DTダイナミクス採用担当の岸本です。2023年12月にDTダイナミクスへ入社された
エンジニアリングマネージャーの渡邉さんにお話をお伺いしました。
組織マネジメントとの出会いがキャリアの転機に
IT業界でのキャリアは、SI(システムインテグレーション)のスタートアップに参加することから始まりました。 3人ほどの小規模な会社で、必死に仕事に取り組んでいたんですが、エンジニア未経験から初めて約10年間。現場でエンジニアとして働きながら、会社では取締役を務めながら、とにかく毎日走り続けるしかないような環境だったんですよね。その後エンジニアとして、 SIでの経験を活かしながら、もっと幅広い経験を積まなきゃ。という想いが強くなって、クラウドサービスに携わることを決め、Web会議システムを開発するブイキューブ社に入社しました。
ブイキューブに入社後はオンラインセミナーの配信システムリニューアルに取り組む開発者として従事していたのですが、開発組織のマネジメントに挑戦する機会をいただけたのが、非常に大きな転機の一つだったな。と思います。当時のCTOやトップクラスのエンジニアを見て、「あー、僕は勝てないな」って、競うのは無理だと思ったんですよ。それでも、自身のキャリアを諦めるわけにはいかないし、彼らのように強みをもったキャリアを作るにはどうしたらいいか。って考えていたので、マネジメントへの挑戦は、本当に素晴らしい契機だったと思います。
当時は、本気で「組織マネジメントやってやろう」って思っている人はまだ少なくて、更に開発経験を持っているとなると、もっと少なくて。だから「これだ!」って思ったのもあります。僕が競うのを無理だと思えた、優秀な技術者達と対話をしながら、彼らが気持ちよく働く場所を創れたら、凄い強みになるんじゃないかと。道が開ける感じがあったんです。 それが、今のキャリアの原点かもしれませんね。
その後も、もっと組織マネジメントスキルを伸ばしていきたいし、今の自分の力を試してみたいという想いが強くなって、バイトル等の求人サイトを運営しているディップに転職しました。ディップでは、メンバーを通して自身の組織マネジメントに向き合い続ける、貴重な4年間を過ごしました。
一般社員から始まり、エンジニア組織や情報システム部門を統括するポジションまで昇進させていただく過程で、 改めてメンバー視点からマネジメント視点まで、沢山の視座を得たり、自分の持ってる視座の再点検ができることで、自分のマネジメントスキルの下地をしっかりと固められましたし、併せて新しい刺激が沢山あって、大きく成長できたと感じられる、大切な4年間でした。当時のCIOや組織のメンバー、周囲の方々にサポート頂いて、本当に感謝しかないです。
その後、再びブイキューブに戻り、より経営に近いポジションで働かせていただき、新たな視座を踏まえた組織マネジメントを行うことができるようになってきたかな。と思っています。
DTダイナミクスとの出会い。稀有なステージへの挑戦
転職エージェントからの紹介をきっかけに、ミスミを初めて知りました。今までのキャリアとしても、製造業に縁もゆかりもなく、「何か面白い会社だなぁ」くらいの印象でした。カジュアル面談で吉田さん(DTダイナミクス 代表取締役会長)と道廣さん(同 代表取締役社長)と会話させていただき、自分の無知さにびっくりして、とても焦りながら会話していました。今だから言えることですが(笑)
ただ、逆にそれが良かったのかもしれません。カジュアル面談では、とんでもなく熱い想いを、先入観もなく感じられたことで、一気に魅力が増しました。ポイントとしては、本気でグローバルNo.1を目指していること。そして、夢ではなく、目標としていること。最後に、そのために会社まで立ち上げて、行動に移されていることですね。
なにより、DTダイナミクスの立ち位置は「稀有」だなと思います。親会社はプライム市場で活躍する大企業であり、世界中にサービスを提供している顧客基盤もあり、日本のGDPを支える製造業。そのインフラ(無くては困る存在)ともいわれるほど、高い価値がある事業を行っている。そこに、プロダクト開発のための会社として生まれたんですよね。
こんな重要なポジションの会社に、しかもまだ立ち上げたばかりでジョインできるって理解できたときに、プロダクト開発を行ってきた経験や、その中で行ってきた組織マネジメントの経験、そしてもっと経営から組織を作っていきたい自分の想い。そんな自分のキャリアの集大成が、しっかりと貢献に繋がると感じたことと、なにより、これからの自分が求める経験を積むことができる感じがしたのが、本当に魅力的だったので、ジョインを決意しました。
自分が望み行動すれば、いくらでも自分の手で、会社も自分のキャリアも成長できて、その先には大きな社会貢献を成すことができる夢みたいな環境です。やるしかないですよね(笑)
DTダイナミクスの将来像をしっかりと打ち出せるよう、道廣さんのサポートとして、色々とやらせていただくのと同時に、モノづくりに関わる全ての人たちが自慢できる組織になることを目標に、組織作りにも取り組んでいます。
今は「何をする人」という役割とか、あまり気にしてないですね。敢えて言うとすれば、「会社を良くするために出来ることは全部やる」でしょうか(笑)組織が小さいうちから、しっかりとエンゲージメント向上等にも取り組めるのも、DTダイナミクスの良いところだと思います。
見える化だけではなく、自主的・自発的に改善に取り組めるように、サポートもしっかりと行っていきたいですね。
DTダイナミクスをグローバルNo.1のプロダクト開発組織に。
僕が大切にしたいのは、色んな立場・役割を超えて、ミッション達成のために忌憚なく対話することができる「良質な関係性」を作り上げることです。それは、業務を支える強固な土台になるし、グローバルNo1を目指すために必要な組織文化にも繋がると思っています。ゆっくりでも、確実に育てていきたいですね。そして、DTダイナミクスに所属する、関係する全ての方たちが、そこら中に自慢できる会社に成長させていきたいと思います。
DTダイナミクスのVALUEは、「Ownership」です。当事者意識をもって勝手にやれ!ではなく、実行するために支えてくれる環境・制度、そして仲間がいます。私も製造業未経験で飛び込んでいますが、親会社であるミスミが提供してくれる研修もしっかりとしていますし、DTダイナミクスとしても、しっかり充実させていきますので、必要なことを学ぶ機会は沢山あります。
当事者意識を軸に、自分の視座を高めていきたい方や、DTダイナミクスに少しでも興味を持ってくださった方は、お気軽にお話しできたらと思いますので、ぜひカジュアル面談にお越しください!