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30歳後半でエンジニアからセカンドキャリアとしてディレクターに転身した話(前半)

■はじめに

エンジニアからディレクターに転身して1年ちょっと経過。
ディレクター転身しようと決心した時から、現在の思考の変化や実際現場で活かせたエンジニア経験を記載します。エンジニアキャリアに不安を感じていて、ディレクター転身にも不安がある方の参考になれば幸いです!

■本記事について

本記事は以下の構成としています。

  • 漠然とした不安があったエンジニア時代でディレクターに転身しようと決めたあの時
  • エンジニアとディレクターの違いを感じたあの時
  • ディレクターになってよかったと思う今日この頃

ディレクターの仕事を知りたい!という方は下記リンクをご確認ください。
https://neu-inc.co.jp/introducedir

※ディレクターで苦労したことを別途ストーリーを作成予定です。
作成完了次第、こちらにもリンクを載せますので、もし興味がありましたらストーリーを見に来ていただけると幸いです。

■漠然とした不安があったエンジニア時代でディレクターに転身しようと決めたあの時

僕自身のエンジニアとしてのキャリアは悪くなかったと思っています。SESエンジニアとして経験を積み、その後は自社開発でテックリードのポジションまで登り詰め、システム構成や実現方式の選定、カスタマー折衝など多くのことを任せてもらえており、充実していました。
ただ漠然とした不安がずっとありました。

その頃ははっきりとわかっていなかったんですが、その漠然とした不安の正体は、このまま誰かが決めた要件を実装しているだけ、つまり自分の意思でこういうものを作りたい!とゼロから考えたものを作ることができない人生になると思ったことです。

そんな時、高校時代からの友人の牧野に声を掛けられ、ディレクター転身を決意しました。
より詳細に知りたい方は以下のインタビュー記事をご確認ください。
https://www.wantedly.com/companies/neu/post_articles/390848

■エンジニアとディレクターの違いを感じたあの時

ディレクターになると決意してから修行の開始です。
当時は思考トレーニングとして、ロジックツリーを作ったり、ロジカルシンキングのために〇〇なのはなぜ?みたいなものを2カ月ほどアウトプットしていました。
ただこれがなかなかうまくいかないんです。言語化の難しさを痛感するわけですが、
言語化のコツや考え方を代表の牧野にフィードバックをもらいながら、言語化の精度を上げていきました。

そしてついにディレクターデビューの日に至ります。
最初の案件は、論点はほぼなくすでに決まった方針を開発チームに要件を伝えて、案件を推進していくものでした。仕事のやり方を覚えるための案件と言ってもいいくらい、ちょうどいい案件でした。ただ当時の僕はそんな案件も開発チームから案件の目的を問われ、戸惑ったことを覚えています。
その理由は「ここまで案件の目的を要求されるの?」と同時に「案件の目的をしっかりと考えて開発チームに接続しないといけない!」ということを痛感したからです。

その後は徐々に担当する案件の難易度が高くなっていき、定量分析や定性分析、はたまたプロダクトを利用しているクライアントへのヒアリングなど、エンジニア時代には行うことのなかった働き方を覚えていきました。

■ディレクターになってよかったと思う今日この頃

ディレクターに転身して早1年と3カ月ほどたちました。
いまでも意思決定で悩むことが多いですし、間違えることもあります。

「ここまで自分で決めるの?」なんて思うことも多々ありましたが、意思決定することがディレクターの価値があり、やりがいなんだなといまは思います。
また以前と比べて、何をやるときには必ず「目的」を考えて行えるようになれたのは大きな成長です。

僕はエンジニアが最強だと思っていましたし、エンジニアという職に甘えて、ロジカルシンキングなどの思考法、およびビジネスサイドのことを考えずに生きてきました。
そのしっぺ返しをいま痛感しているわけですが、エンジニア経験が無駄だったと思うことは決してなく、エンジニアの気持ちも理解できるし、コミュニケーションも円滑にでき、プロダクトの品質は元エンジニアのディレクターのほうが高く担保できると思っています。
そして、エンジニア時代に感じていた漠然とした不安はいまはなく、日々色々な人の考え方に触れ、刺激的な毎日を過ごしています。

■最後に

  • 最後まで読んでいただきありがとうございます。
    エンジニアからディレクターのキャリアを選んでほしい!という記事ではなく、一つの選択肢として認識してもらえたらうれしいな、と思っています!
    伝えたいことはまだまだあるのですが、もしこの記事を読んで少しでもディレクターに興味を持ってくれましたら、遠慮なく弊社にご連絡ください!
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