嬉しく思います。(草の根活動大事ですね)今回は午後の部にお邪魔しました。

9月28日(金)ママって転職できるの...?「働きやすさ」も「やりがい」も。ワーママ転職の経験者とのランチ会【無料】<外苑前> | セミナーイベント情報|ボランティアマッチング-mama VOLUN(ママボラン)
ママって転職できるの...?「働きやすさ」も「やりがい」も。ワーママ転職の経験者とのランチ会【無料】<外苑前>
https://www.mamavolun.jp/seminar/031.html

当初、産休育休中の転職は全く考えていなかった香山。出産後あれやこれやで行動を起こすことになります。その過程で出会ったのが弊社ニューロスペース。
今まで第一線で走ってきた香山が何がきっかけで何を見て感じて考えて、どのような決断をして転職に至ったのか、イベントのレポートとともにニューロスペース参画ストーリーの後編をお送りします。

ワーママは時間を有効活用、1分たりとも無駄にしない

ママ達からはよく、子どものお迎えで終業時刻を後ろにずらすことはできないため「産前よりも時間を意識するようになった。早め早めの前倒しで考えるようになって会議も短い時間でするように」なんて声を聞きます。
この日は午前午後の部は30分のインターバル。午後の部開始前に会場に入ると集中している香山の姿が。イベント終了後にアポイント先へ直行するため提案内容の再確認をしています。事前準備も怠りません。

午前の部にお集まりいただいたママ達は妊娠中や復帰直前の方が中心で、午後の部は生後1年未満のお子さんがいる方が多く、赤ちゃんも一緒の賑やかなランチ会となりました。

自己紹介:キャリアの変遷と睡眠時間

まずは香山の自己紹介から始まりました。通常の自己紹介とは別に出てきたスライドがこちら。実はニューロスペースと面談をする際に提出した資料なんです。「睡眠の会社だから自分のキャリアも睡眠と合わせて作ってみた」とのことですが、キャリアを通して仕事の変遷やワークライフバランスが俯瞰して見えるようになっています。睡眠を軸としたチャートですが、キャリアの振り返りをする時には自分に合わせた軸を作ってチャートを作成するのも面白いかもしれませんね。参加者のみなさんも自分に置き換えてご覧になっていたようで「なるほど~」なんて声が上がっていました。

キャリアチェンジのきっかけ

前職の法人営業では結婚直後に名古屋へ単身赴任、ぎりぎりまで勤務してから東京に戻って産休に入り出産しました。そして、自分のキャリアについても振り返ります。
出産後はマタニティブルーになり、夫に「外へ出よう!」と促されたと言います。そして一歩を踏み出してからの活動はこちらの前編でもインタビューしておりますのでぜひご覧ください。

育休ママがインターン!そして復帰先に選んだ新天地~前編~ | 株式会社ニューロスペース
2018年8月、参画記念に撮った1枚。 ...
https://www.wantedly.com/companies/neurospace/post_articles/130675

前職は企業規模が大きい故、「あと○年やったら昇格して、○年後には○○になっている等、自分のこれからのキャリアがすべて先まで透けて見えてしまっている」と香山は言います。育児休業からの復帰は9割超の環境なので復帰することに不安はないけれど、復帰してからは時短前提の勤務。そうするとそれなりのキャリアになりその先もおのずと見えてしまい、マミートラックの被害者ともいえるような先輩達を見てきた。出産前と同じような勢いで前に進む(男性と同等に昇進したい)なら、キャリアと家庭を両立するロールモデル第一号に!と上司からのプレッシャーも感じていた、という様々なことに違和感を感じ始め、抗いたい気持ちが芽生えてきました。

外に出ることで企業とディスカッションをしたりインターンをしていく中で、今まで知る事がなかった世界を知り、自分の価値観がどんどんアップデートされていきます。

まず、香山が描いたのはキャリアビジョンでした。
「様々な場所で価値を提供出来る人材になりたい」
「家族と一緒にいることができて」
「親がイキイキと働いて、子どもに誇れる仕事をしたい」

そして、外に出てからはこんな気づきもありました。
「人と違うことをする努力が必要」
「ビジネスを考える楽しさ、刺激」

そして「育休中の期間をキャリアの中断ではなく、ステップアップの期間にしたい」と思うようになりました。外での活動も、「どうせやるなら本気で!欲しがられる人材になる!」をモットーに突き進んでいきます。

