三菱自動車は、世界160ヵ国以上の地域で販売を展開しており、売上比率の90％が海外となります。また、三菱自動車ならではのやりがいとして、一人ひとりが担う仕事の範囲が広く、少数精鋭で若いうちから大きな仕事にチャレンジできる環境があります。

今回は、入社5年目で海外駐在となり、現在も三菱自動車のタイの現地法人「Mitsubishi Motors(Thailand)Co.LTD」のラムチャバン工場（三菱自動車グループで最大の生産台数を誇る工場）で活躍している櫻田さんに、成長の手応えや仕事のやりがい等を、レポートしてもらいました！

Sakurada Ryo ◆CAREER◆　　 　　　　　　　　　　

2014年4月　新卒で三菱自動車工業(株)へ入社

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2014年9月　新人研修後、人財開発部岡崎人財開発Grへ配属【新卒(大卒事技)採用、社員教育を担当】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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2018年6月　MITSUBISHI MOTORS (THAILAND) CO., LTD.へ休職派遣【ラムチャバン工場にて人事・総務関連業務全般を担当 】

♦Q1現在の仕事内容について教えてください。

ラムチャバン工場の人事・総務全般の幅広い領域を担当しています。工場内の安全衛生活動や工場労務費の分析、社有車管理や福利厚生等、工場全体の業務が円滑に進むよう現地スタッフと連携、サポートし、効果的に業務推進を図る役割を担っています。 会社をより良くするには社員エンゲージメント向上が非常に大事なキーワードです。社員の皆さんに「この会社で働き続けたい。活躍して自身も成長したい」と感じてもらい、会社が持続的に成長するための大切な役割を担っていると感じています。特にラムチャバン工場は三菱自動車グループで最大の生産台数を誇る工場ですので、その責任も重大です。 私のように若い年次からでも、広範で責任ある業務を担当させてもらえることは、海外駐在ならではの魅力です。

（写真上）第三工場のオフィスで勤務をしています。ラムチャバンには完成車工場が3棟、エンジン工場、KD用梱包工場が各1棟、合計5棟の工場があります。

◆ある一日のスケジュール◆

0７：３０-０８：００ 始業準備（スケジュール確認等)

０８：００-０８：３０ 上司との情報共有　(毎日の習慣にしています)

０８：３０-１２：００ 業務※１

１２：００-１２：５０ 昼休み

１２：５０-１９：００ 業務※１

１９：００ 　　退社

１９：３０-２２：００ 自由時間※２

２４：００ 就寝

※１業務・・・関係者とミーティングをしたり、現地スタッフと資料を 作成したり、毎日異なる様々な業務があります。安全衛生活動のため、現場に足を運ぶこともあります。日中に打ち合わせ等で時間が確保できなかった場合には、定時後（１７：１０以降）に挽回をすることもあります。メール処理や翌日のスケジュール確認に当てることが多いです。

※２自由時間・・・タイでは外食がほとんどです。平日でもお酒のお誘いがあれば飲みに行くこともよくあります。体をほぐしにタイマッサージに行くことも。

◆Ｑ２　仕事をする上で心がけていることは何でしょうか？

「現場」「コミュニケーション」を大事にするように心がけています。 日本でも「三現主義(現地・現物・現実)」はよく耳にしますが、海外では言葉のギャップがあるので、実際に現場に足を運び、正しい情報を、直ちに得ることを心掛けています。 また、幅広い業務を遂行するには周囲との連携が不可欠です。必要な情報を適切なタイミングで適切な人と共有していくことで、一人では解決できない問題も解決に近づきます。現地スタッフや他部門駐在員からサポートを得ながら仕事を進めるようにしており、今後も心がけていきたいです。

♦Ｑ３　海外での勤務経験から学んだこと、成長を実感したことはありますか？

赴任して一年足らずで様々な新しい経験をしましたが、異なる環境への適応力がついたことが、最大の変化です。 今回の赴任は私にとって初めての人事異動で、業務・人間関係・生活環境、全てが劇的に変わりました。赴任直後は全てが新しく一種の興奮状態で過ごしていましたが、赴任から3か月程経った頃には新鮮さにも慣れ、漠然とした孤独感や不安感に襲われることが多い時期もありました。上司や周囲の人に相談をしたり、社外の人との交流を積極的に持ったりすることで、今では前向きに楽しみながらタイで仕事・生活をしています。まだまだこれからですが、グローバル企業の一員として非常に良い経験をさせてもらっています。

（写真上）現地の大学生をテストコースに招き、授業の一環としてものづくりプログラムを実施しました。

♦Ｑ４　休日の過ごし方を教えてください。

タイは、年の半分は酷暑が続き、日に何度もスコールが降る雨季もありますが、日本に住んでいた頃よりも休日はアクティブに活動しています。釣り・ゴルフ・マラソン・ダイビングなど、赴任してから始めたものが多いです。本場のタイマッサージも格安なので、毎週のように通っています。年に3回の長期連休にはタイの離島に行ったり、海外旅行をしたりして過ごしています。休日はしっかりとリフレッシュして、メリハリをつけて仕事に取り組むように心がけています。

（写真下）タイに来て初めて釣り上げた魚です。この後、煮魚にして美味しくいただきました♬

（写真下）タイ工場の駐在員の皆さんと、マラソンに参加しました！

♦Ｑ５　最後に、当社を目指す方にメッセージをお願いします。

販売台数の90％を海外が占める当社では、多くの社員が海外を舞台に活躍しています。最近は入社5年目程度の若手が派遣されるケースも多く、私自身、若いうちからチャンスをもらえたことはとても恵まれていると感じています。 業界のトップメーカーではないですが、「独創的で存在感のある商品・サービスを通じて世界中のお客様の”Ambition”を実現させたい」という私たちの“Ambition”に共感してくれる方と、一緒に働けることを楽しみにしています！