【インタビュー】“ゼロからの挑戦”を支える側へ。元プロサッカー選手からキャリア支援の世界へ|畑田 真輝(mijica コンサルタント)
<プロフィール>
畑田 真輝(はただ なおき)
大阪府出身。高校卒業後、約8年間プロサッカー選手として活躍。引退後は日本瓦斯株式会社にて営業職を経験し、その後ITフリーランスのキャリア支援に携わる。2025年よりmijicaに入社し、営業・キャリア支援領域を幅広く担当している。
プロサッカー選手として約8年間のキャリアを歩んだあと、まったく異なるビジネスの世界へ――。
今回ご紹介するのは、mijicaで営業・キャリア支援を担う畑田真輝さん。スポーツという厳しい勝負の世界で得た経験が、いま“誰かの挑戦に伴走する仕事”へとつながっています。
「ゼロからの挑戦をしている人のそばで、自分もゼロから挑戦したい」
そんな想いを胸に、キャリアの軸を見つめ直し、mijicaという“人を大切にする組織”を選んだ畑田さんのこれまでと、いま、そしてこれからを伺いました。
「挑戦者のそばで、今度は支える側に立ちたい」──原体験からつながったキャリアの軸
── はじめに、畑田さんのこれまでのご経歴を教えてください!
高校卒業後、約8年間プロのサッカー選手として過ごしていました。その後、日本瓦斯株式会社にて5年間、総合エネルギー事業の営業職を担当しました。
さらに、ITフリーランスエージェント業を営む会社に2年ほど従事した後、mijicaにジョインし、ITフリーランスのキャリア支援に携わっています。
── スポーツの世界からキャリア支援へ。大きな転機だったのではないでしょうか?
私にとっての大きな転機は、サッカー選手としてのキャリアを終え、ビジネスの世界に飛び込んだことです。「いつかビジネスの世界でも勝負したい」という想いがずっと心の中にありましたが、当時は学歴もキャリアもなく、自分に何ができるのかも分かっていませんでした。
そんな中、生活に密着したライフライン系の営業職に就き、成果がすべて評価される環境で自分の力を試していきました。営業として経験を積む中で徐々に自信もつき、あるとき、ふとサッカー時代に支えてくれた“エージェント”の存在を思い出したんです。「誰かのキャリアに伴走し、人生の選択を支える」その姿勢に、強く共感しました。それをきっかけに、自分もキャリア支援の側に回りたいと思うようになり、特に“ゼロからの挑戦”という意味で、フリーランスの方々のキャリアに伴走したいと考えるようになりました。
また、営業として多くの企業を見ていく中で、これからの時代、ITの力なしではどんなビジネスも成り立たない――そんな確信を持つようになりました。だからこそ、整備された大手ではなく、あえて未完成な環境に飛び込み、“0→1”の価値を生み出すことに挑戦できるベンチャー領域に強く惹かれました。
「0→1にもう一度挑む」──“理想のキャリア支援”を実現するために選んだ場所
── 前職から転職を考えたのはどんなきっかけがあったのでしょう?
前職にジョインした当初は、企業として成長フェーズにあり、スピード感のある環境でさまざまな経験を積むことができました。ただ、事業フェーズとしては“1→10”の段階であり、すでにある程度の型や成功パターンが確立されていたんです。
私自身が目指したいのは、“誰かのキャリアに本質的に寄り添い、伴走する存在”。その理想に近づくには、もっと自由度が高くて、何もないところから組織や仕組みをつくっていける“0→1”の環境に再び挑戦したいという気持ちが強くなりました。
その想いが明確になったタイミングで、次のステージへと踏み出す決意をしました。
── 転職活動をする中で、大事にしていたことはありますか?
「誰と、どんな想いで働くか」これは、今回の転職活動において一番大切な軸でした。
昔から、広く浅くよりも狭く深く人間関係を築くタイプで、目の前の人やその人の大切な人を大事にしたいという想いを強く持ってきました。そうした想いがあったからこそ、自分が目指す働き方を実現するには、価値観を共有できる人たちと一緒にいることが必要だと考えるようになりました。
代表の赤木さんとは、前職のときから関わる機会が多くあり、その人柄や、会社の名前に込められた想いに触れたとき、「この人となら、一緒にその価値観を広げていける!」と感じました。
実を言うと、入社の一番の決め手は、赤木さんの“人の良さ”だったんです。人が良すぎて、この人の将来が逆に心配になってしまって(笑)。妻に対して感じた感情とまったく同じで、「この人を支えたい」と思いました。
「目の前の誰か」に本気で向き合える環境で働くということ
── 現在の業務について教えてください!
