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【設計・構築って何をするの?】エンジニア社員に聞いてみた。

こんにちは!
NVS(ネットビジョンシステムズ) の広報部です。

今回は、インフラエンジニアの仕事【設計・構築】段階での業務内容を、
実際に設計・構築の現場で働いていたエンジニア社員Nさんに紹介していただきます!

ITエンジニアと言っても、様々な職種があります。
自分の性格や、やりたいことに合った職種を選びましょう。
※ほかのエンジニア職については、こちらで紹介しています!


インフラエンジニアの仕事

インフラエンジニアの仕事を簡単に言うと、
「インターネットという道を整備したり、補修したり、管理する仕事」です。

今や第4のインフラとも呼ばれるネットワークインフラを任されているエンジニアです。
もちろんですが、仕事の責任もかなり重大です。
(時折、ニュースになっていることがありますね...。)

そして、インフラエンジニアの仕事は以下のように、大きく4つに分かれています。

 ① 設計
 ② 構築
 ③ 運用 (運用・保守という場合もあります)
 ④ 監視・保守
 ※様々な分類の仕方がありますが、当記事では上記のように分類いたします。 


① 設計 
お客様の要望をヒアリングし、 どんなネットワークシステムを構築するかを考える仕事です。
インフラエンジニアの仕事の中でも、もっとも難易度が高い仕事ですので、相当な技術力が求められます。


② 構築 
設計書をもとに、 ネットワークを作り上げる仕事です。
スイッチやルーターを用意したり、機器に設定を投入したり、配線を行ったりと、様々な業務内容があります。また、サーバーがクラウド上にある場合と物理的に存在する場合などで、業務内容も大きく違います。実際にネットワークの機器に触れることが出来ますので、機器が好きな人にはもってこいの仕事です。


③ 運用 
稼働しているネットワークの安定性や安全性を担保する仕事です。<万が一の障害に備えて>バックアップを用意したり、 定期的にネットワークの構成やリソースの見直しをします。 ユーザーやデータ量の加減に応じてNW機器の設定変更などを行います。(データ量が増えている時は、データの通り道を太くする…特定のユーザーにのみ専用のネットワークにアクセスできるようにする等、細かい設定をします)


④ 監視・保守 
ネットワークが正常に稼働しているのか常に監視をし、 ネットワークを守る仕事です。
流れているデータを確認したり、トラブルが起きたら原因を特定し速やかに障害・故障対応を行います。


業務内容を4段階に分けて紹介させて頂きましたが、 実際の業務では「運用が6割、構築が4割」や「構築が2割、監視が8割」など複数の要素が組み合わさっていることが多いです。

SES(お客様先で常駐して働く働き方)は、ネットワークの専門知識をもって様々な段階・業務内容に携われますので、幅広いスキルを身につけることができます。
誰もが当たり前にネットワークを使用しており、お客様先となる業種は無数です。
様々な場所で様々な経験をすることができるのはSESの醍醐味と言えるかもしれません。

今回は【設計・構築】の業務について、ご紹介させていただきます。


設計・構築とは

改めまして、 設計・構築とは、お客様のご要望を汲み取り、ネットワークの設計の提案をして実際に作る仕事です。

お客様のご要望を理解し計画をたてて実現していく為には、 情報収集能力(ヒアリングで相手の意図を汲み取り必要な情報を調査する)や ネットワーク機器や周辺機器に対する専門知識と技術力(品質を担保して形にする力)といったスキルが求められます。
また、納期の設定がありますので 決められた期日までにやりきる遂行力が求められます。

私の対応した案件での主な業務は以下になります。

・担当案件の概要を把握する
・Config作成
・検証作業
・作業手順書の作成
・作業日統制


概要

私が担当した業務の一部を紹介させていただきます。

・担当案件の概要を把握する
→作業内容の方向性を定める重要な業務となります。
ヒアリングシート(注文書)やパラメータシート(現行の機器設定や構成情報)を元に案件概要を把握します。情報不備があれば、関連部署やお客様へ問い合わせをして認識を合わせます。
ここでお客様のご要望や現状の設定/構成情報について 認識にミスが生じてしまうと、この後につづく手順書の作成や検証作業にも大きな影響を及ぼすことになりますので慎重にかつ正確に行います。


