【NDS SI Blog】 Episode Ⅲ - NDS SI Developers Day 2020
********** 【NDS SI Blog】について **********************************
SI事業グループでは、有志メンバーを募り、
自分たちでイベントの企画・運営を行っています。
有志メンバーは、SI事業グループを盛り上げていきたい!と手を挙げた
入社2年目の社員から部門長まで幅広い年代で構成されています。
【NDS SI Blog】は有志メンバーの活動と
SI事業グループ全体の取り組みを記録したものです。
このBlogを通して、
SI事業グループの取り組みや変化を感じていただければ嬉しいです。
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NDS SI Developers Dayは
SI事業グループが中心となって2018年より毎年開催しているイベントです。
当イベントは、「新たな時代のSI Developerの姿を考える」
毎回社員の興味関心の高いものをテーマに
第一線で活躍されている方を招き、 講演・ワークショップを行います。
それにより、世の中の動向を知り刺激を受け、仕事マインドを高め、
システムを創る力を強化するためのイベントです。
過去にはこんなテーマで開催してきました。
2018年度-1 “新たな時代のSI開発者の姿をみんなで描こう” Microsoft 牛尾剛さん
2018年度-2 ”会社や現場で新たな一歩を踏み出そう” ギルドワークス 市谷聡啓さん
2019年度 ”SI×アジャイルの現場力を磨こう” アジャイルコーチ安井力さん
今年度は ”リモート時代の開発組織ニューノーマル”
というテーマで、リモートアジャイルにて第一線で活躍する
株式会社永和システムマネジメントの岡島幸男氏を迎え、
講演とワークショップをオンラインにて実施しました。
まずは、岡島さんからのご講演。
フルリモート化などご自身の会社での例を挙げながら
変化にスピーディーに対応できる開発組織についての
細かいノウハウなども伝授いただきました!
中でも興味深かったのは…
『ミトコンドリア式働き方』
Agile Studioさんがスムーズにフルリモート化できたのも、
潜在的にこういったミトコンドリアの要素
(個々の個性を持ちながら、お互いに刺激し合い、組織と人が共に成長・変化する)
を持っていた組織だからということです。
生物学用語を使った例え(2回目)が得意な岡島さん。
そして、ワークショップ。
グループごとに分かれ、
オンラインホワイトボードMiroを用いて行いました。
『イケてる現場の壁にある標語にふさわしい拠点とは?』や
『コロナ禍で拠点が使えなくなった場合、リモート化に向けてやることは?』など
様々な問いに対して意見交換💭💭
このように、ホワイトボードを操作しながら、
自分の書いたものを共有し話し合いました。
初対面のメンバーがほとんどでしたが、
岡島さんから伝授いただいたノウハウのうちの一つ、
「なるべくあだ名で呼び合う」
を実践し、緊張がほぐれた状態でワークショップを行うことができました。
岡島さんがAgileStudioのブログにて、
今回のワークショップのことを書いていただきました。
予想以上に盛り上がり、時間を少しオーバーしつつも、
ワークショップは無事に完了。
新人にとっては、初めての大規模なイベント参加となり、
「グループワークでは初めましての方や他社の方とお話しできて刺激になりました」
などの声がありました。
他にも、アンケート結果からは
「皆が同じように悩んでいることが知れた」
「コロナの影響でネガティブになるのではなく、アクティブにいくことが大事」
「『顧客と共感、共創』ははっとしたものがありました。
自然にしていると距離が離れてきてしまうため、その重力に逆らっていこうと思いました」
「大変勉強になりました。コロナという大変な時代の中、個人としての考え方、
働き方が見えたような気がします」
などの声が上がりました。
初のオンライン開催ということで、
運営側では2回のリハーサルを行うなど入念な準備をしてきました。
その結果、各地から総勢60名ほどが集まり
そのうち25名は社外からご参加いただくなど
新人も含め社内外で交流を図ることができました。
今回のNDS SI Developers Dayは
コロナ禍で状況が日々変化する中での働き方について、
一度見つめ直し、良い刺激や気づきを得られる良い機会になりました。