現在世界中で問題になっている『COVID-19』 特に高齢者介護施設の感染が顕著に問題になりました。なぜこれだけ感染が広がったか、まず高齢者が多い、病院と違って防護具がない、そしてCOVID-19対応の防護具の着脱の場所、場面、タイミングが確立されていない。様々な要素が絡み合って感染が拡大したと考えられています。

私が経験した話ですが、GWの前日の夕方、業界でも著名な感染管理認定看護師（CNIC）から入電。ある高齢者介護施設にいるんだけど、防護具が全くない。でも感染疑いの患者が多数いるので、COVID-19対応の様々な防護具を持ってき欲しいと。すぐ現場に急行。現場で防護具を渡し、即席でマスクや防護具の脱ぎ方など外でレクチャー。 後から聞いた話ですが、その高齢者介護施設はサージカルマスクだけで、看護師、介護士が患者のケアに頑張っていたとのこと。結果的には施設内感染が起きてしまいました。もっと前に要請が来て入ればと絶対に防げたはず。弊社は感染の防護具の供給もさることながら、人の動線分け、防護具の運用方法、消毒の方法などありとあらゆる感染対策のノウハウがあります。

その後は著名なCNICの方より他の高齢者介護施設からもヘルプ要請がございました。様々な防護具が提供できたため、1人の陽性患者だけで感染を食い止めることに成功しました。どこよりも早く対応でき感染を防ぐことができました。災害支援と一緒でスピード勝負です。今回のCOVID-19は物と運用の２つで確実に防ぐことができます。

弊社の代表取締役は絶対に医療を崩壊させないとスローガンを掲げ、まずは社員の安全の確保を最優先に業務方針の決定、そして世界で買い負けないよう物品の確保に奔走してました。紆余曲折はあったものの、様々な製品の供給を止めることなく対応できたのは医療業界で弊社だけといっても過言ではありません。

全国の非常事態宣言は解除されておりますが、医療関連施設は第二波に備えて準備が始まっております。そしてモレーンが輸入している感染対策製品の殆どが、今回のCOVID-19対策の重要な役割を果たします。世界でCOVID-19関連の防護具の争奪戦が激化してますが、買い負けないよう、日本の医療を支えていきます！