学びの場としての OST(Open Space Technology) とは? - MOBILUS TECH BLOG
ゴールデンウィークはみなさまどのようにお過ごしでしたか? 私は地元に帰りチャンバラ貝をたらふく食べるという念願を果たして帰ってきました。(なお、執筆時点の現在はGW前です) どうもMIYA.TOMOです。 ...
https://mobilus.hatenablog.com/entry/2026/05/07/165713
✅ 組織のコミュニケーションを活性化させたい
✅ 新しい取り組みに興味がある
✅ モビルスのエンジニア文化を知りたい
(「早く OST について知りたいよ!」という方は読み飛ばしてください。)
高知県出身。工学部を卒業後、SIerとして自治体向けの給与システムや人事システムなどの開発を行っていました。SIerとして Java言語とオンプレミス環境 での開発経験を積む一方で、趣味の時間にはNode.js、AWS、Vue.jsやReactなどのモダンな技術を使ってシステム開発を行っていたことから、こういった技術を実際の業務でも活用したいと考え、2023年8月にモビルスへ参画しました。
現在は、製品開発のかたわら、AIに仕事を任せている間にブログを書いたり、新入社員への技術支援を行なったり、採用活動を行なったり、横断プロジェクトを進めたり、他の製品のプログラムをのぞいたり、多岐にわたる業務(?)に携わっています。
余談ですが、前職は比較的お堅めの会社だったので、モビルスに来ると、服装も自由で、ちゃんとフレックス制度で勤務していて、週2回リモート勤務もあって、「こんなに自由な会社があるのか!これが東京か!!」と思いました。
モビルスでは以前からエンジニア間の交流の場としてLT会 (ライトニングトーク) を開催していました。
LT会とは、参加者の中から自分が話したいテーマを持ちより、1人5分の持ち時間の中でスライドを使って参加者の前で発表するというものです。しかし、LT会ではコミュニケーションが一方通行になりがちで、回を重ねるごとに発表するメンバーが固定化するなど、エンジニア間の関係性の質の向上に繋がっているか疑問に思うところがありました。
そこで、よりコミュニケーションを図れる方法がないかとアンテナを張っていたところ、あるTechカンファレンスで OST (オープン・スペース・テクノロジー) と呼ばれるワークショップを知りました。それから、有志が集まり、検討を重ねて、このたび、チームの枠を超えたエンジニア間の交流と学びの場として「第1回OST」を開催することができました。
参加者からいくつかのトークテーマを募り、各テーブルにトークテーマを割り当て、参加者は自由にしゃべりたいテーマのテーブルに移動して話し合いを行います。
モビルスでのOSTの目的は以下としました。
「普段交流の少ないメンバーやチームと課題を共有し、アイデアを持ち帰ろう」
OSTについてのルールなどをまとめたスライドを作成し、事前にSlackで共有しました。
本来のOSTではリーダーシップを育むためにテーマ出しを当日のオープニングの場で行いますが、今回はエンジニア間の交流を目的としており、場所の時間的な制約もありましたので、事前にテーマを決めることにしました。
モビルスでは次のようなトークテーマでOSTを行いました。
図1. トークテーマ
今回はエンジニア中心のワークショップでしたが、今後はビジネス側にも広げ、「この製品仕様ってなんでこうなってるんだっけ?」「今後、この製品をどのようにブラッシュアップしたらいいか」「ビジネス側では生成AIをこのように使ってます!」といった、日頃の疑問や課題やナレッジを組織を横断して話し合い、問題の解決やナレッジの共有を行う場に成長できたらと思います。
オープニングで開催内容を簡単に説明します。その後、各自が興味のあるテーマのテーブルに移動し、話し合いを行います。
セッションの開始時に発案者の人はGoogle Meetの会議を開き、自動で議事録の作成を行います。セッションが終わると各自が次のセッションに向けてテーブルを移動し、次のトークテーマについて話し合いを始めます。終わりの時間がきたら解散します。
OST終了後、発案者は議事録を共有ドライブに格納し、参加者に向けて共有します。
本来のOSTでは円形に椅子を並べますが、今回は社内メンバーのみであり、モビルスは日頃から上下関係をあまり意識することのないフラットな社風であるため、普通に椅子を並べて座りました。Division長の三谷氏より開会の挨拶とOSTの目的やルールなどの説明の後、各自が移動を開始しました。
私は「モビルスで採用したい人材ってどんな人?」に参加しました。各採用担当者ごとに採用の観点があり、このような見方もあるのだと発見もありました。ただ、それぞれが違った観点で評価する一方で、やはり、モビルスとして共通する採用のポイントもあり「新しいことにチャレンジする人」に来てほしい点はその場にいた全員の総意でした。
モビルス バリューに「Empowering to challenge (新しい価値を創造する先駆者になろう。失敗してもいい、挑戦した人を称え、共に支えよう。)」という言葉もありますが、社員の共通認識としてモビルス バリューが浸透していると実感しました。
モビルスバリューについてはこちらを参照ください。
第2セッションでは「NewRelicって何?」に参加しました。私自身はNewRelicのMeetupに参加した程度の経験値で、他の方もNewRelicに詳しくない人たちが集まったため、「さて、どうする....」となりましたが、OSTの原則である「ここにやってきた人は、誰もが適任者である。」を胸に、Meetupで学んだことを共有させてもらいました。
NewRelicのコンソール画面を見ることも初めてだった (はず) なので、その場にいたメンバーにNewRelicで何ができるかイメージしてもらうことができ、さらに話が発展して「フロントエンドでも使えるのでは?」という話になり、Geminiを使いながら短時間でNewRelicへの理解を深めることができました。このように、未知の技術に対してもみんなで面白がって学んでいくのがモビルスのエンジニアの特徴だと改めて感じました。
Divison長もスペシャリストも入社1年目・2年目の新入社員も、バックエンドエンジニアもフロントエンドエンジニアもQAもインフラもR&Dチームも、役職や立場に関わらず同じテーブルを囲んでそれぞれの考えを伝え合い、各所で大いに盛り上がりました。時間が足りないなどの声もあり、各テーブルでしっかりと話し合いが行われていたのではないかと思います。
実施直後にアンケートを実施し、以下のような結果になりました。
一部を抜粋してご紹介します。
多くの方にとって有用なワークショップとなり、アンケートに回答してくださった全ての方が開催の継続を希望している、という大変嬉しい結果になりました。
アンケートの自由入力では「雑談ベースで話せて楽しめました。」「交流のない方とコミュニケーションが取れました。」「新しい視点を得ることができました。」「自信のないことでも発言をしやすかったです。」など、OSTの良さをうまく活かすことができたワークショップになりました。
まだ初回のため、もの珍しさもあり満足度は高かったように思いますが、マンネリ化せずに継続的に開催し続けていくことが今後の課題となります。
継続的に開催することでメンバー同士の関係性の質の向上や、学んだことを自分の言葉で説明するスキルの向上を図りアップに繋げ、日々の業務でもチームを横断してメンバー間で連携が取れるような自律したエンジニア組織を目指しています。
OSTについてもっと詳しく知りたい方は、モビルスのTechブログも記事を投稿しておりますので、ぜひご覧くださいませ。
モビルスでは、今回のような新しい取り組みも面白がりながら、一緒に「自律したエンジニア組織」を作っていく仲間を募集しています!「OSTについてもっと詳しく聞いてみたい」「モビルスのエンジニアと技術の話で盛り上がりたい」という方、まずはカジュアルにお話ししてみませんか? 下の「話を聞きに行きたい」ボタンから、お気軽にご連絡ください!