ニッツクの在宅広報部として会社の魅力を発信している「Y」です。
これを読んでいる方の多くは、「ニッツクってどんな会社なんだろう?」そんな疑問を持ってこの記事を開いてくれているのではないでしょうか。しかし、興味はあるもののコロナ禍による不景気で町工場に対して何かしらの不安を持っている方も多いですよね。
実際、とある企業の調査では全国8割の町工場において直近3カ月の売上が2割以上減少しているというデータも。そこで今回は、弊社の営業部長である西田にコロナ禍のニッツクについて詳しく話を聞いてみました。
全国で相次ぐコロナ不況、ニッツクの今
今回取材した西田は、会社設立時からのメンバーで、まさにニッツクのキーパーソン的な存在です。西田が考えるコロナ禍の営業手段や戦略について探るため、社内インタビューを実施しました。
◆コロナ禍によって町工場の売上が落ち込んでいるという現状を受けて、新型コロナウイルスによる売上等の変化は?
西田:「大手自動車メーカーでも一時期に大きな落ち込みがあったので、自動車関連のお客様からの売り上げは確かに落ち込んでいます。」
ニッツクは部品製造業のためメーカー不況の煽りを受けやすく、発注元によって売上が左右されることは多々あります。
「しかし、全体的な売り上げに関しては急激な減少などはありません」
そう、ニッツクがコロナ禍でも苦しめられないのには秘密があります。その秘密は、500社以上に及ぶ取引先の多さです。実際、20名程度の規模の町工場でもこの取引会社の数はトップクラス。特定の分野の業績が落ち込んでしまっても他製品でカバーが効くのです!
西田:「例えばマスク生産などで用いられている設備の機械部品は安定した需要がありますよね。」
ニッツクでは、自動車だけでなく様々な機械の金属加工品を手がけているのが強みです。1件1件の売り上げが下がったとしても、取引件数自体は多くあります。コロナ禍で需要が増えるお客様もいらっしゃるのです。
実際に弊社が手がけている金属加工品を一部ご紹介しますね。
コロナ禍を逆手に取り、好機へと変える。
◆ニッツクでは加工以外にもソフトウェア開発を行い、生産管理システム【M:net】の開発・販売も行っています。
なかなか収束の目途がつかないコロナ禍の中、ニッツクが戦略として取ったのは、生産管理システム【M:net】の積極的な提案です。事態が収束してお客様が忙しくなる前に、今だからこそできるお仕事の仕組み改善やコスト削減のお手伝いになればとご紹介しています。
西田:「コロナ禍だからといって、決してお客様と疎遠になることはありません。お客様へ定期的にフォローを行っています。」
町工場の困りごとを解決するお手伝いをするというスタンスでお客様と接する営業スタイルを、ニッツクでは「寄り添い営業」と呼んでいます。お客様と日々密接に関わることで変わらない受注件数を有しているのが強みです。
◆ほかにコロナ禍でどのような変化が?
西田:「社内にスタッフがいることが多くなりミーティングや研修をする機会が増えましたね。その結果、営業の仕組みを強化することができました。また、各営業スタッフの持つノウハウを共有することもでき、営業技術の向上につながりました!」
たしかに、社内研修が手厚くなったのは私もあると思います。営業スタッフ同士で情報共有できるチャンスが増えて、接客技術を磨くことができましたよね!
コロナ不況に負けない力強さと熱量がニッツクにはあります!
ニッツクはコロナ禍で弱気になるのではなく、常に攻めの姿勢を崩さない町工場です。今だからこそ何ができるのかを、トップダウンで降りてくるのではなく、営業スタッフ自身が探したり皆でアイデアを出し合い考えたりすることでスキルアップにつながっていくのだと考えています。
今回の社内インタビューで、営業部の力強さを少しでも感じていただけたのではないでしょうか。この記事が、ニッツクへ興味をもっていただいた方の背中を押せるものになれば嬉しいです。