決断するまでは大いに悩んで考える!~今までの物を捨てる勇気を持つ~

ニューロスペースと出会い、事業の魅力やゼロイチフェーズの面白さに感じるとともに、スタートアップ特有の、何でもやる(やらなければいけない)守備範囲の広さに圧倒されました。しかし、そこには圧倒的な成長の可能性が秘めていると感じた香山は飛び込む意思を固めました。

意思固めたものの、初めての転職で、子どもが0歳児の今やるべきなのか?、まずは復職してリズムができてからでもいいんじゃないか?と、このタイミングであることや早期に仕事に復帰することの子どもに対する罪悪感などがありました。出産前まで会社で築き上げた地位やネームバリュー、それこそ大企業の待遇も捨てることになることに気がつき悩み始めます。

そこで、再び香山の夫から「見える化しよう」と提案されました。彼はITコンサル出身、見える化はお手のものです。そして自分の軸と掛け合わせたマトリクスができあがりました。

それぞれの項目は仕事をする上で大事にしたいことをリストアップ、そこに重みをつけて今の会社と転職先を比べてみます。
実は、合計した数値は僅差でした。そこで更に悩む香山。「それなら重み10だけピックアップして比べてみれば?」の言葉で合計を再計算(写真黄色の部分)。
その結果、圧倒的な点差となりました。

香山は「この結果を見てなんで今まで悩んでいたか腹落ちしたし、何を大事にしたいかはっきりした」と言います。

キャリアは誰かに決めてもらうものではなく、自分で決断するもの

夫の協力があったものの、最終的に決断をするのは自分自身。「今このタイミング」で「出会ったニューロスペース」で「大事にしたいものを大事にする」ためにキャリアチェンジすることを決断します。

「自分が選んだ道だからこそ自分自身で良いものにする」を新たに掲げ、ニューロスペースで再スタートを切り2ヶ月経った今、率直な感想を聞いてみました。

・コスト(お金・時間・人)をより真剣に考えるように
・スタートアップは、サービス・プロダクトが命!
・業務の線引きなし、とりあえずやってみる(できないとは言えない笑)
・会社に依存しない自分自身のバリューを強く意識するように

今は「自分で自分の働き方をデザインする」ような働き方をしています。まだまだ発展途上のスタートアップだからこそ、自ら考え提案してメンバーと創り上げていくステージがあります。

とは言え、スタートアップの「全員○○」を全力でするためにはやはり家族の理解や協力も必要。

「嫁・夫・親ブロック」って知ってますか?~家族の理解が大事~

決断して、いざ伝えたら反対されてしまう「嫁・夫・親ブロック」をご存じですか?いくら考え抜いても最終的に家族が猛反対、となればなかなか前に進みません。そういった意味でもキャリアチェンジについては家族の理解を得ることが大事です。

・本人の強くポジティブな意思
・しっかり家族で話し合うこと

もちろん、決断の前には大いに悩んで考えることも必要です。事前のリサーチもできる限りすることで家族への理解のための材料にもなります。

ネガティブな理由で転職をすると失敗するというのも見聞きますが、もしかしたらポジティブではないことを家族が先に見抜いて反対していたのかもしれませんね。

実際どうですか?とリアルな質問コーナー

キャリアを語った後は、参加者のみなさんからの質問コーナー。うっすら転職を考えていたり、すでに活動中だったり、離職中でこれから復帰を目指す方など、様々な立場から質問がありました。

「子どもが産まれて仕事に影響は?」
家族を一緒にいることを優先するようになり、転勤や単身赴任は「今」の選択肢にはないが、別の選択肢が増えたと思う。今ここで経験したことは、今後ゼロイチの再現や起業、他の起業のアシストや再び大企業で新しい視点を導入するなど、新しい選択肢としてのオプションが増えた気がするし、今度は私がお休みして夫にやりたいことをやってもらうのもアリだと思っています。
ある意味「全部捨てて」きたから怖くないというか、明日会社が潰れてもなんとかなるという自信が付いたのかもしれません。それに、スタートアップはマルチスキルの人が多いんです。自分も磨かれていって、色々な視野が広がっている感覚を実感しています。

