18高校生社長と50歳お父さんとのスタートアップ物語り。立ち上げ一年目、2023年を振り替えてみた。 失敗じゃない。学び !!
2023年もあと10日ほどしか残っていない。残りわずかな23年の夜が更ける前に、今年を振り返ってみようと思う。
目標に向かって走った2023年12月の終わりに今年を評価すると、
目に見える具体的な成果だけを見れば、目標の10パーセントも達成できなかったようだ。
悩みの時間、挫折の瞬間は数え切れないほど多いが、残念ながら、目に見える数字とのつながりは非常に不十分な一年だった。
18歳のヨハンと50歳の私は、メタバースを作りたかった。
メタバースを作って、一般的な労働の概念ではなく、別の形の趣味生活でも、生計を立てられるような空間を作りたかった。
少し努力すれば、18歳の息子が簡単に作れるだろうと思っていた。そして、そんなヨハンが望む環境も私が簡単に提供できると信じていた。
挑戦して、ふたを開けてみたどころ、まだ勉強することが多い18歳のまだ子どものヨハンがいて、多くの社会経験をしてきたとはいえ、
一度もビジネスで成功したことのない経営にはまだ初心者の私がいた。
今週死ぬ気でやれば、ここまで作れるだろう、それでこれを持って顧客と話せば道が見えるだろう。
最初のビジネスモデルであったVRメタバースゲーム制作を通じて、
現在の私たちの能力では、ゲームを作りメタバースを作ることはまだ力が足りないことを分かった。
それならVRの結果を出せないなら、少しレベルを下げてARにしよう。
そうして、私たちはAR×Clothという名前で、服を通じてARゲームをプレイできる製品を作った。
1週間もあれば、プロトタイプくらいは簡単に作れるだろうと思っていた。
また壁にぶつかった。
そうだ、私たちの技術がまだ不十分なら、
別のモジュールを使ってみよう、
まだ不足しているから、有料モジュールで私たちが望む形を作れるはずだ。
光が見えた。
ほとんど目の前まで望むゲームを作ることができた。
そして、利益とコストを計算してみた。
自社開発モジュールではなく有料モジュールを使用すると、
どうしても採算が合わなかった。
それでも、今回は半分の成功だ。
できることを知り、その結果を導き出すためには、
もう少し勉強して、時間とお金を投資しなければならないことを学んだ。
一生懸命やってもまだ足りない私たちを認めるのがとても悲しい状況だった。
どんなに一生懸命やってもまだ不十分な私たちを認めるのが悲しかった。
そうだ、もう一度ピボットを考えよう。
私たちの製品を作るために、
今私たちが持っている技術と努力でできることから
もう少しレベルを下げよう。
AIを通じていくつかの製品を作る計画を立て、
さらに、私たち自身の力だけでなく、足りない部分を補ってくれる外注業者がいれば、
足りない部分はそこで助けを求める方式で、
作りたい部分と足りない部分を明確にする作業を進めた。
これも簡単ではなかった。
簡単に作れると思っていたが、
現実的に実現するためには、
多くの挑戦と失敗が必要だと再び学んだ。
そのうち、最初の顧客が現れた。
私たちが自社開発する製品以外に、顧客が求める商品を作ってほしいという注文が入った。
最初の売上という喜びと、私たちの可能性を誰かが信じてくれたことがとても嬉しかった。
最初の注文を受けて数ヶ月が経った12月現在、
まだ顧客が求める最終結果は完成していない。
動作はするが、足りないどころだらけだ。
何度も顧客と話し合い、修正に修正を重ねている最中だ。
そして、外注開発に集中したために、私たちの製品は全く手を付けられなかったという致命的な問題も浮き彫りになった。
私たちは欲をかいているのではないか。
思い切って、社内開発していた2つの製品のうち1つを一時的に保留にすることに決めた。
やはり、私の欲が会社を苦しめているのではないかと思った。
多くの悩みの末に、集中すべき1つの製品を決めた。
まだ足りないが、冷静にすべての工程を分解して、4つのプロジェクトに分けた。
会社を設立してから1年が経ち、
ようやく最初の製品が出来そうだ。
見方によってはもどかしくもあり、
遅れた感じもするのが事実だ。
その暗いトンネルの中から、
これまでの時間は、こうすればいけない方法を学べる、
終わりのない時間だったと思った。
まだ私たちが歩いている道は夜中だと感じている。
しかし、この道を終わりには、やがて夜明けが来て、
太陽が昇るその場所に到達するという信念と確信がある。
理由はわからない。
無理に言えば、
こうすればいけないということを1年前よりも、
10倍も100倍も、学んだ。
今歩いている道、今日のこの道もまた失敗の道かもしれない。
暗闇かもしれない。
明日になって間違っていたと思うかもしれない。
しかし、明後日になれば、私たちの失敗確率はさらに減るという真実は知っている。
ここで、私たちの会社のユニークな朝のルーチンを紹介したいと思います。
私たちの会社は、出勤してからすぐに行う最初のルーチンがあります。
それは、社長であるヨハンと私の抱擁です。
しっかりと抱きしめながら話します。「愛してるよ、息子」「僕もだよ、パパ」
早朝に大きな男二人がこれをしていると、お互い恥ずかしくて笑いがこぼれることもあります。
しかし、私たちがこのような朝のルーチンを持つ大事な理由は、
仕事中の意見の違いで非常に多くの衝突があるからです。
うっかりすると、お互いを嫌い合い、敵対するようになるかもしれないと感じるので、
毎日繰り返し、お互いに洗脳しています。
大好きな息子で、大好きなパパであることを。
出勤してすぐに抱き合い、
そして1分後には、まるで殺すかのようにお互いの意見を曲げずに言い争うことも少なくありません。
これも失敗を通じて学んだことで、回避方法を自己流で見つけたのです。
18歳の息子と50歳の父、32年の世代差があるので、
お互いの意見が一致しないのが当然かもしれません。
しかし、その数々の争いと衝突の中で、私たちは小さな方法を見つけました。
1日に1分間だけ「愛情表現すること」
これ短い時間を通じて、常にお互いに対する尊敬と敬意と愛を忘れないようにしています。
もうすぐ新しいメンバーが加わりますが、
このような文化をどのように共有するかも新しい課題です。
2023年の最初の目標を評価すると、数字ではほとんど成し遂げでないです。
その代わりに、失敗する100の方法を学びました。
だから、来年は今年より100倍は上手くいくと確信しています。
まとまりのない文章ですが、
今この瞬間、つまずいて痛みを感じるよりも、
遠くに見える太陽の光が私たちの指の届くところにあることを記録しておきたかったのです。
夢を持つ私たち、
失敗はなかった。
たくさん,
学んだだけだ。
ありがとう2023年!!