・Config作成
→マニュアル等を参照し、Configを作成していきます。
案件(新規・リプレース・設定変更)の内容によって、作成するConfigは異なります。


・検証作業
→実機を用いてお客様のNW構成と同様の状態を構築し、作成したConfigでお客様の想定通りの要件になるか検証します。障害試験などもこの時に実施し、作業手順書の作成に向けて エビデンスの情報収集を行います。(ちなみに私は、この検証作業が一番好きです。)


・作業手順書の作成
→検証作業を終えたら、ヒアリングシートやパラメータシート、Configを元に作業手順書を作成していきます。 誰が見てもこの手順書を見て作業をこなせるよう意識して作成するのを心掛けております。


・作業日統制
→そして作業当日。私は実際に現地でネットワーク機器を触ったり設定を行う業務には携わっておりませんが、現地でトラブルがあった場合には作業員の方より問い合わせを頂いて対応します。Configを入れたら想定外のログが出力されたなど電話で報告を頂くこともあります。 作業員からの報告をもとに原因調査や作業指示を行い、作業が無事終了するまで責任をもって業務に携わります。


作業が無事に終了したら、報告書の作成や構成資料の更新などを行なってクローズします。
参画するプロジェクトによって、分担方法、準備期間、作業の流れは異なるとは思いますが大まかなイメージが伝わりましたら幸いです。


魅力

設計・構築業務に携わり、魅力を感じた面をご紹介していきます。

・ゼロから作り上げたNWがお客様の通信を支える事
→以前は運用・保守業務に従事しており、既に完成されている・稼働しているネットワークを支える業務をしていました。設計構築業務では、そのネットワークを作り上げるのが主業務になります。ヒアリングシートやパラメータシートといった様々な情報から 使用する機器やプロトコル、構成に落とし込むまでのプロセスは大変ではありますが、とても新鮮で非常にやりがいを感じました。

・検証作業
→作成したConfigや構成がスムーズにいけば良し! スムーズにいかずとも、お客様の要件を満たすために構成の見直しやConfigの修正等の試行錯誤する過程は良い経験となります。
理論上は可能でも、機器の型番やIOSのver.違いなど色々な要因で想定とは違う結果になる事もあり、新たな気付きを得られる作業でもあります。


まとめ

運用・保守業務(前記事参照)と比較してどうでしたでしょうか。

ネットワークエンジニアの仕事内容は、専門職ということもありイメージがしづらい印象があります。 実際に飛び込んでみないと分からなかったということが多いです。
裏側や仕組みを知ることができ、その仕事に携われることは誇りや、やりがいを感じます。

あくまでも私の経験談に基づいた業務内容の紹介ですが、少しでも参考になりましたら幸いです。簡単ではありましたが設計・構築業務についての紹介でした。


また、もしインフラエンジニアに興味が湧きましたら、こちらの記事もおすすめです!
情報ネットワークは第4のインフラ!”インフラエンジニア最強説”を提唱させてくれ!

(Nさん、有難うございました!)

最後までありがとうございました!

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現在、IT業界は人材不足の課題を抱えています。
第4インフラのネットワークを支えるネットワークエンジニアを育て輩出し続けることが
NVSのビジョンです!

NVSには業界未経験で入社し、エンジニアとして活躍する社員が多く在籍しております。
研修の講師もエンジニアなので、技術面のサポートにも力を入れております。

未経験からでも学習欲があれば活躍できるのがネットワークエンジニアだと思っています。
NVSで一緒にネットワークエンジニアとして成長しませんか?

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今後もNVSのことや、業界のことを色々発信していく予定ですので、
引き続きよろしくお願いいたします。

この記事を読んでくださった 皆様に
NVSやネットワークエンジニアへの興味をもっていただければ、幸いです。

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