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世界を、そして世の中のライフスタイルも変えていける自動車メーカー MITSUBISHIの魅力

自動車メーカーのお仕事に現時点興味のある方もない方も、一度は読んでいただきたいコンテンツをご用意いたしました!かつてない変革期にある自動車業界で、いま女性社員が活躍している理由を、理系出身女性社員のお二人にインタビューし、探ってみました。

◆八丁裕子(商品戦略本部 市場情報室/工学部物質化学工学科卒)2018年時点

◆大越ともみ(商品戦略本部 EVソリューション部/理学研究科数理・物性構造科学専攻卒)2018年時点

◆有吉晋作(司会:人事本部 人財開発部マネージャー/心理学部卒)2018年時点

【Chapter1】 自動車メーカーには女性社員が存在感を示すチャンスがある☆

有吉:就職活動のこと、もう忘れたかもしれないけど(笑)、思い出して話してください。お二人とも、全くバックグラウンドが無かった自動車メーカーである三菱自動車との出会い、きっかけは何だったのでしょうか?

八丁:私は化学系出身だったので、化粧品や食品メーカーに就職する人が多くて、そういうところを自分も受けていました。でも、本当に行きたいと思って受けていないから、もちろん受かりませんでした。(笑)そこで、遅まきながら自己分析をしてみたのですが、自ら理系を選択したからには、すでに女性がたくさんいる会社ではなくて、男性の多い会社に入って、女性にしかできない理系の仕事をしよう、という考えに行き着きました。当事の三菱自動車はまだ女性の募集を強化していなくて、ここには私が存在感を示すチャンスがあると思い、応募しました。正直、三菱製の自動車のことはパジェロしか知らず、また自動車の免許も当時持っていなくて、自動車自体の知識も全く無いに等しい状態でしたが、履歴書を書くのに間に合わせるように免許も取得するなど、業界研究を徹底しておこなうことで、入社することができました。具体的には、隙間時間に日経ビジネスの記事を読みまくったり、毎晩大型書店に通いつめて、今の自動車業界や将来のモビリティの在り方に関する本や雑誌を読みあさったり。とにかく調べられるものは何でも調べました。こうした業界研究を通して、理系の勉強をしてきた女性が活躍する機会が実は沢山あると気付きました。

大越:私は物理系出身で、最初は家電メーカーを中心に就職活動をしていました。身近なものを作る仕事に関わりたかったのです。そんな時、ある合同説明会で、一番さみしそうだった三菱自動車のブース(笑)を訪問してみたのが出会いです。そこで社員の方にお話をうかがって、自動車も身近な存在だとあらためて気付きました。そこから、三菱自動車のことを調べるようになって、電気自動車っていいなとか、少しずつ思うようになったのがきっかけでした。あのとき、もし三菱自動車のブースがさみしそうでなく賑わっていたとしたら、今の私は存在しないってことですね。(笑)

有吉:その説明会だけ、たまたまだと思いますよ。人気がなかったのは!(笑)


Chapter2】 学生時代に学んだことは違うけれど、異なる形で活かされる☆

有吉:自動車メーカーに入社することは当初全くイメージしていなかったというお二人ですが、学生時代に理系として研究していた内容って、実際に活かされることはあったのでしょうか?お二人とも、現在の商品戦略本部に異動する前は、開発部門でのお仕事に従事されておられましたが。

大越:開発での仕事内容は、大学で研究していたこととは、やはり全然違いました。大学では、30年後の未来に役立つような基礎研究をしていました。やや自己満足的な感じの研究だったのですが(笑)、自動車という「5年後身近なもので、形になるもの」を作れること、これには大きな意味がある、と思いました。また、研究で培った、「なんで?なんで?」と物事を追求していく問題解決のプロセスは、開発での仕事に活かされていました。エクセルで資料をまとめたりする部分も重宝されることが多くあります。

八丁:私は研究内容が分析化学で、実現するのは何十年も先という基礎研究をしていました。研究自体は今の仕事に直接何かの役に立つということはないのですが、一方で入社後は自動車のことを学ぶのに技術資料を読み込むことが必要で、その文献を読み込むスピードと理解力には活かされていると感じました。入社後は難しい技術資料を分かり易くする、日本語を日本語に翻訳するような仕事もしていましたので、そこの部分はトレーニングされていたと感じます。

大越:入社して最初の頃は自動車の分野については無知だったので、苦労することもありましたが、周囲の方が優しくサポートして下さって少しずつ理解が深まってくると同時に、自動車に対する愛情が芽生えてきました(笑)。教育プログラムも充実していて、本当に自分自身がレベルアップできました。


【Chapter3】「チームで仕事を進める」 「女性に優しい」 三菱ならではの思いやり文化☆

有吉:実際には、まだまだ自動車メーカーで働く社員には男性が多いと思います。女性社員が働く職場という観点で、実際に職場ではどのように感じていますか?まだ少数派な分、ものすごく丁重に扱われているとか?(笑)