「あえての質問ですが、スタートアップで後悔しているところは?」
自分で決断したことだから後悔はないです。決断したときに腹をくくって「戻りたいと思ったら負け」の思いでいます。あえて、で言うと、今まで培ってきたスキルが全然通用しないことですね。会社のブランドで話を聞いてもらっていたんだな~とニューロスペースに入って強く感じました。(笑)
仮定の話ですが、ニューロスペースが市場での優位性を感じないサービスを出したら後悔するかもしれません。しかし、そうならないようにみんなも私も努力しています。その分みんなの守備範囲も広いし、できませんとも言えない、そんな状況だと腹をくくるしかないんですよね(笑)。そのためにもSOSは早めに出すようにしています。

大いに悩んで考えるのも大事だけど、まずは行動をしてみよう

実際に小さい子どもがいると外に出ることさえ億劫になりがちです。キャリアチェンジについて考えてみても、なかなか子どもを預けることができずに行動を起こせずに悩むだけで終わってしまうこともあります。

今回のイベントはそんなママ達の為に、なかなか相談できないキャリアの話を思いっきり話して、リフレッシュするよい機会になれたら嬉しいですね。このイベントに来るだけでも新しい第一歩を踏み出してるんですよ!

(終)


ニューロスペースでは新しい一歩を踏み出すためのオープンポジションを用意しています。
あなたがあたり前だと思っているスキルや経験は、業種や職種が違えば貴重な知見となります。
キャリアの横展開をニューロスペースでしてみませんか?
あなたのできること、やりたいことをぜひ教えてください!

オープンポジション
あなたのできること・やりたいことを教えてください!オープンポジション募集!
私たちは「睡眠」に関わる問題をテクノロジーで解決するすヘルスケア・ベンチャーです。 「睡眠負債」が流行語大賞ベストテン入りしたり、「睡眠」への関心が年々高まっているなかで、ニューロスペースは「睡眠の技術」で睡眠に悩む現代社会の課題解決に取り組んでいます。 ■ニューロスペースについて ・法人向け睡眠改善プログラムを提供しています ・AI,IoT技術を活用した睡眠解析プラットフォームを開発しています ・アカデミアで睡眠の基礎研究に従事していた研究員が技術を統括し、デバイスからソフトウェアまで自社開発する体制です ・睡眠解析プラットフォーム・APIを開放し、IoT対応製品を有する企業とも連携もすすめています ・NEDOの平成29年度研究開発型ベンチャー支援事業に採択されました(吉野家様と実証実験) ・NEDOの平成30年度企業間連携スタートアップに対する事業化支援に採択されました(ANA HD様と共同開発) ■具体的にはこんなことをやっています 実証実験の対象となる方々に睡眠計測デバイスと弊社が開発した計測データから睡眠ソリューションを提示するモバイルアプリを配布します。 約1ヶ月にわたる睡眠計測とモバイルアプリからプッシュされる改善行動のレコメンデーションを通じて、従業員の睡眠改善の可視化および睡眠解析プラットフォームの有効性の実証とブラッシュアップを行います。 その実証結果を踏まえ、スマートホーム関連デバイスとの連携を強化、IoTセンサの開発やアプリのさらなるブラッシュアップ、一般家庭への実証実験の取り組みを視野に入れた活動を行っています。 ・KDDI様フランスベッド様と共同でスマートマットレスを発売 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000020114.html ・ANA HD様と共同開発・実証を発表(2018年9月) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000020114.html ・TEPCO i-フロンティアズ様と実証実験(2018年5月) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000020114.html その他、大手家電メーカーとの家電IoT制御での共同開発などを行っています。 ■取引実績 株式会社ディー・エヌ・エー、パナソニック株式会社、ドコモ・ヘルスケア株式会社、サントリーホールディングス株式会社、SBSホールディングス株式会社、株式会社吉野家ホールディングス、フリービット株式会社、株式会社クボタ、東日本旅客鉄道株式会社、日本たばこ産業株式会社、全日本空輸株式会社、株式会社アークミール、株式会社アクトコール、ヤマハ株式会社、株式会社日本経済新聞社、三菱地所株式会社、Sansan株式会社、株式会社フジクラ、株式会社 日阪製作所、株式会社LSIメディエンス、三井不動産株式会社、三井不動産リフォーム株式会社、株式会社三菱ケミカルホールディングス、大陽日酸株式会社、田辺三菱製薬株式会社、三菱ケミカル株式会社
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