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2022年度グッドデザイン賞 受賞サービス&担当者インタビュー
Photo by Tim Mossholder on Unsplash
昨年度の『CARADA健診サポート』、『CARADA 電子薬歴 Solamichi』に続き、当社の2つのサービスが2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
ライフステージや悩みにあわせて女性の一生をサポートする健康情報サービス『ルナルナ』が、長年にわたりスタンダードであり続ける力を持ったデザインを顕彰するロングライフデザイン賞を、交通総合ナビゲーションアプリ『乗換MAPナビ』がグッドデザイン賞を受賞しました。
そこで、各事業担当者にサービスにかける想いと、サービスのデザインを手掛ける+Design(プラスデザイン)部に受賞ポイントとなったデザインへのこだわりを聞きました。
『ルナルナ』担当者インタビュー
女性の健康情報サービス『ルナルナ』とは
「生理日管理ツール」として、2000年に携帯電話(ガラケー)向けサービスとして誕生しました。2010年にはスマートフォンアプリに対応し、2022年2月現在で累計1800万DLを突破するなど、デジタル生理日管理ツールのパイオニアとして多くの女性の方にご利用いただいているサービスです。
現在は「女性の健康情報サービス」として、基礎知識の提供から独自のアルゴリズムでの排卵日予測に加え、婦人科施設検索、婦人科受診サポート「ルナルナ メディコ」やピル服薬管理などの機能も搭載し、ユーザーと婦人科医療をシームレスにつなげるべくサービスへと拡張しております。
また、姉妹サービスに、基礎体温管理に特化した「ルナルナ 体温ノート」、妊娠育児向け「ルナルナ ベビー」、低用量ピルのオンライン処方「ルナルナ おくすり便」があります。
サービスにかける想い
ルナルナは「すべての女性に寄り添い 社会の変化を後押しすることで、女性の幸せの実現に貢献する」をミッションとし、初潮から閉経までの間、女性ホルモンバランスの変化で起きる様々な不快感、不便さや不安を、ユーザーのライフスタイルの変化にあわせて、どのようにサポートできるかを常に考え、サービスを企画開発しています。
近年では、多くの女性がアクティブに利用するユーザー基盤と蓄積したビックデータを活用して、大学研究機関との共同研究への参画したり、女性のカラダとココロについて正しく学ぶ機会を創出し、年齢や性別を問わず社会全体で寄り添いあえる環境を目指す理解浸透プロジェクト「FEMCATIONプロジェクト」を立ち上げるなど、個々の女性だけでなく、社会全体に還元できる取り組みも実施しています。
このようなルナルナの取り組みやサービスでの体験を通じ、多くの女性が自身のカラダを見つめ直し変化に気づきやすくなることで、より生きやすく・暮らしやすく・働きやすくなること、また男性もふくめて社会全体が女性のカラダとココロの変化に寄り添いやすい環境となるよう、今後も多くの方の声に耳を傾け、より良いサービスを提供すべく努力して参ります。
デザインのポイント
『ルナルナ』は、女性の健康情報サービスとして、フィーチャーフォンから20年以上に渡り、携帯端末の進化や社会のニーズなどに合わせながら、お客様が温かさや親しみを感じられるデザイン性を維持してきました。誰もが「自分のためのデザイン」だと感じられ、より良い生活を手助けするツールであり続けるために、日々お客様からの声をもとに、多様化する女性のお悩みや、長い人生のなかで変化していくライフステージに対応できるUIデザインを心がけています。
(担当デザイナー:+Design部 三ヶ尻 麻紀、井上 彩)
『乗換MAPナビ』サービス担当者インタビュー
交通総合ナビゲーションアプリ『乗換MAPナビ』とは
目的地を指定するだけで、徒歩、電車、バス、その他交通機関を組み合わせ、最適なルートをまとめて提案する、交通情報総合ナビゲーションアプリです。
リアルタイム更新システムにより、渋滞遅延や迂回情報などの運行情報や交通情報も即時反映し、安心で快適な移動体験を提供します。
サービスにかける想い
近年、MaaS(Mobility as a Service)のニーズが高まり、人の移動を支えるナビゲーションサービスの重要性が増しています。
地域住民や旅行者の移動に対応した複数の交通サービスを最適に組み合わせたルート提案や、緊急時の医療施設情報、災害時の避難ルートなど、交通以外のサービスと連携し、それらの情報を移動中のユーザーにもリアルタイムでお知らせすることで適切なナビゲートを行える即応性も必須となっています。
『乗換MAPナビ』はそうした多様化する交通ニーズに応え、ユーザーに快適・安全な移動体験を提供する事を目指しています。
デザインのポイント
交通手段の発展に伴いMaaS(Mobility as a Service)のニーズが高まりを見せる中、従来の乗換案内はもちろん、ドアtoドアの一括検索や周辺検索、カーナビ、避難所検索など、交通系サービスの機能は多様化しています。『乗換MAPナビ』はそれら全てを内包しながら、どの機能も迷わず適切なタイミングで使えるよう、情報設計や視認性を特に注意しデザインしています。今回の受賞におきましても、そうした見やすさ・使いやすさを高く評価頂きました。
(担当デザイナー:+Design部 近藤 和宏、中野 景、山田竜也)
+Design部 インタビュー
受賞にあたって
+Design部ではデザイン品質向上活動の一環として、3年に渡り毎年グッドデザイン賞へのエントリーを推進してまいりました。本年度も2つのサービスで受賞することができたことを喜ばしく感じております。
特に『ルナルナ』におきましては、ロングライフデザイン賞という大変栄誉ある賞をいただくことができました。同サービスはフィーチャーフォン時代から、女性の健康を支えるためのサービスとして、デザイン面でも数多の改善を繰り返し、現在に至っております。
また、同時受賞となった『乗換MAPナビ』につきましても、多様化する交通サービスへのニーズを網羅しながらも見やすさ・使いやすさに配慮し、審査員からもデザインの品質について高評価をいただきました。関係部門の方やデザイナー達の日々の努力、そしてご愛顧いただいているユーザーの皆様のご支援があったからこそ成し得た成果であると心より感謝いたします。これからもエムティーアイの+Design部は、お客様の生活をより良くするサービスの制作に取り組んでまいります。
(上席執行役員/ +Design部 部長 高木 康憲)
2022年度グッドデザイン賞受賞祝賀会に登壇しました
今年度のグッドデザイン賞を祝う場として、11月1日(火)に、2022年度グッドデザイン賞受賞祝賀会が開催され、当社のデザイン部門である+Design部が出席しました。
祝賀会では、+Design部 部長の高木 康憲が登壇し、『ルナルナ』にてロングライフデザイン賞を受賞したことについてスピーチを行いました。
スピーチでは、受賞の喜びや、関係者への感謝をはじめ、『ルナルナ』というサービスが長い年月をかけてユーザーに愛されてきた背景や、世の中の変化に合わせてデザイン面がどのように変遷してきたかを語りました。
※ルナルナは、株式会社エムティーアイの登録商標です。