八丁:そうですね。大事にされます。(笑)女性の先輩社員も、全員が大事にされてきた経験があるから、すごく優しいです。女性が少ないからこそ、女性の意見を積極的に聞く機会を特別に作っていただくこともありました。また、育休・産休についても、女性社員はもちろんのこと男性社員の理解もあって、積極的に取得しやすい雰囲気があります。一言でいうと「思いやりがある」会社だと思います。例えば、同じ職場のメンバーが休んでいるときも、積極的にカバーし合う仕事の進め方をするところ、チームで和気あいあいと仕事をするところは、他の会社と比較して進んでいるところだと感じます。境界線の仕事をお互いが取り合い、助け合う文化です。

大越:開発の仕事も同様で、チームで仕事を進めていく文化ですね。私は、仕事ってそういうものだと思っているから、他の仕事の進め方のイメージが湧きにくいです。新車種のレポートを作成する際でも、一人でなくみんなで一つのレポートをあげた、という感覚で、仕事を進めていきます。それに、女性に優しくする文化が根強く形成されている感じです。(笑)女性社員同士のコネクション形成のために、労働組合が女性社員だけのヨガ教室や料理教室を開催してくれたりもしました。あとは、タイヤを運ぶときには、女性は重たいものを持ってはいけない重量制限ルールがあって、先輩の男性社員が運んでくれたりもします。

有吉:私も、自分が入社する前は、「三菱」っていう名前の重厚なイメージから、とにかく固そうで真面目そうな印象を勝手に持っていましたが、入社してみたら全然違いました。三菱の先輩社員はとにかくフレンドリーで、温かくて、それに加えて自動車に対してとにかく真剣で熱いところに、惹かれました。ところで、お二人のワークライフバランスは実際のところどうですか?プライベートも充実していますか?

八丁:フレックスタイム、私はまだ独身ですけど使いまくっています。(笑)昨日も13時に出社しました。働き方改革の影響もあって、会議が始まる時間までに出社すればOKといったフレキシブルな雰囲気に、これからもっと変わってくるのではないでしょうか。

大越:カフェテリアプランも充実していて、私はよく使っています。先日も映画を安く観にいったり、旅行に行ったときにホテルに安く泊まったりしました。プレミアムフライデーも、超徹底していますよね。

八丁:プレミアムフライデーは、導入当初は月末最終週の金曜日に設定していたのですが、それだと経理部門など月末に業務が集中する部門が休めなくなるから、月末一週前の金曜日に、設定日が変わりました。そんなところまで社員のことを考えてくれている会社なんだ、と感動しました。(笑)


【Chapter4】世界を、そして世の中のライフスタイルも変えていける、自動車メーカー"MITSUBISHI"の魅力☆

有吉:最後に、理系出身の女性先輩社員として、学生の皆さんへのメッセージをどうぞ!

八丁:自動車業界は「男の世界」「オタク」っていうイメージが私もありましたが、これからの未来は確実に変わっていきます。そして、それは女性が自動車業界に加わっていくことで、変えていくものだと思います。そういう世界をつくりたいので、一緒に仕事する女性の仲間にたくさん入社して来てもらいたいです。今の私の仕事では、今までの自動車開発の流れを根本から変えることにチャレンジしています。これまでと同じ開発の流れだと、微修正に留まって同じようなタイプの車しかできないので、全く違う自動車開発の仕組みをみんなで考えています。色んな部署の方々を招いて、将来、社会やライフスタイルがどうなっていくかというところまで、深く考えています。自動車業界は今、100年に一度と言われる変革期にあります。MaaS(Mobility as a service)という車を使った新しいサービスが業界全体を席巻しはじめていますが、こうした変革期の中で、道路など基盤インフラをつくっていくのは実は自動車メーカーなので、社会を変えていける力があります。新しいことをしたいのなら、自動車業界も一つの選択肢だと思います。自動車は難しい製品ではないです。(笑)

有吉:自動車には「魅力」というよりも、ある意味で「魔力」がありますね。自動車が現時点好きな人も、現時点そうでない人も、関わる人がどんどん引き込まれていく製品です。これは自動車の、社会における存在感の大きさからくるものだと思います。

大越:自動車メーカーの仕事って、カスタマー側に近いところが最大の魅力だと思います。お客様が自分で買う商品を作るので、身近な家族から、世界中の、しかも発展途上国から先進国まで、幅広い人々がお客様になることが喜びになります。今やっている日々の勉強が本当に役立つのかな、と感じる日もあるかもしれませんが、意外な形で活用できることもあるので、腐らず卑下せず(笑)、努力しつづけてほしいと思います。私たちと一緒に、車の新しい未来をつくりましょう!

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