mijicaでは営業全般を担当しており、営業数値に関わる領域に責任を持っており、KPI設計や予算の選定、営業上の課題抽出、新たな施策の立案など、戦略レイヤーの業務を中心に担っています。
意思決定そのものは代表が担っていますが、計画立案や実行には広く裁量をもたせてもらっています。今後の組織拡大を見据えて、業務フローの整備や仕組み化にも着手しています。あわせて、フリーランスの方々とのキャリア面談・継続的なフォロー、クライアントとの商談や新規提案、クロージング支援にも関わっており、戦略から現場まで一貫して携わっています。
── 入社後に感じた前職との違いや、mijicaだからできることはありましたか?
一番大きく感じたのは「周囲の支え方の形」です。前職ではチームで動くことが多く、リソースが足りない場面でも自然と助け合える環境がありました。
一方、今は限られた自分のリソースの中で、業務の質と成果をいかに最大化できるかを自分で考えて実行する環境。その分、自走力が問われ、自分自身の在り方や働き方に対する意識も大きく変わったと感じています。
また、mijicaだからこそチャレンジできているのが、「身近な存在を大切にする」という想いが、すべての言動に一貫して反映されていること。だからこそ、営業やキャリア支援でも、他社にはない丁寧さや温かみのあるサポートができていると実感しています。
目の前の人に、誠実に、真摯に向き合い続ける
── 日々の業務の中で、やりがいを感じる瞬間はどんなときですか?
やりがいを強く感じるのは、フリーランスの皆様から「畑田さんに担当してほしい」とおっしゃっていただいたときや、クライアント様から「素敵な方をご紹介いただきありがとうございます」と感謝の言葉をいただいたときです。初めてその言葉をいただいたときは、思わず画面越しに笑顔がこぼれてしまいました。自分が信じてやってきたことが、相手の信頼に繋がっていたんだと実感できた瞬間でした。
私は、目の前の方のキャリアに本気で寄り添いたい、そしてその方を通じてクライアント企業の成長や事業の発展にも貢献したい、という想いを強く持って日々向き合っています。だからこそ、そのような言葉をいただいたときには、自分の想いが伝わったという実感があり、とても感慨深く、心からのやりがいを感じます。
人と人の間に立つ役割だからこそ、信頼や感謝の言葉が何よりの励みになっています。
── お仕事をするうえで、大切にしていることがあれば教えてください。
私が仕事をするうえで大切にしているのは、「目の前の人に誠実であること」、そして「自分自身がプロとしてどうあるべきかを常に問い続ける姿勢」です。具体的には、mijicaが大事にしている“カスタマーファースト”を意識し、目の前の方にとって最善の提案やサポートができるよう心がけています。
相手の話をしっかり肯定的に受け止め、丁寧かつスピーディーに対応すること、良いことがあれば素直に称賛することも忘れずにいたいと思っています。
また、すべての人にリスペクトを持って接すること、小さなことでも地道に継続すること、当たり前の中にある価値を見落とさず、日々感謝の気持ちを持ち続けることも、自分の中で大切にしている軸です。分からないことは理解できるまで徹底的に調べ、失敗を恐れずに挑戦する。そして、「自分はエージェントのプロである」という意識を持ち続ける。そうした日々の積み重ねが、信頼と成果につながっていくと信じています。
想いに共感し、“ゼロからつくっていく”仲間と一緒に働きたい
── これからmijicaで一緒に働いていきたい仲間は、どんな人でしょうか?
「身近な存在を大切にする」というmijicaの理念に共感してくれる方です。私たちの仕事は、誰かの人生やキャリアに深く関わるものだからこそ、目の前の人に本気で寄り添う姿勢が大切になります。
また、「0→1で何かをつくること」にやりがいを感じられる人です。整っていないことも多いですが、自由度の高い環境の中で考え、形にし、仕組みにしていくプロセスを楽しめる人には、とてもフィットすると思います!
そして、変化の激しいIT・HR業界の中で、前向きに学び挑戦し続けられる人です。決まった正解がないからこそ、自分なりの仮説を持って動き、仲間と協力して前に進んでいける方と、ぜひ一緒に働きたいと思っています!